ロスアンゼルス(Los Angels・米国) 1993年4月28日(水)
| 旅の前書きの続き。このときはエルサルバドルとかが怖かったので、「遺書」を書いて出たのだった(あまりに気恥ずかしくて捨ててしまったが、大事な持物を「誰々に上げます」とか書いたと思う。)。初めて中米に行く山野氏に不安を与えてはいけないが、本当はこっちも不安だったのである。そして、蚊取り線香と虫除けスプレーはもちろん、何とマラリア予防薬まで飲んでいたのだ。これは麻布台1丁目にあるインターナショナル・クリニックというところで手に入る。医者も患者も全部外国人のところで、行く国を説明したら、全部マラリアがある国だと言われ、1週間に1錠飲む薬を5錠、7,500円(×2人分)で買うことになってしまった。後で考えれば、100万都市のサンサルバドルやテグシガルパ、文化的で既に行ったこともあるコスタリカの都市でマラリアにかかるというのは、まあ、宝くじで1,000万円当たるぐらいの確率だと思うし、ジャングルで宿泊でもしない限りは大丈夫だ。そして、虫除けと蚊取り線香の力もあるし… この薬に副作用もあるかもしれないので、止めた方がいいと思う。もちろん、アマゾン川下りとか、マラリアがかなりはやっているかもしれない地域に行く場合は、ここで手に入れるという方法もあろうかと思う。 | 行きの飛行機は大韓航空で、山野氏とは離れた席で、隣りはアルゼンチンに住んでいる韓国の女性。英語・スペイン語・日本語(ときどき)の3つを使って、日本人と韓国人が会話するという変な状況。彼女は高倉健が野球の監督役の映画(タイトル忘れた)を見ながら大爆笑。外国人選手が古い体質(儒教的?)な日本のプロ野球のチームに入って、習慣の違い等にびっくりするという映画だったが、韓国人に凄く受けていたというのは、韓国も投射したのか、それともステレオタイプな日本を見て笑えたのか? |
| ロスアンゼルスから中米への飛行機は夜中に出る。全てかどうかは分らないが、少なくともほとんどとはいえる。そこで、「米国ではお登りさん」たちにとっては、せっかく来たのだから何か見ようと思うのである。今回はリトル・トーキョーとやらに行って見ようということになり、バスで向かう。日本の商品がある。あと、日本のVHSでも写る(米国合法・日本裏)ビデオというものを結構盛んに売っているようだ。6年も前の話だが、今はどうなっているのだろう。
散策しているうちに、メキシコ人地区のようなところに迷い込んだ。我々は1軒の店に入り、メキシコのビールを飲んで、トルティージャを食べた。結構暖かな目で注目されていたように思う。映画で見るような典型的なメキシコ人だらけで、音楽もメキシコのものがかかっていて、もう中米に着いたような気分。ちなみに、メキシコは北米。 |
また反省しているのだが、この日はメモを取っていないし、写真すら撮っていない。必死で過去の記憶を辿っている。レシートもないようだ。地図を見ると少し思い出した。オルベラ街というところのようだ。ユニオン駅のすぐ近く、リトル・トーキョーから歩いて1キロ程度のところ。そこで、急にメキシコに入り込んだようになる。強盗とかが出る地域なのかもしれないが、2人だったので、結構大胆に動いている。日本人はあまり行かない所だと思うが、中南米へのオリエンテーションとしてもいいと思う。何か心の準備ができたような感じ。「待ってろ、エルサルバドル」と言えるほどではないが… |
次の記事へ
「1993GW エルサルバドル・ホンジュラス・コスタリカ・米国」へ
| 公開日 | 12 de Jun. 1999 |
| 最終更新日 (デザイン・スペルミス修正) |
13 de Ene. 2009 |