BRASIL HOT HOJE
No.2 SANDY & JUNIOR (08/12/02)

サンディ&ジュニオールは姉弟のデュオ。父親が30年以上活動を続けている有名なグループの「シタジーニョ&ショロロー」のショロローだったということもあり、幼い時からショービジネスの世界で育った。1991年、サンディ8歳、ジュニオール7歳の時ファーストアルバムをリリース、以来現在に至るまでにアルバム12枚を発表している。そのほとんどの作品でゴールド・ディスクを獲得、近年の数作品は100万枚以上のセールスを記録。今までにジルベルト・ジル、ミルトン・ナシメント、エンリケ・イグレシアス、ブリトニー・スピアーズといったビッグ・スターと共演を果たしている。映画「タイタニック」のブラジル版テーマはサンディがカヴァーした。2001年のロック・イン・リオにも出演、2002年にはラテン・グラミーにノミネートされた。現在(2002年12月)、ブラジル全10大都市を縦断ツアー中。リオではマナカラン・スタジアム(20万人収容の世界でも最大規模のサッカー場)を満員にし、サンパウロでは南米最大規模のホールで3日間連続開催する。来年は英語で歌ったアルバム「Internacional」を引っさげヨーロッパを中心に全世界に向けて本格的に活動開始する予定(日本は抜けているのが残念)。歌だけでなく役者業にも興味を持ち、TVグローボで放映中の学園ドラマ「サンディ&ジュニオール」では当然ながら主演を務めている。エリス・レジーナとホイットニー・ヒューストンを目標にしているサンディと、ギターをはじめドラムやコンガも演奏するマルチ・プレーヤーのジュニオール。二人ともまだ二十歳前の末恐ろしい姉弟デュオである。
アルバム・ピックアップ紹介
QUATRO ESTACOES/UNIVERSAL/DVD 9/2000

今回はDVDを紹介。2000年、サンパウロで開催されたショーを収録。これまでのヒット曲を中心に構成されたステージは、メロウ・ファンクありラテン・ロックあり、更にはレゲエや弦楽4重奏をバックにしたバラード等、様々なスタイルがミックスしていて典型的な現代のジョベングアルダ・スタイルと言える。会場のお客さん(ほとんどティーン・エイジャーと思われる)と一体になり場内を興奮のるつぼに導くステージ構成は、例えブラジル特有の楽器を使わなくともブラジル音楽の一つのスタイルとして充分存在をアピールしている。常にファンを大切に思い、ほんの少しの間でも交流をしようとする姿勢は、一時の人気に自惚れて調子づいている日本のアイドル達も見習うべきだろう。
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