春−−−−−−−−−−−−−−−ホーム
 3月 上旬中旬下旬
 4月 上旬、中旬下旬
 5月 上旬中旬下旬

3月上旬--------------------------------−
 寒い日が続き、まだ春の気配は感じられません。
 でも、小さな花をつけた植物たちを見かけるようになりました。
 いずれも、日当たりの良い斜面や道ばたです。

キジムシロ(2005.3.2)
タネツケバナ(2005.3.2)
ホトケノザ(2005.3.2)


ヒメオドリコソウ(2005.3.2)
シロバナタンポポ(2005.3.2)


3月中旬--------------------------------−
 まだまだ、寒い日が続きますが、一気に気温が上がる日があります。
 春の陽気になって、昼はぽかぽかと暖かくなると、待ちかねていたように、陽気に誘われて植物が
花を咲かせ始めます。緑色の葉を出して盛んに活動をするようになります。

シロバナタンポポ(2005.3.10)
暖かい日が続くと、次々と花が咲きます。
咲いた花は一度しおれて、種子が熟していきます。
カンサイタンポポ(2005.3.10)
日当たりの良い、芝生の上にオオイヌノフグリや
ナズナと一緒に花を咲かせます。


ナズナ
たくさんの花をつけた花茎を伸ばしています。
ナズナの花(2005.3.10)
たくさんの花を一斉に咲かせます。


石垣と側溝の間には土があります。
ここは定期的に草刈りがされていて、
冬から春にかけては
たくさんの草が葉を広げています。
スズメノエンドウの葉が伸びて
緑色のかたまりをつくっています。
(2005.3.10)
オランダミミナグサがたくさんの小さな葉の
かたまりを出しています。
さわると小さな毛が生えていて
とても気持ちが良い。(2005.3.10)


ハルノノゲシ(2005.3.10)
道ばたにはロゼット葉が見られます。
オニノゲシ(2005.3.10)
ハルノノゲシと並んで見られます。


3月下旬----------------------------------
 暖かい日は汗が出るくらい、寒い日は震え上がるくらいに冷え込み、寒暖の差が大きくなります。
 暖かい日には一気に花が開いていきます。花はまだまだ少ないですが、咲いた花をめざして、成虫で
越冬したキチョウなどが蜜を吸いに来ています。

 春の野原ではタンポポ(カンサイタンポポ)やホトケノザ、
オオイヌノフグリが群生しています。


ヒサカキ(雄花)
下向きに咲いた花をのぞき込むとおしべの
いっぱいついた雄花でした。
ミツマタ
咲き始めてから10日ほどで満開に
なりました。
コブシ
咲き始めました。花のすぐ下に葉っぱが
一枚ついているのがコブシです。タムシバ
にはありません。


ヤブツバキ
次々と花を咲かせています。
コバノミツバツツジ
早い年には3月に花が咲きます。

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4月中旬--------------------------------−
 ソメイヨシノに続いて、ヤマザクラが満開となります。1週間程度遅れてカスミザクラも咲き始めます。
 一気に春がにぎやかになります。

ヤマザクラ
花とともにピンク色の濃い葉をつけます。
花の時期がカスミザクラよりも1週間程度早く
葉柄には毛がありません。
カスミザクラ
花が白色で、葉も緑色を帯びた薄いピンク色を帯びています。
  花がヤマザクラよりも1週間程度遅く、
山裾で咲いていることが多い。
   花が満開になると、木全体が白っぽくかすんだように見えます。
葉柄には毛があることで区別がつきます。


4月下旬------------------------------------------
 新緑が深まって、自然保護センターでは1年で最も美しい時期を迎えます。
 急に暖かくなり、季節が一気に進みます。ウグイスが盛んに鳴くようになります。
 上池の周辺では、森の新緑が鮮やかになり、林縁では花が咲き始めます。
 4月下旬からは、とんぼが羽化をはじめ、5月上旬にかけて池周辺ではさかんに飛び交うようになります。

 上池周辺から自然保護センターの森を眺める。アカマツ林には新緑を迎えたコナラや
アベマキが混じって、緑色のコントラストが美しい。

コバノガマズミ
ヤマフジ
センター内では池の周辺で目立ちます。
フジが右まき(左上まき)に対して、
ヤマフジは左まき(右上まき)です。
花序がフジよりも短いのも特徴です。

湿生植物園では、ミツガシワやリュウキンカが咲きます。
ミツガシワ
リュウキンカ

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5月上旬--------------------------------
 岡山県自然保護センターでは、新緑を迎える4月下旬から5月上旬の頃が最も美しい時期です。

 観察のポイントはセンター棟周辺が中心です。
 上池周辺では、タンチョウのひなに出会えるかもしれません。
 カキツバタやアヤメ、ショウブなどの花を見ることができます。違いを観察して見ることができます。
上池周辺では新緑がまぶしく感じられます。
池の周辺で飼育されているタンチョウの夫婦にはひなが誕生します。
このころには誕生したばかりのひなに出会えます。
池の中ではヒシやヒシモドキが次々と
新しい葉を水面に出しています。


花が見頃になった頃のカキツバタ(平成15年5月12日)
年によっては5月上旬が見頃になることもあります。
アヤメも5月上旬に咲きます。

 センター棟周辺ではたくさんの野草に出会うことができます。
 カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサ、シロツメクサ、アカツメクサ、コメツブツメクサなど、おなじみの
 草花が咲き乱れています。
カラスノエンドウ
あちらこちらで花を咲かせています。
果実も次々と成長して、連休の頃には
笛をつくって遊べます。
コメツブツメクサ
ハルジオン(ハルジョオン)


5月中旬--------------------------------
 周期的に晴れと雨の日が変わります。雨の後には木々の緑がぐんぐん増していきます。

 水辺ではカキツバタやアヤメが満開となります。間違いやすいショウブの花と比べてください。
 カキツバタやアヤメはアヤメ科ですが、ショウブはサトイモ科で、ミズバショウと同じ科です。
 
 この頃、湿原ではハッチョウトンボが羽化を始めます。

アヤメ(アヤメ科)
花びらの奥の部分に網目模様があります。
カキツバタ(アヤメ科)
花びらの奥の部分が白く黄色の
筋がついています。
ショウブ(サトイモ科)
菖蒲湯につかう香りの良い植物です。
つぶつぶのように見えるのは一つ一つが花です。  



5月下旬--------------------------------------
 梅雨の走りの雨が続き、日一日と緑を増していきます。晴れた日には強い日差しが照りつけます。 
 
 湿生植物園では、トキソウが咲き始め、5月末から6月はじめには群生する様子が観察できます。
 このころから、ハッチョウトンボも見られるようになります。目が慣れていないと、発見するのがむずかしい。 
トキソウの花
群生するトキソウの花

ハッチョウトンボ(♂) 

 園路沿いの石垣には、テイカカズラが群生して、白い花を咲かせます。
テイカカズラの花
石垣で群生するテイカカズラ

 このころはササユリはまだつぼみです。開花は6月上旬〜中旬です。
ササユリの花(開花は6月上旬)
5月下旬の様子


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