MINHAS INCLINACOES MUSICAIS
No.31 フォホーを踊ろう!
一昔前は田舎の音楽として都会の人々からは敬遠されていたきらいもあるフォホーですが、数年前の大規模なブームを受け、今ではすっかりティーンエイジャーの週末の過ごし方として定着したようです。日本でも局地的に盛り上がってきました。今回はあえてフォホー界のビッグ・スターは外し、現場で人気の若手からローカル色の強いグループを紹介します。Nikkeiイベントでもよくかかるので、チェックしておこう!
FALAMANSA/SIMPLES MORTAIS/DECKDISC

根強い人気のファラマンサ。3枚目になると貫禄も出てきました。ジャケ写からも(決して伝統芸能では無い)ポピュラー・ミュージックとしての現在のフォホーの認識が伝わってきます。タイトル曲はスマッシュ・ヒットとなりました。
FORRO RAIZ/ENSINANDO FORROLONA RECORDS

ファラマンサのヒット以降、その路線を踏襲するグループは物凄く増えました。これもその一つ。ほとんどレゲエのノリです。
ACARAJE COM CAMARAO/ACARAJE COM CAMARAO/OASIS

古くはランバダの時代から活動していた彼等、地元を拠点に活動中です。フォホーというと土臭さが魅力ですが、彼等は海です。紅一点のキャロルの声質に潮風を感じます。
KEIJO COM MEL/A BANDA JOVEM DO FORRO/POLYGRAM

94年のこの作品あたりからフォホーにもホマンチコ化の波がきたようです。演奏家、評論家からは酷評されていますが、一般大衆からは支持されているのも事実。同時期のパゴーヂ、アシェーあたりと比較研究するのもおもしろいかも。
MESSIAS LIMA & FORRO GIRL'S/MESSIAS LIMA & FORRO GIRL'S

親父と美女4人による歌と演奏。それにしても凄いグループ名だ...。
XUPANOMANGA/FOREGGAE/SOMLIVRE

その名の通り、フォホーとレゲエをミックスチャーさせた内容です。マラニョンあたりではレゲエ・フェスティバルも頻繁に開催されているようです。
LIMAO COM MEL/TALISMA/FOR ALL/

このグループも大人気です。シラフで聴くとたいした事無いように思うのですが、肉の焼ける匂いとカイピリーニャがあればたまらなくよく聴こえます。もうそこはブラジルです。
MASTRUZ COM LEITE/MOTO TAXI/SOMZOOM STUDIO/

こういう安っぽいグループが人気なのは以前は理解に苦しみましたが、ブラジルに行って謎が解けました。ブラジル音楽が好きでそれでもこういうのに抵抗がある人はまずブラジルに行って下さい。
TRADICAO/HABANERA BRASILEIRA/UNIVERSAL

最近2ndアルバムをリリースしたばかりの気鋭のグループ。アプローチが斬新で、ラップが入ったり、フォホーから途中でバトゥカダが挿入されたりと、音楽的にもおもしろい!
FORROCATU/FORROCATU/OASIS/

これはフォホーとマラカトゥのミックス。正直、音だけ聴いても良く分からないのでライヴが観たい!
FRANK AGUIAR/AUUL...VIVO/FA MUSIC

この人も大人気です。昨年、日本に来てジェット・コースターにハマったようです。再来日激希望。
BANDA FUBA DE MILHO/AS MELHORES/SOLUTION

これはベスト盤です。ルックスはどちらかというとアシェー界の人達に近いです。あのマリーザ・モンチの「アモール・アイ・ラブ・ユー」をカヴァーしています(もちろんフォホーで)。
XAPADAO/FORRO/TRATORE

Eベースも入る若手5人組ですが、基本はきちっと抑えていて聴いていて気持ち良い。リオで毎週土曜の夜に開催される北東部出身者が集うフェイラのことを歌った「フェスタ・ヂ・サン・クリストヴァン」、フランスやイギリスより日本が好きと歌う「パステウ・ダ・ジャポネーザ」等、歌詞も良い感じです。
FORRO CACANA/FORRO CACANA/SONY

TRAMA系かと間違えそうなオシャレなジャケットですが、フォホーの人達です。ハベッカも入りフォホーの新しいスタイルを模索しているようです。
MARIA/MARIA/SUM RECORDS

これは良い!ワネッサ・カマルゴにも似たルックスと、本格的な歌唱力でフォホー界の未来を背負って立つと思います。自作曲も収録。