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      自然保護センター「友の会」



 友の会は自然保護センターを核として、自然とふれあい、自然に学び、
   自然を愛する仲間を広げていくことを目的としています。

 誰でもいつでも入会することができます。
  会費は年会費で個人会員2,000円、家族会員3,000円です。 ただし、年度制です。

 センターから自然に関する話題や情報を提供します。
   センターだより、友の会だより、観察会のご案内などの送付。

 友の会は会員の交流や、自然を愛する仲間を広げるため、年6回程度の観察会や、
  会員が企画した自主活動による観察会を多数実施しています。

       参加は会員に限らず一般の方も受け付けますが、一部会員に限るものもあります。
       参加費 会員:無料  非会員:大人300円  小中学生150円
 
   平成20年度の行事
月 日
(曜)
行事名
内  容
観察時間
場 所
募集定員
4月 13日
(日)
友の会総会行事
観察会
総会
講演会
10:30〜12:00
13:00〜13:40
13:45〜15: 30
センター
会員
講演会は申込者全員
6月 7日
(土)
スゲ観察会
倉敷市立自然史博物館友の会と共催
センター内に生育するスゲ植物を観察し、見分けが
むずかしいとされるスゲの見分け方を学ぶ。
両友の会の交流も図る。
10:00〜15:00
センター
申込者全員
7月 13日
(日)
バス利用観察会
兵庫県立コウノトリの郷公園

史跡生野銀山
コウノトリの保護増殖と、野生復帰に取り組む施設を
見学する。また江戸時代から続く生野銀山を訪れ
歴史と文化にふれる。
7:30〜19:00
兵庫県
豊岡市・朝来市
先着45名
8月 17日
(日)
夏休み宿題支援!
タンチョウ写生大会

クラフト
夏休みの子供たち、センターにおいでよー!
午前:タンチョウのお話と写生大会
午後:水鉄砲や竹とんぼなどを作って遊び、スイカの
種飛ばし大会もあります。
子供たちの夏休みの宿題を支援します。
9:00〜15:00
センター
申込者全員
10月19日
(日)
きのこ観察会
センター内のきのこを採集し、食用と有毒の見分け方
を学びます。きのこ汁の試食もあります。
10:00〜15:00 センター
先着50名
1月18日
(日)
現地集合観察会
阿部池の野鳥
水鳥の観察地で知られた、阿部池の冬鳥を観察しま
す。猛禽との出会いも期待できます。
9:30〜12:00
岡山市
申込者全員

   
   上記以外の会員による自主活動
     =生きもの発見隊 2008=

月日(曜)

内容

月日(曜)

内容
4月26日(土) @主に野鳥10月11日(土)F主に水辺の動植物   
5月24日(土) A主に野鳥11月08日(土) G主に野鳥
6月28日(土)B主に水辺の動植物   12月23日(火)H主に野鳥
7月12日(土)C主に水辺の動植物 1月24日(土)I主に野鳥
8月23日(土)D主に水辺の動植物 2月28日(土)J主に野鳥
9月27日(土)E主に水辺の動植物 3月28日(土)K主に野鳥

集合場所:自然保護センター駐車場(郷の茶屋)
集合時間:13時20分
観察時間:13時30分〜15時30分 解散はセンター棟:16時      申し込みは不要です


   20年度中に予定されている自主活動

月日(曜) 

行事名

内容

場所
6月22日 (日)出崎海岸の海浜植物観察会玉野市の出崎海岸の動植物を観察する玉野市
6月29日 (日)シダの世界 ・・・第13回 倉敷市立自然史博物館友の会と共催で
シダの観察会
山陽町
9月23日 (火)秋のタカの渡り観察会タカ類の渡りを観察する赤磐市
11月22日(土)北の吉備路を歩く北の吉備路の紅葉を見ながらウオーキング総社市
3月29日(日)そば打ち体験 センターで採れたソバを使ってそば打ちの
体験をする
センター




 友の会だよりの発送
  友の会だより(年4回) :5月、7月、1月、3月
  センターだより(年4回):4月、7月、10月、1月
  観察会の案内は発送にあわせて随時案内します。



