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GPS 2台で遊ぶ

 

GPSを2台使って、両方の示す座標を差し引きすればSAは相殺される──DGPSの基本原理を、そのままやってみました。本当は、位置を決めるのに使った衛星が同じかどうかとか、チェックしなければいけない条件は最低限あるのでしょうが、かまわずやっても、この程度の結果が得られると言う、一つの遊びとして。

 

距離を測る

DiffTrack.plのソースを見る。

2台のGPSでとったGPSy拡張形式のトラックログを放り込むと、同一時刻の座標を見比べて、差を取ります。各時刻での差を別ファイルに吐き出し、最後に集計をウィンドウ上に表示します。

ただし、ログはあらかじめDMS表示でなくUTM表示になっている必要があります。

実験してみよう:

2つのGPSを、巻き尺で丁度100mだけ離して置き、データ間隔を毎秒にしてログを取りました。

状況をグラフにしたのが以下です。

まず左の二つの円グラフが、二つのGPSでとったログを描いたものです。一目盛りは10m。グラフ一つを取ると、ひどい所は中心から50mも離れてさまよっています。しかし、二つを見比べると、ほぼ同じ形にふらついていることが分かります。

これを同一時刻に着目して差を取り、グラフにしたのが右です。ほとんど100mから変わっていません。つまり一つ一つの軌跡は数十mふらついているにも関わらず、間の距離は常に一定になっている、と言うことになります。

さて、集計した結果は、と言うと、

# 平均間隔 : 100.5 [m]
# 1点の誤差:	 2.8 [m]
# 最大間隔 : 106.6 [m]
# 最小間隔 :	97.1 [m]

従って、巻き尺で測った100mが見事に求まりました。

(1999/09/06)

 

 

にせ・アフターDGPS

AfterDiff.plのソースを見る。

2台のGPSで取ったトラックログの内、片方を基準として、もう片方のログを補正するものです。やっていることは、単純に基準のログのふらつき分を、もう一方のログから引いているだけです。

使い道は、例えば、こう。お手軽に土地の形を取りたい、なんて時に、一つをスタート地点に転がしておいて、もう一つを持って周囲を歩きログを取ります。家に帰ってからこのツールでログを処理すれば、ふらつきのない、きれいな形が描けるはずです。

GPSy拡張形式のトラックログで、UTM表示のものが対象です。二つまとめてドラッグ&ドロップすると、どちらを基準にするか聞いてくるので指定します。すると元のログと同じ所に、補正したログが出来ます。

使用例:

(1999/09/06)

 

 


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