Lesson
桐朋学園での研鑽を経て、ザルツブルグにて6年半の留学生活を送ってきました。
ザルツブルグは、有名な夏の音楽祭を始め、一年を通して、世界中の著名な演奏家が訪れる街です。そんな音楽的な街で、純粋に音楽を追求する時間が持てたことを、とても誇りに思っています。
ザルツブルグでの師であるプラッゲ教授からの言葉にこのようなものがあります。
「ステージに立った時、客席に座る1人1人の聴衆の演奏の好みを押し計ることはできない。君自身が信じる音楽を客席に伝えなさい。例えその日のすべての聴衆にそれが
受け入れられなくても、メッセージのない音楽より、百倍の価値がある」
メッセージ性のある音楽、これは私が音楽をする上で何よりも大切に考えていることです聖堂の中で感じる厳粛な気持ち、シューベルトの旋律に感じる深い慈しみの念、ショパンのエチュードからの迸るような心の叫び、ガーシュインのリズムに体の底から湧きあがってくる躍動、音楽からは言葉では表しきれない、たくさんのメッセージが伝えられると思います。
2008年1月に、イタリア・パドヴァでリサイタルを行いました。
「シューベルト・さすらい人幻想曲を弾いているとき、目を瞑って聴いていたら、
まるでオーケストラのように聞こえてきました。2楽章では深い旋律が胸に迫り、
涙が溢れました、ありがとう」と言って楽屋で手を握ってくれたイタリア人のお爺さんが
いました。
オーストリアで学んだ日本人の私が、オーストリア人であるシューベルト
に共感し、その感動を伝える為に研鑽を積み、
そのシューベルトをイタリアで演奏し、イタリア人からこんな言葉をもらえたということに、
偉大な作曲家を前にした時に、日本人も、オーストリア人も、イタリア人もなく、
音楽には国境がないのだ、ということを改めて確信できたことに、感動を覚えました。
このような音楽から得る素晴らしい感動を皆さまと共有していきたいと思っております。また、皆さまが、そのような体験をするお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません
内容:
メッセージ性のある音楽をするには、音楽的、テクニック的基礎作りが必要不可欠です
音楽には文法のようなものが存在します。ハーモニー、音程感、フレーズの作り方など、
楽譜から立体的な音楽を引き出す為の文法を学ぶことが、将来の大きな発展に繋がると思います。中級者、上級者の曲はもちろんのこと、たとえ1ページの初心者用の曲でも他にはない自分の思いを伝える演奏をしてみませんか。
対象:
ピアノを初めて学ぶ生徒さんから受験生、音大生、音大卒業生、ピアノ講師の方
まで。コンクール、オーディション前のワンポイントレッスンも致します。
レッスン料:
ワンレッスン制、月謝制でもお引き受けしております。
体験レッスンも行っております。(有料)
また小さい初歩の生徒さんに関しましては、集中力の持続のこともあり、
30分、45分レッスンも設けております。ご相談ください。
出張レッスンもあります。
レッスン場:
小田急線 東海大学前駅より徒歩12分、(駅よりバスもあります)