 平成20年度友の会の活動風景     


                              今年もやります!
そば打ち体験 第2弾!
                                  平成21年 3月29日(日) 10:00〜13:30
 昨年に引き続き、平成20年度の最後をソバで締めくくる「そば打ち体験」が行われました。
センターの野草園で昆虫の観察や里山の景観などのために育てているソバですが、できた実を有効活用すべく、そば粉に挽いて
「そば打ち体験」に利用しています。
今回は無農薬のセンター産ソバ粉と、講師の先生方が育てられた無農薬の小麦粉を使い、純岡山産素材で「二八そば」を打ちました。
小さなお子さんから熟年までと参加者の年齢は幅広く、4人が一グループとなり、そば打ちに挑戦しました。
自分で打った、打ちたてゆでたてのそばの味は、きっと忘れられない味になったことでしょう。
まずは林秀一先生の実演。ソバ粉8・小麦粉2
の割合で粉をよく混ぜる。
粉500gに、250cc程度の水を何回にも分けて
入れながらこねていき、まとまった生地に艶が
出たらこねあがり。
麺棒で伸ばしていく手さばきはさすが!
コツも惜しみなく伝授いただく。
そば切り包丁を使い、細く細く切っていく。細い
ほど口当たりがよくて美味しくできあがるそう。
さあ、各班に分かれてソバ打ちの開始。 こんな光景も・・・私もやりたいなーって思った
ら、父さんが専用の小さいのをつくってくれた
よー。
一致協力して、こねこね・・・
結構男性がハマってしまうようです。
こんな光景でした。皆さん一生懸命です。
伸ばしの手つきはいかがでしょうか?
サマになっていますね。
なかなか上手に切れていますね。
そろそろお腹もすいてきた・・・
先生が用意してくださった大釜で、打ちたての
ソバを短時間で茹で上げる。茹で上がったソバ
はかけ汁や笊で食した。
まとめの時間。今日の講師を務めてくださった
各先生方。右から林さん、加冶谷さん、石原
さん。大変ありがとうございました。

                          現地集合観察会
カモカモ!「阿部池の野鳥観察」    
                           平成21年 1月18日(日) 9:30〜12:00
 児島湖に隣接する「阿部池」は、冬期水鳥が多数飛来し、県内でも有数の観察地となっています。
鳥の観察は初めての参加者が多く、友の会副会長の遠藤氏と会員の斉木氏を講師に、終始アットホームな雰囲気で
観察会は進みました。岡南飛行場に集合の後、児島湖と阿部池をつなぐ第3号水門までの土手沿いを、
鳥を見つけては望遠鏡や双眼鏡で確認しながらゆっくりと歩きました。
タゲリの冠羽、コガモの腰の黄色な三角形、マガモのカールしたお尻の羽、ハシビロガモの平べったい嘴、オナガガモの
尾の長さ、ミコアイサのパンダ模様、また雄と雌の色の違いなど、次々に楽しめました。
曇り空のため、水鳥の羽に光が当って美しく発色する様子が見えなかったのは少し残念でしたが、心配していた雨は
なんとか持ちこたえ、引き返す途中から雨粒が落ちはじめました。屋根の下に避難して、今日の「鳥あわせ」の後解散となりました。

撮影:遠藤隆夫

まず最初に出迎えてくれたのは、チョウゲンボウでした。
受付場所正面の鉄塔の上で、じっと動かず獲物を
捜していました。
スタート直ぐ、グラウンド脇の芝生の上で、一羽分と思われる
鳥の羽を発見。襲ったのは猛禽類か動物か?
羽の正体は斉木さんにより「ツグミ」と判明。

撮影:遠藤隆夫
飛行場の芝生の上を、餌を捜して歩くタゲリ。
一羽見つかると・・・あらあら、沢山いるねえ。
へえ、頭の羽がピンと伸びてカッコいいね。
水際のアシ原の中にオオジュリンの群れを発見。
茎に縦に止まり、よく動くためなかなか見つけにくい。
児島湖に浮かぶのはカルガモとオオバンだなー。
ず〜っと向こうの杭の上にミサゴが列になって止まっているよ。
双眼鏡に入れてるので見てくださーい。
あーっ!ミコアイサもいるよ、オスはパンダのような顔をしている
でしょう?パンダガモって覚えるといいよ。
阿部池ではハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、マガモなどの
雄、雌の色の違い、頭を突っ込んで餌をとる様子など観察できた。


