小学校学校放送・行事用レコード〔3〕ELS-3050 67.3 コロムビア
これは某筋より譲っていただいた学校流出品。
なかなか使い込んでありました。レーベルはなぜか銀(鑑賞ものと同じ)。
(A)入退場用行進曲
1.船のりの夢(平吉毅州) 2'21"ルート作曲
「歌唱教材として比較的知られている」そうですが知らないなあ?
といっていたら、歌詞の情報が入りました。THANKS!!
"それいかりあげ、なみのりこえて"ではじまる宮林茂晴氏の作詞(訳詞か?)のものです。
歌詞を載せるとうるさいので、歌詞全文の問い合わせはメールにてどうぞ。
2.いいやつ見つけた(平吉毅州) 2'15" イギリス曲
早い話が「ロンパールーム」のテーマですね。
3.野をこえ山をこえランランラン(平吉毅州) 2'27"
これもレトロなアレンジです。
4.小学生マーチ(草川啓) 3'50" 外国曲
アコーディオンのソロ(佐藤圭男) むすんでひらいてなどのメドレーで
室内向けのような感じ、小学生というよりこれでは幼稚園では??
ここまで4曲どれもかなりレトロな演奏です。
5.おもちゃの兵隊(伊藤辰雄) 2'48"イェッセル
6. 口笛吹きと子犬(伊藤辰雄) 3'50" プライヤー
いずれもおなじみの曲を行進できるようにアレンジしたもの。
行進曲関係は伊藤辰雄氏がよく出てきますね。
(B)入退場用駆け足行進曲
1.わらべうたメドレー(伊藤辰雄) 2'42"
低学年向きというが、これにあわせて駆け足するのはかなり難しい。
2.クシコスの郵便馬車(越部信義) 2'08"ネッケ
鑑賞教材でおなじみの曲。人によっては運動会の方がなじみがあるかも。
そういう編曲です。
3.トランペット吹きの休日(越部信義) 2'34" アンダーソン
中学校のものにも収録されているほか、モノラル時代からあるいわばスタンダード曲。
越部信義氏の軽妙な編曲が冴えます。
4.「道化師」からギャロップ(兼田敏)1'34" カバレフスキー
これもおそらくモノラル時代から続いているものと思われる。
高学年の真剣勝負の徒競走によく使われました。
5.収穫の歌(伊藤辰雄) 3'48" ドゥナエフスキー
これも中学校ものに収録されている名曲。
原曲は聴いたことがないのだが。
解説には「高学年女子の行進などにはどうであろうか」とあるが、当時としては「高学年女子」という
言葉が不純な想像を喚起させるとはよもや思うまい(笑)。
室内入退場用音楽
1. おおブレネリ〜谷間のキャンプ
2. 大きな古時計
3. 牧場の小道
これらは中学校ものと全く同じ。すこしは変えたらどうかと思うのですが。
解説文より
>これまでの入退場用のレコードは児童の実態にそぐわないものばかり
クラシック的な行進曲のことを言っているのだと思われる。児童のなじみのある曲を採り入れてということでこれら少々迫力不足の行進曲集ができたということであろう。集合時などのBGM的に使うなら良いが、上手に行進をさせる目的には不向きのものもある。>現代(1967年ころ)の児童は行進がへたである。
朝礼退場などでも日常的に音楽に合わせて行進しているのだが、特段に指導することもなく、何となくぞろぞろ歩くだけになっているのであろう。>もっと体育の時間などに行進の練習をさせることが必要ではなかろうか
朝礼退場などでもわざわざ一周して隊形を変えたりしてみるのも良い試みであろう。
選曲も前奏→第1マーチ→第2マーチ→トリオといった行進曲の形式に則ったきちっとした曲を用いたほうが取組みやすいと思われる。学年によりテンポ(歩幅)が異なるため、本来なら曲ごとに速さ(音符=108の様に)を記載するのが望ましい。そもそも小学校だと全校一斉行進はなかなかむずかしいものがある。
尚、小学校向けの行進曲はこのほかにELS-3048に朝礼時の行進曲という形で収録されている。
うちにはこのLPはないが、たしかシングルにもある「5月のマーチ」あたりが入っていたと思われる。
中学校学校放送・行事用レコード〔3〕ELS-3055 67.3 コロムビア
入退場行進曲
