| 某筋より運動会関係のレコードの学校流出品が入手できました。 運動会用として編纂されたものと、一般の行進曲を分けて掲載します。 |
マーチ・アルバム ビクター LV-574 1962.8
これはかなり古いもので25センチLPのモノラル録音。A面が高学年向き、B面が低学年向きとされている。
弦楽の入ったオーケストラ演奏もあり、格調が高く感じられる。行進にはこういう曲が適。
A1 鼓笛隊の行進 佐野雅美
A2 スポーツの祭典 佐野雅美
"双頭の鷲の、、" に似たイントロで始まる。
A3 入場行進曲 服部正
惜しい!! いい曲なのに針飛びしていて進みません。
A4 スポーツ行進曲 佐野雅美
日本テレビのそれとは違うものです。ニュース映画の様。
A5 行進曲「少年剣士」 金子三雄 佐野雅美
「赤胴鈴之助」のテーマ。時代を感じさせます。
B1 元気なマーチ 平岡照章
童謡メドレー。
B2 小学生行進曲 林光
弦楽がたっぷり使われていて卒業生入場曲にも使えそう。 ピッチが早いので入学式向けか?
B3 木馬のマーチ 小村三千三
何かそういう曲があったのかもしれませんが知りません。
B4 チューリップ・マーチ 小沢直与志
咲いた咲いたのチューリップではありません。
B5 キューピット・マーチ 小村三千三
特にB2-5あたりが当時の小学校を思わせる(筆者は生まれていない(笑))。
B4「チューリップ・マーチ」がなぜか猛烈に懐かしく感じましたが、筆者のいた小学校にはこの曲はなかったと思われるので幼稚園かどこかで耳にしていたかも知れません。潜在意識の深いところから呼び戻された感じがしました。不思議なものです。
ジャケットによれば、同時期のシリーズにかの「動物の行進(服部正作品)」もあるらしく、同曲が古くから存在することがわかる。コロムビアのものは一回で終わるがビクターのものは二回繰り返す(と思った)。
(02/10/01NEW)
マーチ・アルバム ビクター LV-572 1962.8
上記LV-574と同時期に発売されたもの。マーチアルバム(自主制作CD)の八木さんにお借りした音源です。解説も氏のコメントを参考にしています。演奏はビクター・オーケストラです。ブラスだけでなくホントに管弦楽なのが心地よいです!!
このアルバムのサブタイトルは「名曲から生まれた行進曲集」です。収録曲はSP時代からある音源らしいです。
A1 双頭の鷲 ワーグナー 佐野雅美
よく知られたの曲。アマチュア吹奏楽のような演奏(失礼千万!)
A2 赤いつばさ アメリカ民謡 寺岡真三
戦前から親しまれていた曲。トリオに"藁の中の七面鳥"が入っている。アメリカぽい。
A3 ボルガ・マーチ ロシア民謡 寺岡真三
トリオにステンカラージンがはいっている。ロシアっぽい(笑)。
A4 行進曲「流れ星」 フランス民謡 佐野雅美
"アビニオンの橋の上で"と"一日の終わり"のメドレー。これがどうして流れ星なのかは不明。
A5 足なみそろえて 外国曲 平岡照章
コロムビアにあった同タイトルとは別物。"かすみか雲か""小ぎつね""かっこう""ちょうちょ""山の音楽家""不明曲"ともりだくさん。"不明曲"は"春"という曲らしいです。
B1 天国と地獄 オッフェンバッハ 小沢直与志
定番曲。われわれの年代は伊藤辰雄ですのでこれはたぶん聴いたことがないです。演奏はまさに運動会仕様という編曲。
昔の運動会ならきっとなんどもなんどもしつこくかかっていたのでしょう。終わった後も耳からぬけませんね。
B2 マサニエロ行進曲 オーベル 小沢直与志
八木氏の自主制作CDにも採用された曲。原曲は歌劇"ポルテッチの唖(おし)娘"から。
用語が不適切(?)なので今は"ポルテッチの娘"といわれています。
やはりこの中でもこの曲際立っています。最近はあまり聴かれないのが惜しいところ。
B3 クシコス・ポスト ネッケ 小沢直与志
ご存知これも定番曲。他の編曲のものとはちょっとリズムが違い、シャッフル?していておもしろい(笑)。
クシコス分類法によると"最後は上げない"タイプとなります(知らない人はわけわかりませんね)。
B4 行進曲「よろこびの歌」 ベートーベン 服部正
この曲、コロムビアにもありますね。
これは駈足曲なのですが、さいごのところで躓き転びそうになります。行進曲には無理があるとおもいます。
B5 みんなで駈足 外国曲 平岡照章
"むすんでひらいて"などのメドレー。知らない曲ばかりでどこが区切りなのかさえわかりません。
絶滅曲(?)がけっこうあるのがわかります。
LV-572とLV-574 ほとんど見られない10吋盤。価値モン!!