自主活動 

 秋の
「北の吉備路を歩いてみませんか」
          
   11月22日(土)10:00〜15:30
 さわやかな秋晴れに恵まれて、北の吉備路
を歩く自主活動が友の会幹事の脇本さんの
企画・案内により行われました。
鬼城山ビジターセンターを基点に、右の地図
でピンクの線に沿った左周りのコースで歩きました。
西門、東門を巡り、岩屋集落からは北に進み、
重田池に到着して昼食。
午後からは南へ向かい岩屋観音院や
馬頭観音、皇の墓を経て、犬墓山からは復元
された西門を望み、ビジターセンター15時半
に帰着となりました。
カサコソと落ち葉を踏む心地良い音を聞き
ながら、紅葉や野辺の花、史跡、展望を楽しみ
つつ約10kmの山道を巡るトレッキングでした。
県道272号線から望む鬼城山
地図
いざ、出発です。まず西門を望む鍵岩展望台。快晴の空!展望広場から、総社平野を見渡す。
コバノミツバツツジに寄生したヒノキバヤドリギ。
アカマツに寄生するマツグミもみられた。
真っ赤に紅葉したベニドウダン。晩秋を彩るリンドウの花。
薄暗い林縁でパッと目に留まったミヤマフユ
イチゴ。目ざとい参加者のおやつに・・・お味は?
やっと重田池に到着。おつかれさま。
さあ、お弁当だー。
水は青く澄んで、紅葉とのコントラストも抜群。
ゆったりと静かな時間が過せそうなところです。
光を透過したコナラの紅葉が美しい。ヤブムラサキの果実。紫色が目にも鮮やか。犬墓山山頂からの大展望。



「きのこ観察会」    
                           10月19日(日) 10:00〜15:00
 友の会秋の恒例行事となった「きのこ観察会」がさわやかな秋晴れの下開催されました。
講師には日本菌学界や多数の菌類研究会に在籍し、きのこアドバイザーでもある安藤洋子氏をお招きしました。
100名を越える参加者で、にぎやかな観察会になりました。
午前中は採集を行い、安藤先生から採集に当っての注意事項をお聞きし、その後3つのコースに分かれて
センター内を採集しながら歩きました。
昼食は自生のきのこを使ったきのこ汁の試食と、キビの入ったお結びの昼食で、お椀に入ったきのこの観察もできました。
午後からは採集したきのこを机に並べ、有毒や食用のきのこの見分け方を実物を見ながら教えていただきました。
同定会の後、先生の撮影されたきのこの写真を見せていただきながら、きのこの分類について学ぶことができました。
この秋すでに何件かのきのこ中毒がマスコミ等で報道されており、きのこを楽しむにはきのこを覚えていただくしかありません。
きのこに親しみながら、決して安易な気持ちで食することの無いように、この観察会で学んでいただけたことと思います。

撮影:遠藤隆夫

撮影:遠藤隆夫
研修室を埋める参加者。開会式の後、先生から採集する
時の注意事項をお聞きして、野外へ。
マムシやスズメバチにも気をつけて!
参加者を3班に分けて出発。子供の姿も多い。
子供は目線が低いからか、小さなきのこにもよく目がいく。

撮影:遠藤隆夫

撮影:遠藤隆夫
山道できのこ目線で歩く参加者。
あった、あった!
きのこは他の種と混ざらないように、また形が壊れないように
持ち帰るため、新聞紙で包む。

撮影:遠藤隆夫
沢山のきのこが集まった。
持ち帰ったきのこを並べ、安藤先生から見分け方を聞く。
有毒きのこも沢山見つかった。食べられるきのことそっくり
ですが、こちらは有毒。その見分け方は・・・・・
写真を使って、最新の分類の話を伺う。
きのこってまだ名前がついていないものが沢山あるのです。



自主活動 「秋のタカの渡り観察会」    
                           9月23日(火) 9:00〜12:00
 自主活動として秋の恒例行事ともなった、タカの渡りを見る観察会が開催されました。
参加者は約10名でしたが、天気にも恵まれて、49羽のハチクマの渡りを観察することができました。
サエスタに集合した参加者は、まず講師の斉木さんからハチクマについての詳しい説明を聞き、
和気美しい森に移動して、渡りの観察を行いました。
気流に乗って上昇したり、滑空をしたりする様子や、遠くにタカ柱が見えて、午前中の予定を終了しました。
午後からは飛ばなかったそうで、午前中の丁度好いチャンスを見ることができたようです。

撮影:遠藤隆夫

撮影:遠藤隆夫
サエスタに集合して講師の斉木氏から、ハチクマは里山で繁殖
する夏鳥の猛禽で、主にスズメバチ類の幼虫を食べ、越冬の
ため熱帯林にむけて渡りをすることなど、詳しい説明を聞く。
和気美しい森に移動し、機材を設置する間もなく、
ハチクマが現れた。

撮影:遠藤隆夫

撮影:遠藤隆夫
一斉に構える参加者。次々にハチクマが現れ旋回していく。
気持ちよさそうに秋空を舞うハチクマ。
でも長い長い旅が待っているのです。無事に渡れよ!!