1.長時間用メドレー(越部信義) 8'12"
牧場の小道~夏の山~谷間のキャンプ~ホルディリディア~粉雪のポルカ
2.線路は続くよどこまでも(伊藤辰雄) 2'48"
3.調子をそろえてクリッククリッククリック(伊藤辰雄) 1'45"
4.草競馬とバンジョーならせば(伊藤辰雄) 3'00"
5.聖者の行進(伊藤辰雄) 2'36"
これら並足編はどれも迫力に欠く演奏です。
時節柄(?)あんまり勇ましいのは嫌われていたのでしょうか。
入退場用駆け足行進曲
1.収穫の歌(ドゥナエフスキー・伊藤辰雄) 3'48"
原曲を知らないのですが、なかなか良いアレンジです。
2.トランペット吹きの休日(アンダーソン・越部信義) 2'34"
これはモノラル時代にもあったもの。定番ですかね。
ラジオ体操
ラジオ体操第1 指導あり(服部正/(指導)紅林武男/(ピアノ)丹生健夫)
ラジオ体操第1 指導なし(服部正/(ピアノ)丹生健夫)
ラジオ体操第2 指導あり(団伊玖磨/(指導)紅林武男/(ピアノ)丹生健夫)
ラジオ体操第2 指導なし(団伊玖磨/(ピアノ)丹生健夫)
なにやらキングレコードからラジオ体操第三のCDがでているとか。
*本件ラジオ体操CDについてはこちらへ
「みんなのマーチ」 キング SKK-1009 1970
NHKみんなのうたやキャンプソング(死語)などで知られた曲を集めています。全て並足です。速さの記載はありませんが屋外での歩行に適するように意図的にリズムを強調してつくられています。形式も全ての収録曲についてほぼ同じ形式がとられています。トリオは編曲者が新たに作ったものです。ともすれば行進しにくくなりがちなこの種の曲でもここまで配慮すれば立派な行進曲となります。
編曲者は福田一雄(A1,B1,B6)と小川寛興。演奏は福田一雄指揮レオンブラス・オールスターズです。
解説に曲の由来が載っていて今まで知らなかったことがたくさん出ていました。A1 おお牧場はみどり チェコ民謡
A2 ゆかいに歩けば E.メーラー
西ドイツ「オーベルキュルヘン少女合唱団」のテーマ曲。
A3 ドミニク スール・スーリール
"ドミニクニクニクこころやさしく"とペギー葉山が歌った曲だそうです。
A4 ドレミのうた R.ロジャース
A5 線路は続くよどこまでも アメリカ民謡
もとは過酷な労働歌なのだそうです。「みんなのうた」が明るい歌詞をつけて普及させたようです。
A6 フレール・ジャック・マーチ フランス民謡
"鐘つきのジャック"という遊戯唄だそうです。聴いたことはあってもタイトルは今の今まで知りません
でした。
A7 ピクニック イギリス民謡
"昭和34年頃に歌声喫茶から大流行し、今(当時)でも職場のコーラスやピクニック・ソングと
してよく歌われている"とあります。「歌声喫茶」「職場のコーラス」「ピクニック・ソング」
いまや全て死語ですね。
B1 おおブレネリ スイス民謡
アメリカのキャンプソングとして英語で歌われたものがはしりだそうです。
B2 海のマーチ ショー
NHK毎週土曜日夕方の「たのしいうた」のなかでとりあげられてこのタイトルとなったそうです。
探しているのはコロムビアのものです。
B3 歌声ひびけば H. ノイブラント
ウィーン少年合唱団が映画で歌っていたそうです。
B4 調子をそろえてクリッククリッククリック オーストラリア民謡
これもペギー葉山によって日本に伝えられた曲。
B5 牧場の小道 チェコ民謡
"ストドラ・パンパ"ともいわれています。
B6 アルプス一万尺 アメリカ民謡
原曲は全く山とは関係ない曲。日本アルプスの槍ヶ岳が10000尺なのでこのタイトルになったそうです。
いやあ知りませんでした。小槍は子山羊じゃないのね(笑)。
B7 後甲板にて アルフォード
アルフォードは"ボギー大佐"を作った人。英国版「軍艦マーチ」といったところ。

「こどものマーチ」 コロムビア KK-5044,KK-5091 1962,63

「マーチアルバム(自主制作CD)」を編纂された八木氏からこのたび貴重な音源と資料をお借りしました。多謝!!
