MINHA INCLINACOES MUSICAIS

 

No.02 夏のはじまり

どっかの雑誌のコピーみたく、”夏はボサノヴァ!”なんてこれっぽちも思って無いのですが(皆さんもそうですよね?)、この時期になると聴きたくなるアルバムが幾つかあるのです。今回はそんな作品を集めてみました。

 

ANTONIO CARLOS JOBIM/PASSARIM/VERVE 833 234-1/1987

筆者とブラジル音楽の出会いは1986年の夏、アントニオ・カルロス・ジョビンの来日公演をTVで観たのがきっかけでした。このアルバムは大学に入った初めての夏休みに、延々繰り返し聴いていました。そんな訳でこのアルバムを聴くと今でも、教習所に通いやっと免許を取りあちこちドライブに出かけてたあの夏の日々を思い出すのです。

 

MARCOS VALLE/SAMBA'68/VERVE V6-5053/1968

「BRAZILANCE!」よりこっちの方が好き。英語で歌っている事以外は非の打ちどころの無い作品。前妻アナ・マリアのチャーミングな歌声も最高(今では巨漢のオバさんになってしまったとか...)。CD再発された去年の夏はリピート・プレイで聴いていました。

 

OS TRES BRASILEIROS/BRAZIL:LXIX/CAPITAL /1964

ブラジル本国では「OS TRES MORAES」名義で活動していた三人兄妹。アメリカ進出に伴いグループ名を変えたはいいが、このジャケットはちょっとかわいそう。本人達はとってもキュートです。スキャットとコーラスの曲を中心にアメリカ向けにコンパイルした作品。アメリカで発売されたアルバムなので、タイトルも「BRASIL」では無く「BRAZIL」です。ちなみに「LXIX」は「64(シックスティー・フォー)」と読むらしいです。

 

OS TRES MORAES/SOM MAIOR SM 1537/1967

そう、本当はこんな人達です。ボサノヴァというよりジョヴェン・グアルダの人達です。グルーポ・マニフェストとか好きな人なら気に入ってくれると思います。筆者は一時期このアルバムに収録の「CALL ME」をただひたすら繰り返し聴いていました。

 

DAVE MACKAY&VICKY HAMILTON/SAME/IMPULSE! AS9184/1969

ジャズの名門「インパルス」に残された異色作。この作品を”パチもの”扱いするのはもったいないです!ブラジル人以外が演っているボサノヴァとしてそのクオリティは5本の指に入るのでは?男女ツイン・ヴォーカルにサックス&フルートが優しく絡み、体感温度が5度は下がる納涼リラクゼーション・アルバム。○ッ○のサックスとはセンスが違う!コンガもボンゴも使っているが許す!

 

AQUARIUS/SAME/CONTINENTAL/1.07 405 098/1976

こちらも男女ツイン・コーラスを主体としたグループの、(恐らく)最大のヒット作。シコ・ブアルキの「カロリーナ」をはじめ、トニーニョ、ドナート、ジョビンやカイミ等の曲をジャジーにカヴァー。エレピが心地良いです。雨上がりの日曜日に聴きたいアルバム。

 

LUIZ BONFA&MARIA TOLEDO/BRAZILIANA/PHILIPS 852 081/

この夫婦も別れてしまった。ルイス・ボンファにとって「あの夏の思い出」になってしまったのでしょうか、もう2度と聴きたくないらしくCD化の話を断り続けているらしいです。見つけたら即買いの一枚(当時日本盤も出ていましたので比較的見つかりやすいと思います。)。「WHISTLE SAMBA」〜「TANTO AMOR」の流れが最高に美しい。ルイス・ボンファ最高の作品と決め付けてしまおう。

 

 

No.01 MINHA INCLINACOES MUSICAIS No.03

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