|
それは、週末のスキーの帰りの事でした。
走り慣れた中央高速道路、中津川ICから合流し、小雨がそぼ降る中を、
順調に自宅へ向かって走っておりました。
スタッドレスタイヤを履いていると言うこともあり、普段よりは抑えめの速度で
走っておりました。
路面は、水を吸収してしまうタイプの路面と、従来からの濡れたままで水たまりが
出来やすい路面の繰り返し。
従来からの路面では、流石にスタッドレスタイヤは余りグリップをしないようで、
腰の柔らかい特徴とも相まって、速度を控えめにしないとちょっと恐い状況。
それでも、追い越しをしながら名神高速までの合流地点前の長い下り道に
さしかかった時、追い越しをしようと中長距離輸送のトラックに並んだ時に、
車がトラックに吸い寄せられるような動きを見せ、そのままでは接触すると思える
状況になり、微妙にハンドル操作を行おうとしたとき、ハンドル操作は間に合わず、
ポロの左フロントフェンダー部分とトラックの右中央付近と接触。
その軽い反動とハンドル操作で、ポロはトラックから離れましたが、
トラックが姿勢を立て直そうとしたハンドル操作で、トラックの車体が左右に
振れる形になり、速度の落ちたポロの左フロントフェンダーに再度接触。
この時の接触は、トラックの車体が左から右へと動く勢いが有ったために、
ポロは左前横を軽く弾かれるような形になり、右方向、つまり中央分離帯方向へ
弾かれるような格好で走り、ガードレールと接触。
エアバッグが開き、ポロの右フロントフェンダーが最初に勢い良く衝突し、
ガードレールをフロントグリルでなぞるような形で動き、ポロは追い越し車線の中に斜め後ろを向く形(斜め後ろに逆行する形)で止まりました。
トラックの右中央と接触してからポロが止まる迄の間は、一瞬の事のようでした。
ガードレールに衝突した衝撃とほぼ同時にエアバッグが開き、顔と胸にかけて、
押されるような感触がありました。
幸い、外傷はどこにもなく、エアバッグが開くための火薬のにおいが車内に
立ちこめていました。
この臭いは、臭かったです。
それと、エアバッグの開く勢いというのは、かなり凄いもので、事故の後30分ほど
下唇から顎にかけて、ひりひりとした痛みが残ってました。
後続の車も来なかったのも幸いし、自分の無事を確認し、ポロが道路のどの辺りに
止まっているかを確認し、前に移動出来るかを試してみましたが、エンジンは動いて
いるし、ギアも1速に入るし、クラッチを繋がるし、繋がる感触は感じるけれども、ギアが噛み合って動く気配がない。
少しふかし気味で繋いでも動く気配がないので、動かす事は諦め、後続車への注意を
促す為に発煙筒を探し、ポロの外に出て、走りながら発煙筒をこすって灯りと煙を出してました。
ポロから走って15m程走った頃合いに、後続の車がやってきました。
この後続車とポロとの距離がもっと近ければ、後続車に突っ込まれていたかも
知れないと思うと、ぞっとしました。
私が発煙筒を道路へ置きに行く間に、助手席の者が携帯電話で警察へ連絡し、
同時にレッカーの要請も行っていました。
私がポロに戻った時には、大体の連絡が済み、なるべく安全な場所へ待避しておいて
欲しいとのことでした。
そうして、警察が来るまでに撮った画像が左と中央で、右は後日荷物を取りに
行ったときに撮った、エアバッグが開いた後の画像です。
|