点滴計算

時間量 滴下数(分) 滴下数(秒)
 
時間でml 1分に 秒に
(輸液セットの規格: [滴/ml])

 

時間量、滴下数(分)、滴下数(秒)のいずれかの欄に数字を入れて、計算ボタンを押してください。他の欄が自動的に計算されます。

 

簡単な計算法

・輸液セットが20滴/mlの場合、時間量を3で割った数が、1分間に落とす滴数になります。

 例:時間60ml → 1分に20

・輸液セットが60滴/mlの場合、時間量がそのまま、1分間に落とす滴数になります。

 例:時間60ml → 1分に60

・輸液セットが15滴/mlの場合、時間量を4で割った数が、1分間に落とす滴数になります。

 例:時間80ml → 1分に20

 

早見表

輸液セット:20 [滴/ml]

滴下数(秒) 滴下数(分) 時間量
0.5秒に1滴 1分に120滴 時間360ml
1秒に1滴 1分に60滴 時間180ml
2秒に1滴 1分に30滴 時間90ml
3秒に1滴 1分に20滴 時間60ml
4秒に1滴 1分に15滴 時間45ml
5秒に1滴 1分に12滴 時間36ml
6秒に1滴 1分に10滴 時間30ml
10秒に1滴 1分に6滴 時間18ml

1秒に1滴の時の時間量さえ覚えておけば、他は簡単に計算できます。半分の量なら倍の2秒間隔、1/3の量なら3倍の3秒間隔。少ないほど、ゆっくり。

 

 


 

点滴の誤差(おまけ)

N滴と数えた場合、時間量には±1/Nの割合で誤差が入り得ます。

例えば、10秒に9滴に調整した場合、計算すると1時間に216ml輸液するはず。ですが、実際には216±24ml、即ち192〜240mlと、上下で約50mlもの幅があり得ます。

図解してみましょう。簡単のために、3滴だけ見て輸液を調整したとします。図にすると下のようになります。左から右への矢印が時間の方向。黒丸が滴下を表し、網掛けにした区間が観察した区間です。どの図も観察している間に3滴落ちていますが、滴下の間隔は違います。つまり、同じ3滴でも、前後際どいところで数え損ねている3滴と、間隔ぎりぎり含む3滴とでは大いに違う。そして、どちらも正しい勘定ではありません。前者はもう1滴多く数えるのが正しいし、後者は1滴少なくしなければなりません。全部で3滴の内に1滴前後する余地がある訳ですから、総じて1/3もの誤差になる訳です。

例えば、4秒に3滴だけ数えて調整した場合、1時間180mlのはずが、1/3の誤差で±60ml。1時間120〜240mlと上下2倍もの幅があり得ます。さすがにこれでは調整の意味がありません。

従って、滴数を数える場合は、なるべく長時間、ある程度の数を数えるのが望ましいことになります。これは誤差を減らす為には長い物差しを使うべき、と言う基本でもあります。10滴数えれば、誤差は1割。求められる点滴の正確さに応じて、調整するのが良いでしょう。

でも、実際のところ、点滴の落ち具合は患者の体動などで簡単に変わります。上記のような誤差もあることも考えて、時々訪室して残量を確認して調整するのが一番です。遅くなってから滴下が進んでいないのに気付いても、むやみに早められない点滴もありますし。