MINHA INCLINACOES MUSICAIS

 

No.09 魅惑のコーラス

日本人なら誰もが好きだといえるコーラスもの。日本国内ではあまり流行らなくなってしまいましたが、ブラジルではまだまだ多くのグループが第一線で活動しています。それもいろんなスタイルのコーラス・グループが存在しているのですよ。ここでは超有名のグループからまだあまり知られていないグループまで幾つか紹介します。

 

QUARTETO EM CY/QUARTETO EM CY/EMI-ODEON /1972

ブラジルのコーラス・グループと言った時に絶対にハズせないのがこのグループ。日本でもファンは多いです。「クアンド・カーニヴァル・シェガール」の憂いさに泣く。

 

QUARTETO EM CY/QUERLAS DO BRASIL/PHILIPS 6349 351/1978

エン・シーはもう一枚。どのアルバムも素晴らしいのですが、個人的に最も気に入ってるのがこの作品なのです。カエターノの「ラブ・ラブ・ラブ」最高!他も名曲揃い。

 

MPB4/INTERPRETA CHICO BUARQUE/BARCLAY 8270711/1985

そのクアルテート・エン・シーの兄貴分といえるのが、このMPB4(エミ・ペー・ベー・クアトロ)。共演も数多くやっています(実は夫婦もいます。)。この作品ではシコ・ブアルキの名曲の数々を歌っています。男声4人のコーラスというと暑苦しく感じるかも知れませんが、全くそんな事は無いですよ。それどころかメントスみたいな清涼感あるハーモニーで聴かせてくれます。是非一聴を!(でも何故かジャケ写は皆上半身裸。)

 

OS CARIOCAS/A BOSSA BRASILEIRA/PARADOXX 3208015 1/1997

ボサノヴァ・ブームの遥か昔から活動しているコーラス・グループ。この近作は、彼等なりのボサノヴァへの愛情表現。ドミンギーニョスの参加が日本人の私達には意外に感じるでしょう。マルコス・ヴァーリの「もしもし」は、マルコス本人のテイクより先にこちらに録音されていました。

 

CEU DA BOCA/CEU DA BOCA/PHILIPS 6328 358/1981

ジャキス・モレレンバウムの奥さん、パウラ・モレレンバウムが在籍してた事で知られるコーラス・グループ。なんと総勢11名によるブ厚いハーモニー!

 

SALINAS/PAZ,AMOR E SAMBA/COPACABANA GLOBAL GSL 7007/197?

70年代前半に活動していたらしいサリナス。詳細は不明な点が多いが、割とソフトな4声ハーモニーでジョルジ・ベンやA.C&Jをカヴァー。ワルター・ワンダレー・ライクな鍵盤奏者もいい味だしてます。当時日本盤もリリースされていました。そのときのタイトルはズバリ「平和と愛とサンバ」!。

 

VIVA VOZ/VIVA VOZ/EMI-ODEON 31C 062 421188/1979

エドゥ・ロボの名盤「テンポ・プレゼンチ」に参加していたヴィヴァ・ヴォズ。ミルトンやジャヴァン、ジョイス等のナンバーを男2人、女4人のハーモニーで駆け抜けていく。ジャズ〜フュージョン好きにもお勧め。

 

OS CANTORES DA LAPINHA/AS MUSICAS BADEN POWEL E PAULO CESAR PINHEIRO/ELENCO ME 63/1970

この作品、バーデンの作品と誤解されているようだけど、正確にはオス・カントーレス・ダ・ラピーニャのバーデン集に、そのバーデン本人がゲスト参加したという作品。エレンコ盤なんだけど、エンヘードでもそのまま使えそうなサンバを男女混声で歌ってます。ヴィニシウスとは一味違ったパウロ・セザール・ピニェイロの語感も聴きどころ。アフロ・サンバ的アプローチは少ないので、バーデン嫌いの人も安心して聴けますよ。

 

O QUARTETO/O QUARTETO/PHILIPS R765.055 L/1968

青春コーラスその1。青臭いハーモニーが売り(?)。このアルバムではマルコス・ヴァーリやジョビンの曲を取り上げています。

 

BOCA LIVRE/BOCA LIVRE/INDEPENDENTE BL 0001/1979

青春コーラスその2。とは言ってもこのグループのキャリアは古く、実はモメント・クアトロというグループ名で60年代後期から活動してます。この作品は自主制作ながらトニーニョ・オルタやダニーロ・カイミ、パウロ・ジョビンなんて人も参加している裏名盤。10年ほど前に、某民放の「世界音楽巡り」的番組(司会マリアン)にブラジルの新人コーラスグループとして紹介された事もありました。

 

CONJUNTO ARPOADOR E VOZES/SAMBAS DE TODOS OS TEMPOS/CAMDEN CALB 5193/1969

う〜ん、ジャケで損してるのが非常に残念。本当はナイス・ジョブなコーラス。シコ・ブアルキやドリヴァル・カイミ、ノエル・ホーザ等々のサンバ系の曲を歌ってます。ヒルド・オーラも参加。

 

OS TINCOAS/OS TINCOAS/RCA 103.0207/1980

いわゆるアフロ・バイーア系のグループ(否サンバ・ヘギ)。讃美歌をも思わせる宗教的和声と故郷アフリカから湧き出るパーカシッブなリズムの融合美。

 

BANDA DE PAU E CORDA/REDENCAO/RCA 103.0129/

エドゥ・ロボをもっとネイティブにしたような北東部の解釈。随所に現れるフルートとハーモニーの絡みの透明感が、まるで山間の湧き水を思わせるようで限りなく美しい。

 

 

No.08 MINHA INCLINACOES MUSICAIS No.10

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