夏休みの宿題支援! 「タンチョウ写生大会」   
                           7月17日(日) 9:00〜15:00
 夏休み企画として、友の会では子供たちの夏休みの宿題をお手伝いする「タンチョウ写生大会」を企画しました。
8家族の参加があり、絵や工作などを通して、夏休みの一日をセンターで過していただきました。
午前中は、タンチョウ飼育の研究員からタンチョウについてのお話を聞き、その後写生に取り組みました。
お父さん、お母さんとの合作?ともいえる共同作業も随所で見られ微笑ましい光景でした。
午後は小枝を使ったフクロウや、竹笛・竹とんぼ・水鉄砲などを作り、飛ばして遊びました。
最後はスイカの早食い競争で盛り上がり、お父さんやお母さんのカメラの列ができました。
暑い一日でしたが、夏休みの思い出の一コマとなり、親子のふれあいを深めていたでけたのではないかと思います。
タンチョウ飼育の研究員から、タンチョウについてのお話を聞く。
写生をしながら、タンチョウの観察。
「タンチョウの足はどうなっているのかな?」
「タンチョウさん、動くからむずかしいなー。」
お父さん、どんなアドバイスをしたのかな?
お父さん・お母さんが傍にいて絵を書くなんて、
普段はあまり無いことで、子供たちも一生懸命。
午後のクラフト。幹事さんが用意してくれた小枝で、フクロウの
置物作りに取り組む。見本のように上手く作りたいなー!
竹とんぼ、高く舞い上がって飛んだよ。水鉄砲、良く飛ぶよ。
竹笛、ピーピー良く鳴るよ。子供たちの生き生きした姿!
さあ、スイカの早食い競争。
「一切れが重いよー!」「あごがだるいー」
一位、二位、三位は二人、表彰台代わりの階段で、
表彰式と記念品の授与。



バス利用観察会 「兵庫県立コウノトリの郷公園と史跡生野銀山」   
                           7月13日(日) 7:30〜19:00
 毎年恒例となったバスを利用して出かける観察会が、7月13日に開催されました。
今年の行き先は、コウノトリの保護増殖に取り組まれている「コウノトリの郷公園」と、銀鉱石をはじめ多数の種類の鉱物を
長期にわたり採掘した「史跡生野銀山」の2ヶ所でした。
コウノトリへの取り組みは、自然保護センターのタンチョウの取り組みとも相通ずるところが多く、コウノトリの野生復帰と
地域を巻き込んだ取り組みは、参考となる事柄がたくさん含まれていました。
特に人と自然が共生できる地域環境への取り組みは、地域農家の協力を得て進められ共存共栄を図るべく官民一体
となって着実に裾野を広げているように感じました。
 1200年の歴史を刻む生野銀山は国内有数の大鉱山として稼行しましたが、昭和48年に閉山しその後を観光坑道と
しているものです。公開部分はほんのわずかですが、急いで歩いても往復1時間はかかります。年間を通して13度の坑道内は、
寒いほどに涼しく、ボランティアガイドさんの解説を聞きながら巡りました。人力による採掘から近代化設備まで幅広く見学でき、
電動人形で再現された当時の様子は、いかに厳しい作業であったかを窺い知る事ができました。
「コウノトリの郷公園」の研究施設玄関に置かれた
コウノトリの親子。
研修室で、職員の磯田さんからコウノトリについてのお話や
取り組みについてお話を伺った。

撮影:三宅則道
磯田さんの話に熱心に耳を傾ける参加者。
後にはコウノトリの剥製と骨格の標本が見える。
公開ケージの中のコウノトリ。

撮影:三宅則道

撮影:遠藤隆夫
コウノトリが飛んだ!ナイス、シャッターチャンス生野銀山坑道へいざ!
生野銀山の鉱山資料館でボランティアガイドさんの説明を
聞く。鉱山の断面模型も展示してある。
観光坑道の入り口。
約1kmの観光坑道は、江戸時代の採掘ゾーンと、近代の採掘
ゾーンに分けられる。一人がやっと通れるほどの坑道のノミの跡や、
深さ1000mにも達する立抗に降りるエレベーターなどを見学できる。
要所に設置された電動人形が動きを再現して見せてくれ、
坑道内の当時の様子を窺い知ることができる。
強い日差しの中でも、涼やかな印象のノリウツギの花。