(01/11/03NEW)
「運動会用行進曲集(幼児・低学年向)」 JV-2012
ビクター
30センチLPステレオ録音ですが、一部モノラル曲があります。
年代は不明。「世界の国からこんにちは」があるのでそのくらいの時代か? LPで\1000の頃。
いかにも幼稚園という曲が並んでいるのであまり興味はわかなかったのですが、なかなかレトロでよろしいです。
A面が並足(速足)、B面が駈足。
A1 まりととのさま 中山晋平 小沢直与志
A2 いぬのおまわりさん 大中 恩 越部信義
A3 おもちゃのチャチャチャ 越部信義 越部信義
作者自らアレンジの標準版!?
A4 オリバーのマーチ ライオネル・バート 東海林修
このころの行進曲によくとりあげられますね。
A5 世界の国からこんにちは 中村八大 塚原晢夫
A6 靴がなる 弘田竜太郎 小沢直与志
弦が入るオーケストラで途中には"ちょうちょ"がはいるのがまた幼稚園行進曲らしい。
A7 マーチング・マーチ 服部公一 越部信義
長時間マーチなのですが、曲自体があまり晴れやかではありませんね。開会式には不向きかも。
B1 むすんでひらいて 外国曲 佐野雅美
B2 わらべうた行進曲 わらべうた 小沢直与志
B3 汽車ポッポ 弘田竜太郎 佐野雅美
B4 はしるの大すき 佐藤真 越部信義
駈足行進にふさわしい曲。越部信義氏の得意とするところか??
B5 ふしぎなポケット 渡辺茂 越部信義
どうやってこの曲を駈足にするかと思ったらよくできていました。さすが!!
B6 おとぎ唱歌行進曲 田村虎蔵 小沢直与志
これも長時間曲。どこかできいたことがあるかもしれません。恐るべし小沢直与志。
ビクター・オーケストラ(A-1,4,5,6,B-1,2,3,6) ツイス室内楽団(A-2,3,7,B-4,5)
越部編曲のものがツイス室内楽団となっています。
(03/07/01NEW)
「運動会用効果音楽集(小・中高・一般向)」 JV-2013
ビクター
30センチLPステレオ録音です。年代は不明。上記JV-2012が幼児・低学年なので同時期のシリーズだと思われます。ところどころ使い込んであります。学校流出品かもしれませんね。

A1. ファンファーレ「威厳」 ヘンリー・パーカー 作曲 エリザベス式典管弦楽団 演奏
A2. ファンファーレ「華美」 ヘンリー・パーカー 作曲 エリザベス式典管弦楽団 演奏
なかなか本格的なファンファーレですね。2の方は高校野球かなにかの応援団できかれますね。
A3. 長時間行進曲「双頭の鷲の旗のもとに」(速歩)ワーグナー作曲 東京吹奏楽協会 演奏
9分の長い曲ですが、どこかでつなげているのかも。
LV-572には佐野雅美編曲・ビクターオーケストラのものがありますが、別物です。
こちらの東京吹奏楽協会のはきっちりした演奏です。同じ音源がその後も使われていそうです。
A4. 行進曲「史上最大の作戦」(速歩)ポール・アンカ 作曲東京吹奏楽協会 演奏
コロムビアにもありますし、結構流行っていたのでしょうかね。
これを聴いて思い出しましたが小学校に「大脱走マーチ」の入ったLPがあり、当時買ったばかりでしたが、
ワタクシは古い音源がすきなのであまり使いませんでした。でも「大脱走マーチ」は気に入っていました。
A5. 長時間行進曲「クシコスの郵便馬車」(駈足)ネッケ 作曲 ビクター・オーケストラ 演奏
編曲が書いてありませんが小沢直与志のものでしょうね。風が吹いたような音が入るのが独特ですね。
クシコスの長時間ものはこれまで見たことがありませんでした。
(今回このレコードをお借りした)クシコス・ポストに詳しい北海道の某コレクター氏によると、
"最後のはねるところで見え見えのテープ編集がされており、また頭に戻ってトータルで6分近い物になって"
いるそうです。原曲約3分ですので2回繰り返しですかね。
曲構成が頭にたたき込まれているので終わるはずのところでいきなりアタマにもどるのでわかるんですね。
素人にはわからないでしょう。さっすが!!
