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| 内斜視の術式 ”内直筋後転術”について
内直筋後転は、息子の1度目の手術内容です(1歳3ヶ月の時に兵庫県立こども病院)。野村先生が眼の構造図をもとに説明して下さいました。実際の斜視手術では、下図の様に目を動かす筋肉(眼筋)の場所を変えてたるませたりします。手術前検査で行った時に先生(息子の先生以外の先生)に聞いたお話ですが、今現在、内斜視の子供に対して一般的に行われているのは内直筋後転だそうです。そして外直筋短縮と言うのは、外直筋の一部を切り捨てて(内直筋でいうAの位置から)短くしてつなぎ直す術式というお話でした。ただし、術式の組み合わせや実際の方法は個々の症状や年齢によっても変わってくるかと思います。(兵庫県立こども病院での話)
この手術ですが、内直筋という筋肉自体を動かしているのは6mmだそうです。で、結膜をエンブロックというらしいのですが、6mm内直筋を動かした時に結膜も一緒に後ろにずらした、というのがこの手術の内容らしいです。 |
| 外斜視の術式 ”外直筋後転術”について 外直筋後転は、息子の2度目の手術内容です(3歳2ヶ月の時に帝京大学医学部附属病院)。初診時は両目の内直筋後転というお話でしたが、手術前検査で目立たないけどDVD(交代性上斜位)がある事が分かりました。手術は本来なら内直筋を戻せばよいが、局部麻酔の大人とは違って全身麻酔だし、外直筋後転の方が定量性が高いという点、そして外直筋後転より内直筋を戻す手術の方が術後DVDがでやすいという点により、両目の外直筋後転で7〜8mm動かす事になりました。実際に7mmにするか、8mmにするかはこれから決めるという形でした。 そして息子の場合は外直筋後転を両目ともに7mmずつ行いました。息子の先生の説明では、DVDがあるとやっかいだとおっしゃっていました。DVDもあるとしたら、恒常性外斜視に近い眼位を手術で治す事で、今度は上下のずれが目立つケースがあるというお話でした。ただし状態は個々で違うので、上下のずれが出るか出ないかは手術をしてみないとわからないそうです。そして外斜視の子供でも、目を寄せられる子供と寄せられない子供がいて、目を寄せられる子供の術式と、寄せられない子供の術式はまた違うそうです。あと息子は内斜視術後のほぼ外斜視だから、普通の間歇性外斜視や恒常性外斜視とはまた違うそうです。 上下のズレについて、病棟の担当医の説明でも、水平方向の斜視の手術をすると上下のズレの角度は微妙に変わってくるという事でした。よっぽど、よほど上に上がるのが目立ってる場合は、やりすぎない程度に少しだけ一緒にする場合もあるが、基本的には上下のズレがあっても横方向の斜視の手術しかしないそうです。だから水平方向の斜視とDVDがあるからと言って一緒に手術する事の方が珍しいそうです。一緒にしない方が正確性が高いという事でした。外直筋後転術の場合は、横方向への定量性が高いので、基本的に全身麻酔の場合はよくやる。大人の場合は局部麻酔だから目の位置を確認しながらできるので別とのお話でした。 [余談]
(帝京での話) |
| #このページで使っている各解説図は、兵庫県立こども病院で野村先生に頂いた説明図や書き加えながら説明して頂いた時の図を元に作成しましたが、帝京でも主治医の林先生や病棟での担当医の高橋先生も手術内容を図に書いて説明して下さいました。 |