
Ultimaはコンピュータロールプレイングゲームの元祖と言われる、アメリカのゲームです。
とは言っても、私自身Ultimaについては誰かに説明できるほど詳しい訳ではないので、手元の資料を参照させて頂きます。
まずは、西谷 史氏の「ウルティマ妖魔変」のあとがきより。
ウルティマというのは、今や世界中の人々に親しまれているパソコンRPGのシリーズの名称です。
作者のロードブリティッシュは、1980年の第1作発表以来、1987年までに4つの作品を発表していますが、すべて米国パソコンソフトのヒットチャートの1位に輝き、中でも「ウルティマIII」と「ウルティマIV」は1年以上チャートの上位に腰を据えるという超ベストセラーとなりました。
日本でも「ウルティマIV」の完全移植版がパソコンソフトの歴史を塗り変える大ヒットとなったのに加え、ファミコン向けにアレンジされたバージョンも長い人気を保っています。
ヒットした最大の理由は、小説顔負けに徹底的に練り上げたストーリーの面白さでしょう。(中略)
「ウルティマI」〜「ウルティマIII」はもう一つの地球というべきブリタニアを舞台に魔道の者による危機が訪れるたびにその地に赴いた原地球の人間が救済を試みるという設定で作られています。(中略)
「ウルティマIV」は舞台こそ同じブリタニアであるものの、それまでのシリーズとはまったく趣を異にし、単に悪役をやっつけるという物語ではなく、プレイヤーが精神的な修行を積んで聖人(アバタール)になる過程をゲームの中に描いてみせます。
聖人になるわけですから、ただ強ければいいというわけじゃなく、やたらと魔物を殺したり、登場人物との会話で嘘をいったりすると、先に進めなくなるということが起こります。…(後略)
本当は初期のUltimaの舞台はソ−サリアなんだけど、原文のまま (角川文庫/「ウルティマ妖魔変」西谷 史)
このあとがきはUltimaについて書かれた文としての引用はどうかとも思うのですが、わかりやすくていいのではないでしょうか。
ここからはLOCUS発行の「Ultima 公式ファンブック」を参考にUltimaシリーズの歩み(苦笑)をちょっとだけ。
![]() |
Ultima OFFICIAL FANBOOK 金井 哲夫 著 LOCUS発行 |
1979年、高校を卒業したばかりのリチャード・ギャリオットが1人でプログラムし、アルバイト先のショップで自費出版した、3Dダンジョンを含む世界初のコンピュータRPG「Akalabeth」。後に大手ゲーム出版社から発売されたこのゲームがウルティマの土台になっている。
1980年、大学1年のリチャードが「Akalabeth」を改良した「ウルティマ」を制作した。以後、
1982年、「ウルティマII」、
1983年、「ウルティマIII」、
1985年「ウルティマIV」が発売。
1987年の「ウルティマV」以降は、プレイヤーは聖者アバタールとして、8つの徳の精神を尊重しながら多くの謎をとき、ブリタニアの問題を解決してきた。
1999年、20年間ウルティマ=究極の名に恥じない、常に時代の最先端を走り、コンピュータゲームの進化を引っ張ってきたウルティマシリーズは「UltimaIX」をもって一応の終わりをみた。
しかし、その世界観は、世界初のオンラインRPG「ウルティマ・オンライン」に受け継がれている…
というよりむしろ今では、ウルティマといえばオンラインゲームで、古くからのウルティマファン(といっても私はあんまり古くないけど)としては、ちょっと複雑な心境かもしれない。
と言うわけで(?)ずーっと、環境が整わなくて出来なかったウルティマオンラインですが、やっと遊べるようになりました。何で今更…の気分ではありますが、ちょっとだけ体験記。
UO・Young体験記