おとぎ唱歌行進曲もやはり長いものがありこのようにして作っているのでしょう。A3の「双頭の、、」も
そうかも知れませんね。A6. 天国と地獄(駈足) オッヘン・バッハ 作曲 ビクター・オーケストラ 演奏
LV-572と同じだと思います。
ビクターの学芸は古く、かつ息の長い曲があるそうで、SPからCD直前までしぶとく残っている音源もあるん
だそうです。この曲はなんとCDでも残っていて「実用BEST運動会」VICG-40210にはオリジナルバージョンと
編集して延ばしたロングバージョンの2種類も収録されているそうです。
コロムビアあたりはステレオ化の時に代えているようですが、学校、殊に運動会ならステレオもモノラルもないですし
関係ないといえば関係ありませんね。
A7. 優勝旗・杯・賞品授与曲「見よ勇者は帰る」ヘンデル 作曲 エリザベス式典管弦楽団 演奏
1分ちょっとの短い演奏時間なので、注意が必要です。
B面(1-5)は「競技用効果音楽 (ビクター・オーケストラ 演奏)」とされています。
この「、、感じ」という分類は、かの大作「学校生活 音楽・効果資料集」にありましたっけね。あちらはオリジナル曲でしたが、こちらは既存曲の構成です。レコードが少ない時代はこればかり繰り返されて終わってからも頭から離れなかったことでしょう。B1. スピード感 「国際急行列車」より 作曲者不詳
鑑賞教材からとったものでしょうか?本来なら冒頭は発車ベルと汽笛がつきます。
作曲者はコロムビア・東芝ではブーエとなっています。
B2. 勇ましい感じ 「トランペット吹きの休日」より アンダーソン 作曲
定番中の定番曲で各社から出ていますね。
あまり勇ましくないですねえ。特に中間。こちらもスピード感に近いです。
勇ましい感じなら"スイス軍の行進(ウィリアム・テル序曲)"の方が適してますね。
B3. おどけた感じ 「わらの中の七面鳥」より ガイヨン 作曲
コロムビアでも「オクラホマ・ミクサー」の行進曲として使われています。
あちらはアメリカ曲とされています。コミック競技向けということでしょう。
B4. たのしい感じ 「ビヤダル・ポルカ」より ビュボダ 作曲
おなじみの「ビヤだるポルカ」ですね。作曲者はコロムビアのはみんなティム・ベジベーラになっています。
カエサルとシーザーの関係かとも思いましたが、ビュボダをどう読んでもベジベーラにはなりそうもないですね?
昼休みにも使えそうですが、校内ではビールは控えましょう。
B5. かわいい感じ 「キューピーの観兵式」より
低学年のダンスなどの入場に向いていそうです。
鑑賞教材でも絶滅危惧曲。低学年にはいい曲だと思うのですが、「観兵式」が気に入らないのか(笑)、とんと聴かれ
ません。3分クッキングのテーマをこれにすべきです!!
B6. 螢の光 スコットランド民謡 ビクター・オーケストラ 演奏
出航の際に生で演奏しているというような感じの曲です。
いたずらに感傷的でもなく、行進曲というまでもない微妙な演奏です。
コロムビアの「別れのワルツ(閉店の音楽)」とはまた違った味です。
各社とも運動会に「螢の光」を使いたいようですが、ワタクシはどうしてもなじめません。
この曲は卒業式にとっておきたいです。
(05/10/01NEW)
ビクターJV-2112S 決定盤運動会用行進曲集(LP)(小学校向)
音楽鑑賞にも使えそうな演奏です。JV-2013とかぶっている曲がありますのでそれより新しく編纂されたものと思われます。
筆者の小学校にこのレコードと思われるものがありました。
当時新たに配備されたものでしたが当時から屈折していたワタクシは古い曲ばかり引っぱり出して使っていましたのであまり記憶にありません。
ただ、この中の「大脱走マーチ」は結構気に入っていました。この曲の存在はこのレコードで覚えたようなものです。
A1 ボギー大佐のマーチ アルフォード 山本正人/東京吹奏楽協会
この曲のお手本のような演奏。山本正人/東京吹奏はコロムビアにありそうですが、コロムビアの「運動会音楽アルバム」にある同曲はコロムビア吹奏楽団の演奏でした。
A2 黄色いリボン アメリカ民謡 山本正人/東京吹奏楽協会
そういえば昔「世界のマーチ」というラジオ番組ありましたね。
A3 アメリカンパトロール ミーチャム 越部信義/ビクター管弦楽団
A4 大脱走マーチ エルマー・バーンスティン 山本正人/東京吹奏楽協会
A5 線路はつづくよどこまでも アメリカ民謡 越部信義/ビクター管弦楽団
この曲も各社から出ています。ホイッスルの音が印象的です。
A6 蛍の光 スコットランド民謡 東京消防庁音楽隊
出航の音楽のよう。
B1 天国と地獄 オッフェンバック 塚原晢夫/ビクター管弦楽団
これも定番。この演奏今でも生き残っているかも知れませんね。
B2 ビヤダル・ポルカ ブラウン、ポダ 塚原晢夫/ビクター管弦楽団
B3 ウイリアムテル序曲よりスイス軍の行進 ロッシーニ 東京フィルハーモニー交響楽団
B4 フォスターメドレー フォスター 塚原晢夫/ビクター管弦楽団
故郷の人々〜オールド・ブラック・ジョー〜おぉスザンナのメドレー、競技BGM向けですな。
B5 国際急行列車 不詳 塚原晢夫/ビクター管弦楽団
鑑賞教材でおなじみの曲、弦楽が入り、ますます鑑賞教材風。
B6 モーツアルトの嬉遊曲より第1楽章 モーツアルト 塚原晢夫/ビクター管弦楽団
いわゆるディベルティメントニ長調K.136です。これのどこが行進曲かわかりませんねぇ・・。