| 年頭のご挨拶 |
会長 佐々木茂美 |
謹賀新年 あけまして おめでとうございます。本年が良い年であります様に、お祈り申しあげます。 昨年をふりかえってみると、問題の多くは、三陸沖を震源とする3・11の東日本大震災によって与えられたと言えます。想像を絶する程の大変な1年でありました。被害を受けられた方々の一日も早い復興をお祈りし、同時に、犠牲になられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申しあげます。 千年に一度と言われるM9・0 の大地震が3月11日(金)に、三陸沖に、発生した。岩手、宮城、福島県では多くの家屋が崩壊し、続いて押し寄せた10m余の大津波によって流出し、行方不明や死亡者は約2万名を数えており、これに伴って多くの避難者が出た。約10万名を数える自衛隊員による援助活動、米軍の「ともだち作戦」、各種のボランティア活動等があった。さらに引き続く福島原発事故による放射線放出、被爆による健康不安、放射線避難民。汚染による風評被害など、未曾有得の大災害であり、これらはいまも続いている。 震源地近くの東北地方の住民は、M5以上の二〇〇回以上を数える余震の為に、いつも身体が揺れている感じがしたり(心身がおかしく成る)。または電気(計画停電もある)、水、食料、通信、ガソリン、移動・搬送手段、など多くの生活ラインを失い、心底からの惨めな思いを経験した。特に放射線汚染についての情報不足と不正確、並びに風評被害は多大の不安と心配を呼込んだ。朝、起きるとすぐにTVニュースにかじり付き、安心したり、あるいは不安を募らせたりした。いまも多くの市民は、本当に大変な思いをしている。 除染、放射廃棄物処理、低線量被爆の健康への影響などに英知を結集してあたって戴きたい。近くにある現実面をみると、低線量被爆地の校庭や樹木等をいくら除染しても、他県に避難した子供は帰りたがらない場合があり、さらに或家庭では福島産の水は飲まない、食料も食べない場合もあるという。低線量被爆の生命に及ぼす影響の研究促進が望まれる所以である。他方、原発事故に関する政治の対応は重要である。我が国のこれからのエネルギーの生産、管理、消費。電力の需給等の政策をどの様にすべきか。原発に変わるネルギーの開発と供給が早急に望まれている。電力が不足する場合には、現在の我々の生活程度を切り下げること、ならびに物造りの拠点が海外に散らばり、産業空洞化が進む事等が懸念されている。 大震災以外の記憶にのこる「陽」の面をみる。6月の日本では、スーパーコンピューター「京」864台のすべての設置が完了し、性能の世界一が奪還されたと言うニュースが飛び込んできた。7月には「なでしこ・ジャパン」が世界のPK戦で米を破り、W杯を獲得したという快挙があり、9月になると、光よりも速い素粒子が観測され、相対性理論の矛盾が議論され、物理学の根底が覆される可能性がでてきた、と報道している。 大震災以外の「陰」の面として、3年前のリーマンショックが持続したり、夏のギリシャの債務不履行等がある。これらが欧州諸国に波及して、大変な不景気風を世界中に吹き込んでいる。その他、中近東等の政治不安がある。つぎに異常気象としての天災を見る。初夏には、50年に一度と言われる大雨によるタイの大洪水があり、首都バンコク中心部付近まで浸水した。夏には猛暑と干ばつ、10月にはトルコの大地震(M7・2)。日本では関西を襲った台風。新潟や福島の大雨による洪水被害があった。一方、我が国の 教育の荒廃、モラルの低下、円高、デフレ、雇用減少、小子高齢化、年金の不正受給と消えた高齢者などの家庭崩壊。社会を覆う不景気風。凶悪犯罪の増加、経済外交面の国際的地位の低下、等々があり、それらは現在も進行中である。 サイ科学会として我々は何を為すべきか? が、学会の東京役員会でも議論された。新エネルギー、水、UFO、死後の世界、意識など。対処の方法として、実用性と関連させる、ゲーム感覚を取り入れる、若い会員を増やす、等の意見があった。論議は多様であり、何れもサイに関係した重要な問題である。 さらに小生は(1)新エネルギー源、(2)スカラー波(ゼロの縦波)、(3)サイを用いた放射線の有効利用、の研究を提案したい。それぞれの現象の性質、測定法、メカニズム、正の面と負の面、等を国の協力を基にして(可能であれば)進めていきたい。また原発事故に関係するものとして(4)放射線を有益な電気エネルギーに変換する。(5)原子核の崩壊速度(状況)をサイ(中性、ゼロ)に依って制御する。(6)ラドン温泉など、低線量放射線の人体への作用の研究促進。つまり「毒薬を生命源に転換する」ことを提案したい。具体的にはサイジャーナル等で議論をする予定にしたい。会員の皆様がた、本年も宜しくご指導とご協力をお願いします。 |
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佐々木茂美(ささき しげみ) 昭和5年(1930)、長野県に生まれる。 東北大学工学部精密工学科卒業。工学博士。 東芝機械、防衛大学講師、電気通信大学教授、東海大学教授。ケンタッキー大学客員教授、首都師範大学客員教授(中国)をへて、現在は電気通信大学名誉教授、平成21年秋“瑞宝中綬章”を受勲。 専門の機械制御工学の知識を駆使した科学的実験によって「PK」や「気」の存在と性質を明らかにした研究は、世界中の科学者から注目を集めた。その後も「気」の発生メカニズムの解明やコントロールのための技術開発などを進め、中国とも共同研究を行なうなど、「気」の研究の第一線で活躍している。「ゼロ磁場」「ゼロ場」という用語を使い始め、現在サイ関係ではいろいろなところでよく使われるようになっている。 主な著書に、『ここまでわかった 「気」 の科学』『「気」がもっとわかる本』『超能力エネルギーは「気」だった』 (ごま書房)、『「気」 のつくり方・高め方』 (サンマ−ク文庫)、『見えないものを科学する』(サンマーク出版)、『意識が拓く時空の科学』 (徳間書店、共著) などがある。 | |
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