・ インタファックス通信は7月30日、ロシアとカザフスタンがバイコヌール宇宙基地のリース契約を50年間以上延長する協定を今年中に結ぶと報じました。既に協定のドラフトが作成されていて、ロシア側で文言を見直した後カザフスタンに送付するとのことです。ロシアは現在年間1億1500万ドルを支払ってバイコヌール宇宙基地を使用しています。
・ RIA Novostiは7月28日、アメリカの通信衛星Echostar 9が8月8日にZenit 3SLロケットを使用してクリスマス諸島付近で打ち上げられる予定だと報じました。この打ち上げサービスはSea Launch社が提供するもので、10回目の打ち上げとなります。
・ Iribは7月27日、2003年秋にロシアがバイコヌール宇宙基地から航法衛星GLONASS3基を打ち上げる予定だと報じました。衛星のうち1基はGLONASS-M(改良型)で、軌道上での運用寿命が7年とのことです。
・ インタファックス通信は7月28日、ロシアが8月30日にバイコヌール宇宙基地からSoyuz-Uロケットを使用してプログレス貨物船を国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げると報じました。8月にはこの他、バイコヌール宇宙基地とプレセツク宇宙基地でそれぞれ衛星の打ち上げが予定されているとのことです。
・ プラウダは7月28日、ロシア航空宇宙庁(Rosaviakosmos)のYuri Koptev長官が国際宇宙ステーション(ISS)の2004年の計画について参加各国と協議するためアメリカへ向けて出発したと報じました。現在のところ2004年にはソユーズ有人宇宙船2基とプログレス貨物船4基がISSへ向けて打ち上げられる予定ですが、スペースシャトルの飛行再開の時期によってはこれが更に増える可能性があります。
・ インタファックス通信は7月22日、ロシア航空宇宙庁(Rosaviakosmos)がソユーズ有人宇宙船に2名の民間人を搭乗させて国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げるオプションを検討していると報じました。残る1名は専門の訓練を受けた宇宙飛行士となりますが、もしこのオプションが実現した場合、民間人2名のうち1名はフライトエンジニアとしての訓練を受けることになります。
・ Gateway 2 Russiaは7月21日、ロシア航空宇宙庁(Rosaviakosmos)が民間の宇宙旅行者向けにソユーズ有人宇宙船を売却する準備があると報じました。Rosaviakosmosによると、Space Adventures社が興味を示しているとのことです。ロシア側はオーダーを受けてから2年以内に旅行者向けのSoyuz宇宙船を建造し、ロシアの打ち上げプランに含めることも(技術的には)可能です。
・ インタファックス通信は7月19日、火星有人探査ミッションの準備段階として、2005年までに18ヶ月間にわたる模擬閉鎖環境実験をInstitute of Medical and Biological Problems (IBMP)が実施する予定だと報じました。この実験では6名の被験者が閉鎖されたモジュール内で生活する予定です。
・ Eurockot社は7月16日、無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)の宇宙環境信頼性実証システム(SERVIS-1)の打ち上げを10月8日に決定したと発表しました。SERVIS-1はRockotロケットに搭載されてプレセツク宇宙基地から打ち上げられます。
・ RIA Novostiは7月18日、国際宇宙ステーション(ISS)への打ち上げ準備のためProgress無人貨物船がバイコヌール宇宙基地に輸送されたと報じました。ProgressはSoyuzロケットに搭載されて8月30日に打ち上げられる予定です。
・ RIA Novostiは7月16日、2003年の年末までにプロトンロケットを使用した衛星の打ち上げが少なくとも7回は予定されていると報じました。打ち上げ場所は全てバイコヌール宇宙基地とのことです。
・ インタファックス通信は7月16日、金星探査機Venus-Expressが2005年10月後半又は11月初めにソユーズロケットを使用してバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定だと報じました。Venus-Expressにはヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシアの研究者が共同開発した装置も搭載される予定とのことです。
・ Spacedaily.comは7月8日、2004年4月にヨーロッパ宇宙機関(ESA)のAndre Kuipers宇宙飛行士(オランダ人)がソユーズ有人宇宙船に搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて出発する予定だと報じました。このミッションのために、ESAとロシア航空宇宙庁(Rosaviakosmos)の間で契約が数日以内に結ばれるとのことです。
・ Spacedaily.comは7月4日、民間人が2004年又は2005年に国際宇宙ステーション(ISS)へ向けてロシアのロケットを使用して出発すると報じました。これはSpace Adventures社の企画によるもので、今年中にロシア航空宇宙庁(Rosaviakosmos)と契約が結ばれる予定です。氏名は今のところ公表されていません。
・ RIA Novostiは7月2日、ロシアの通信衛星Yamal-200が2003年8月から秋に延期されると報じました。これは衛星を製作しているRSCエネルギア社が国際宇宙ステーション(ISS)関連の業務が増えたために衛星の製作スケジュールが遅れていることが理由です。ちなみに、Yamal-200はProton-Kロケットを使用して打ち上げられる予定です。
*Yamal-200はRSCエネルギア社とGascom社が共同で製作しています。
・ 共同通信は7月2日、無人宇宙システム研究開発機構(USEF)の宇宙環境信頼性実証システム(SERVIS-1)が2003年10月8日にRockotロケットを使用して打ち上げられると報じました。衛星にはリチウムイオン電池の衛星用試作品などが搭載される予定です。
*このニュースでははっきり書いていませんが、打ち上げは多分プレセツク宇宙基地です。
・ 宇宙開発事業団(NASDA)は7月2日、NASDAの宇宙飛行士3名が2003年7月7日から9月26日までガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)でSoyuz TMA有人宇宙船の運用訓練を受けると発表しました。この訓練では座学のほかサバイバル訓練、船外活動訓練などを実施します。
・ Eurockot社は6月30日、プレセツク宇宙基地からRockotロケットを使用して9基の衛星の打ち上げに成功したと発表しました。打ち上げ日時は6月30日14時15分(GMT)でした。打ち上げられたのは東大のCubesat XI-IVと東工大のCute-1のほか、チェコ、カナダ、オランダ、アメリカ、ロシアの衛星です。
*今後、2003年10月に無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)の宇宙環境信頼性実証システム(SERVIS-1)もRockotロケットを使用して打ち上げられる予定です。