メデジン(Medellín)(1999年1月6日(水))
メデジンは、多分日本人の間で「外国の恐そうな町アンケート(選択式)」をやったら1,2位を争うことは間違いがないだろう。麻薬マフィアの町、'94ワールドカップで自殺点を入れてしまったアンドレ・エスコバル選手が殺された町としてか知られていないと思う。しかし、コロンビアは10の事実が90として報じられ、残りの90の事実が10としてしか報じられていない。日本でのコロンビア関係の報道は、「日本はヤクザが支配している」というのと同レベルのものが平気でされているように思えるのだが…
メデジンは、人口約200万人(カリと2位を争う)、盆地で気候は常春、景色もきれいで特産品はランという近代都市である。バランキージャからのバスは、驚くほど近代的に整備されたバスターミナルに到着した。明け方に着き、まだ暗いのでタクシーでホテル(Aparta Hotel El Cristal)に向かった。ちなみに、クリスタルの「タ」にアクセントを付けるとスペイン語っぽくなる。こぢんまりしたホテルだが、部屋にはテレビ・冷蔵庫があり、ホームページ(閉鎖)まで持っているので、あまり必要性は感じないものの日本から予約もできると思う(その「親玉」のコロンビアの旅行ガイドページはこちら。ただし、いずれもスペイン語)。
このホテルの近くにメトロのプラド(Prado)駅があり、2つ3つですぐ脇にバスターミナルがあるカリベ(Caribe)駅がある。このメトロは数年前にできたばかりらしく、ガイドブックにもあまり出ていないようなので、少し説明しておく。メトロとはいうものの、3階ぐらいの高さを走っているので、眺めは最高である。5〜10分に1本のペースで時間通り(!)走っており、チケットは全線均一料金で(往復・回数券等あり)、50円程度だったと思う。メデジンの町を東西南北に走っており、短時間でこの町を概観するのにはベストの方法ではないだろうか。そして、「騒音と悪臭とゴミと渋滞と熱気の町(熱気以外はセントロのみの話だが)」、バランキージャから来たものとしては信じられないことなのだが、とても清潔で駅にはゴミ1つなかった。車内に落ちていたゴミも、ブラジル訛り(?)の言葉を話す男が拾って降りて行った。感動! ここはコロンビアなのに… いや、「これもコロンビア」というべきか。ホテルでテレビを見ていたら、「露店」をどうするかというテーマの番組をやっていた。「町をきれいに」、これは大都市共通の問題であり、日本でもコロンビアでも同じ課題なのだろう。
メデジン・メトロの概要
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| 残念ながら、サッカーはオフシーズンで、アトレティコ・ナシオナル(ナシオナル・メデジン)の試合を見ることはできなかった。ちなみにスタジアムは2つあったが、一つはカリベ駅の隣りのウニベルシダ(Universidad)駅の前、もう一つはサンアントニオ(San Antonio)駅とサンハビエル(San Javier)駅の間のエスタディオ(Estadio)駅の前。後者は大スタジアムで、プロの試合はこちらのみかもしれない。そして、その晩に行った食堂のテレビでは、ユースのウルグアイvsコロンビア(中継?)をやっており、ウルグアイが1−0で勝った。「ダメだこりゃ」という感じで、タイムアップと同時に数人の客が静かに席を立った。 |