お城でゆでたまご

とこしえにめぐる うるわしき王国の歴史
王さまにお妃さま たまごに目鼻とたまごに目鼻
舞踏会のステップ 巻き狩の角笛

そばかす顔のうずら姫 きまぐれついでの思いつき
貧しきやからに施しを くすくす笑いのおしのびで
誰もがすぐに見抜いてる 知らぬは姫さまばかりなり
空を切り裂き口笛が鳴る さっさとゆでて剥いちまえ
シッ!今はまだ早すぎる
不良を束ねる精悍な青年 姫は見るなりお気に召す
苦しうない申したきことあらば何なりと申すがよい
ここは煮炊きもできぬ女など要らぬ街でございます
耳まで赤いうずら姫 お城でたまごをゆでてみる
なみだぽろぽろ
しお味ほどほど
侍女よおいしく食べなさい
可哀想など愛じゃないだろ?
蓮っ葉小町に問われても にがい思いに沈む彼

みのりはみるみる呑み込まれ
のやまはちぢんで荒れはてた
しもじもはこまったふりでほくそ笑む
蜂起は明朝 そして
お城でゆでたまご


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