自主活動 「シダの世界・・・第13回」  倉敷市立自然史博物館友の会と共催  
                           6月29日(日) 10:00〜15:00
 すでに13回を数える自主活動によるシダ観察会「シダの世界」が倉敷市立自然史博物館友の会との共催で開催されました。
センター友の会からは参加者5名と少な目ではありましたが、総勢26名で講師の池畑怜伸氏の案内で赤磐市(旧山陽町)の
円寿院善教寺の裏山のシダを見て歩きました。
前日の予報からすると雨、しかも荒れ模様は確実と思われていましたが、一時強い雨に見舞われたものの、
時折小雨が降る程度の一日となり、池畑氏が晴れ男なのか、はたまた参加者の人徳か・・・・
奇跡的とも言えるような天気となりました。
池畑氏が前日に採集して準備されたシダや標本を使って、1枚の葉の各部の呼び方から始まり、ベニシダとイタチシダの
「八の字」の見分けなど、シダ初心者講座からスタートし、その後観察に出発。
池畑氏は『写真でわかるシダ図鑑』という本を出版されていて、初版は完売になったとか。
その図鑑を使って観察指導をします、も本日の売りの一つです。
この観察地は県南にもかかわらずシダが豊富で、しかも県北のブナ帯に出るようなシダの生育も見られるという、
貴重なシダの谷でした。そんなわけで、出るわ出るわ次々と新しいシダが登場してきます。もう、頭はパニック状態。
参加者は熱心にメモを取ったり、ルーペで観察したり、標本を採取したりとその熱心さには脱帽でした。
いつもながらユニークな解説をして下さる池畑氏にお礼申します。
「前回は使用しなかったので、今回は案内の通り図鑑を使用
するつもりです、雨が降らなければ」・・・・の言葉通り、
著書の図鑑を使って解説。終了後サインを求められる場面も。
(一般の図鑑より、初心者には写真がいっぱいで分かり易く
お勧めですよぉ)
見るからにシダが多そうな林床。
ここではイノデの仲間の見分け方を学ぶ。
アイアスカイノデは葉にツヤ。鱗片が栗色縞模様。
イノデと良く似るが、イノデは鱗片が明るい栗色で・・・・・
しかもアイアスカとイノデの雑種がありドウリョウイノデという・・・・
(ムムッツ、雑種か〜フゥ〜)
途中でこんなきのこを見つけた人も。アイタケ(食)。
きのこもたくさん目に付いた。
こんな木の実で喉を潤し、ほっと一息入れた人も。
ウスノキ(別名カクミノスノキ)。
最後の観察種のクマワラビ。
葉の先端部にのみソーラスがつき、胞子の飛散後には枯れる。
良く似たオクマワラビとの違いは・・・・・ソーラスの着く場所が・・・
駐車場に帰り着いてからも・・・。
「ちょっと木陰に入ってもらいましょうか」
でも木陰は道端にしかなく、道端に座り込んでの講義が始まる。
あー、シダも奥が深いなー。
                                  

自主活動 「海水浴にはちょっと早いですが、出崎半島で海浜植物を探しませんか」  
                           6月22日(日) 9:30〜15:00