コロムビアの10吋盤。SP時代から継承されているような曲の感じです。
"みんなうたった、あのうたこのうた"ということですが、ワタクシは知らない曲ばかりでした。
運動会での激しい行進曲いうより日常のBGMのほうがあっているような曲です。
岩河三郎、越部信義、草川啓の編曲が三者三様でおもしろいです。目隠しテストをやってみたかったですね。
もっぱら静かな曲系を扱うことの多い草川啓氏が編曲している行進曲というのも独特の味があります。その1 河村光陽傑作集より KK-5044 62.4
河村 光陽【かわむら・こうよう】
「かもめの水兵さん」「グッドバイ」「船頭さん」「リンゴのひとりごと」「夕やけ小やけ」(草川信作曲「夕焼け小焼け」とは別)などの作品を残した作曲家。明治30年(1897年)8月23日生 福岡県 昭和21年(1946年)12月24日没A1 赤い帽子白い帽子 河村光陽 越部信義/コロムビアオーケストラ
A2 なかよし行進曲 河村光陽 越部信義/コロムビアオーケストラ
実際は二曲つながっています。
A3 あまがさからかさ 河村光陽 岩河三郎/コロムビアオーケストラ
A4 (ランニング)やっこのお使い 河村光陽 草川啓/コロムビアオーケストラ
各面の最後をランニングマーチに統一しています。探しやすいようにという配慮です。
B1 なかよし小道 河村光陽 草川啓/コロムビアオーケストラ
B2 ひばりの赤ちゃん 河村光陽 草川啓/コロムビアオーケストラ
実際は二曲つながっています。
B3 さるかに合戦 河村光陽 草川啓/コロムビアオーケストラ
B4 うれしいひなまつり 河村光陽 草川啓/コロムビアオーケストラ
実際は二曲つながっています。
B5 (ランニング)やぎさん 河村光陽 越部信義/コロムビアオーケストラ
越部信義氏ってかんじの軽快な駈足曲ですが、さすがに古さを感じます。ちなみにその2も河村光陽傑作集(KK-5045)で、「かもめの水兵さん」「早起時計」「おはようの歌」「おべんとうの歌」「なんだったっけな(駈足)」「お花のホテル」「こども行進曲」「とんがり帽子」「グッドバイ」「りんごのひとりごと(駈足)」ということです。
その3 海沼実傑作集より KK-5091 63.4
海沼 実【かいぬま・みのる】
(M42/1909〜S46/1971) 松代出身の作曲家。 「里の秋」「みかんの花咲く丘」「ちんから峠」「夢のお馬車」「あの子はたあれ」「おさるのかごや」「見てござる」「からすの赤ちゃん」「お花のホテル」「蛙の笛」「ばあやたずねて」「やさしいおかあさま」などが代表曲。「ワン・ツ−・スリ−・ゴ−・」が昭和39年日本レコ−ド大賞童謡賞を受賞。A1 青い風 海沼実 岩河三郎/コロムビアオーケストラ
A2 夢のお馬車 海沼実 岩河三郎/コロムビアオーケストラ
二曲通し演奏です。
後に出る「青い風〜里の秋」メドレーと違い、のどかな「青い風」です。原曲のイメージに近いんでしょうね。
A3 あの子はだあれ 海沼実 草川啓/コロムビアオーケストラ
A4 みてござる 海沼実 草川啓/コロムビアオーケストラ
二曲通し演奏です。
A5 (ランニング)おさるのかごや 海沼実 越部信義/コロムビアオーケストラ
B1 たのしい朝 海沼実 岩河三郎/コロムビアオーケストラ
B2 からすの赤ちゃん 海沼実 岩河三郎/コロムビアオーケストラ
二曲通し演奏です。「たのしい朝」が今回一押しです!!
B3 かえるの笛 海沼実 越部信義/コロムビアオーケストラ
B4 里の秋 海沼実 越部信義/コロムビアオーケストラ
二曲通し演奏です。
B5 (ランニング)ちんから峠 海沼実 岩河三郎/コロムビアオーケストラ
これ、現代の運動会でかけてみたいですねえ。
| 行進曲は割とあちこちから出されております。ドイツ曲など本格的な行進曲は学校ではあまり使われないようです。当方はあまり関心無いですが、運動会ものは流行歌などを使い、寿命が短いので集めるのは容易ではないでしょう。「走れコータロー」の並足・駆足ってのが東芝かどこかからでており、ここらが元祖ではないでしょうか??
「希望」の行進曲ってのもあったのですがむちゃくちゃな選曲ですわな!!! 「草原の輝き」を探しているのですが出てきそうもありません。→出てきました!!ここへ |