 6月22日に玉野市の出崎半島で「海水浴にはちょっと早いですが、出崎半島で海浜植物を探しませんか」
という自主活動観察会が実施されました。
心配された天気も、時折小雨がぱらつく程度で、海辺の植物を観察することができました。
観察地は林原グループの私有地となっており、チンパンジーの研究施設が建っています。
夏の間だけ海水浴場は開放されますが、それ以上奥には一般の立ち入りはできません。
今回は特別に、活動を実施してくださった土岐隆信幹事さんが許可を取ってくださり、
最先端の半島にまで入ることができました。ハマ○○○と名のつく植物や、砂浜に打ち上げられた
アマモ(別名、リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ)など、海辺ならではの植物にたくさん出会うことができました。   
 また、出崎の観察会の後、玉野市深山公園内の薬草園を玉野薬剤師会で友の会会員でもある岡鐵雄さんが
案内してくださり、普段目にすることがあまり無い、珍しい薬用植物を観察する機会にも恵まれました。
観察がスタートした海水浴場の砂浜で、ツルナやハマ
ダイコンなど、のっけからたくさんの海浜植物が観察できた。
”ツルナは食べられます”の説明に、どれどれ?急に興味が
わいてきた人も・・・
大根の花とも思えぬ?写真写りのいい可憐なハマダイコン。
チンパンジーの赤ちゃんが生まれているため、建物の傍を
通らせていただく時には、そーっと、そーっと、静かに静かに
刺激しないように通りぬけさせていただいた。
尾根道を抜けて、出崎の突端に到着。
昼食の後、砂浜の植物を観察する。ハマナデシコ、
ハマゴウ、ハマボッスなどこれから咲くものや、咲き終
わったものなど、花を求めて三々五々観察に余念が無い。
ハマナデシコ
ハマエンドウ
出崎の観察会後、岡さんに玉野市深山公園内にある
薬草園を案内していただいた。
ヒキオコシに由来する苦味の話など、薬用植物にまつわる
お話は興味深かった。
オオトウワタ(写真)やニンジンボクなど、初めて見る
珍しい植物も多かった。


スゲ観察会    6月7日(土) 10:00〜15:00
 倉敷市立自然史博物館友の会とセンター友の会の共催行事として、自然保護センターを会場に「スゲ」の観察会が
開催されました。
 講師にはスゲがご専門の、星野卓二岡山理科大学教授と正木智美氏、のお二人の研究者をお迎えし、
分類の難しいスゲについて、詳しくしかも分かりやすく指導していただきました。
午前中は野外観察、午後から講義と顕微鏡を使った観察を行いました。
日頃はあまり目を向けない地味な存在の「スゲ」ですが、今回はその美しさを堪能することができました。
これを契機に、スゲに俄然興味をもたれた参加者もおられたようでした。
 
午前中の観察会の様子@
生育地を見ながら種名を教えていただく。
水生植物園ではカサスゲとアゼスゲを観察。
A
道べりでは、ヒメカンスゲ、ヒカゲスゲ、アオスゲ、
ヒメモエギスゲ、シバスゲなどが見られた。
B
湿生植物園下の池では、キビノミノボロスゲ、タカネマス
クサ、ホシナシゴウソが、また湿原ではオニスゲ、
ウマスゲ、ヤチカワズスゲ、オタルスゲなどを観察。
午後からは講義と顕微鏡観察@
先生が現在編集作業をしておられる出版予定の図鑑を
テキストに準備してくださり、とても分かりやすかった。
A
星野先生の実演。
ハリスゲか?マツバスゲか?それが問題だ。
B
顕微鏡を使った観察では、「おー!」と感嘆の声が
あちらこちらで聞こえた。


総会行事 4月13日(日) 10:30〜15:30
 平成20年度友の会総会行事が4月13日(日)に開催されました。
  1. 観察会 10:30〜12:00
  2. 総 会 13:00〜13:40
  3. 講演会 13:45〜15:30
総会では、 平成19年度の事業報告、決算報告、記念事業報告、監査報告、
並びに平成20年度事業計画(案)、予算(案)について審議され、原案通り承認されました。
 

撮影:遠藤 隆夫

撮影:遠藤 隆夫
午前中の観察会の様子@
センターのすみれを見分けられるかな?
本日のコースでは5種類のすみれを観察
A
桜やコブシ、コバノミツバツツジもいいけれど、ちょっと
マニアックに ウリハダカエデの花の観察
B
羽化したてのオオミズアオ
なかなかお洒落な配色で、かなりの貫禄をもつ蛾でした
C
湿原ではリュウキンカやミツガシワの花を観察
総会
総会では平成19年度事業報告、決算報告、
20年度事業案などが審議され、承認された
講演会@
演題:「空海と植物」
講師:後藤勝実先生(京都薬科大学薬用植物園)
A
空海の修行の路をたどり、修行の途中で
空海が目にしたかも知れない、いやきっと空海も
目にしたに違いない、貴重な植物を紹介された
B
「自然保護」という言葉が大嫌いといわれる先生の、
「自然保護センター」での講演会は、広い年齢層の
参加を集め、メモをとりながら熱心に目と耳を傾ける
参加者の姿が際立った


作成者:地職 恵

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