バンコクねり歩き





朝7:30頃、バンコクに到着。
一気に都会の喧騒が近づいていく。





先頭車両はこちら。
見てのように年季の入った車体である。






とりあえずファランポーン駅からカオサンロードに行こう。

運がよければ、ほうれん荘で出会ったマゲノスケと再会できるはずだ。




駅前で行列を作るトゥクトゥクに声をかけるとカオサンまで
100Bだと!
50Bぐらいじゃなかったっけ?(ってよく覚えてないんだが・・・)
やけに高く感じる。
まけてもらっても80Bより下がる事は無かった。



なんだかとてもムカついたので。
ためしに徒歩でカオサンロードを目指すことにした。





セブンイレブンがあります。
不思議と浮いてますね。



街は埃っぽい上に、騒音でうるさい。
あいかわらずゴミゴミしている。

発展してるのはいいんだが、どうしても
汚らしい街なイメージを拭えないでいる。







なんだか崇高な印象の建物。
何代か前の国王様の像がオレを見下ろす。





「民主記念塔」とは名ばかりの
バンコクの最終兵器グランドタイランド。
宇宙から攻めてきたゼントラーディ軍を一網打尽にするための決戦兵器だったのだ。





約40分近くかけて懐かしの出発の地・カオサンロードに到着。
明日のソンクラーンを控えて町内が飾り付けられている。





つーか渋滞うぜぇ。









真正面の建物の左側、そこがマゲノスケお勧めのゲストハウス「「MAMA」。

聞いたとおり一泊80B(300円弱)。しかも共同シャワーは
温水
そういえばベトナムのニャチャン以降、運が良いのかすべて温水シャワーの宿だったな。

ベッド4つの部屋にあてがわれる。当然狭苦しい。
荷物だけ置いて部屋住人はみかけない。

「マゲノスケってやつ泊まってるはずなんだけど、いる?」
宿のスタッフに尋ねるが・・・どうもいないようだ。










がっかり。













荷物を置いて
バンコク市内を巡ってみることにした。
当初、来たばかりのと時。
余裕が無かったので、ほとんど観光らしい観光ができていなかった。

インドシナを軽く一巡りしたおかげでオレにおそれるものは無い。








ただ行くのみ。







































しかしやる気まんまんだな祭り。








チラホラとウォーターガンの撃ち合いを見かける。
まだのどかなもんだ。



































・・・まだな。















ふむ。カオサンロードから直接、空港までエアポートバスが出るのか・・・。
来た時と同じ150Bだな。チェックチェク。

マゲノスケの警告によると、
ソンクラーンが始まったら空港に行くまでの対策は考えた方が良いと言っていた。
現在泊まっている「MAMA」はカオサンロードのど真ん中なので、
ソンクラーンが始まる時に空港を目指すと、宿を出たとたん赤の他人から集中砲水をくらい

全身びしょ濡れになる恐れがあるらしい。

そのあたりは本格的に祭りが開催された雰囲気しだいで、宿を変える。
もしくは街を移動する自体も検討しておかねばならないのだ。




























テキトーにガイドのポイントを
巡ってみよう。










実は特に見たいところはないw










まずカオサンロードから川を挟んだところにある「シリラートホスピタル」に行こう。

ここでは色々、
生生しいものがみれるらしい。


3B渡し舟で移動。
汚い川を横断するだけ。




でも便利。





白い巨塔


想像以上に
でっかくて立派な病院でござる。









敷地内は広い。金がかかってんなーって感じ。
見たところ看護婦のレベルは低い。















・・・もちろん容姿がだ。
















ダニのフィギュア。




ダニによる感染症についてかな?。




寄生虫の拡大模型。

石油採掘のボーリング装置のようなデザイン。
このドリルのような形状で、魚の体内を掘り進む。

進化てすごい。









銃弾を撃ち込まれて亡くなった人たちの頭蓋骨。ゴロゴロ。
その死体の写真。







人体骨格標本やら、バンコク屈指の殺人鬼「シーウィー」のミイラ。
バンコクも物好きだな。



ガイコッツ。シャレコウベ。髑髏。スカルリーダーより各機。











他にも、

ナイフでぶったぎられた胸部のホルマリン漬けやら
生まれることなく亡くなった赤ん坊のホルマリン漬けやら
なまなましい怪我人や死人の写真の展示等。

赤ん坊の死体の前に、見学者が置いていったと思われる飴玉やらお菓子、ぬいぐるみが
備えられていたのが印象深い。

これらのものは流石に写真に収める気にはなれませんでした。












別館では、もう、一部屋まるごと、人体の
輪切りの標本だったり
臓器のホルマリン漬けが展示されまくっている。




















このように
漬物ばかり。















さすが病院だ!























もういろいろとカオスで気がめいる。

                                                   ・・・でも結構面白かった。

































病院そばの商店街、若者で賑わっている。渋谷みたいな雰囲気。



寿司も大人気だ。
安っぽそうで食べる気にもならねぇ。






今度は渡し舟ではなく。
エクスプレスボートで川を下る。
バス・電車以上に市民にとってかかせない移動手段だそうだ。
価格も安いからね。














目指した先は「寝仏」で有名な「ワットポー」
特に行きたいって場所でもなかったが、
他に行くところもないので行くしかないのだった。




しかしバンコクの寺院のデザインは好きになれない。
無駄に
豪華で、装飾過多で、なんか『私調子乗ってますから』的なダメ・イメージしか感じることできない。





なんだよあの屋根の棘とげ。武器?




















案内版。
上の禿げてる部分が「寝仏」の場所。
ご利益を得ようと誰も彼もが触っていくので、磨り減ってしまったようだ。

スクラッチカードじゃないんだから。

それでもみんな禿げている所を触るのだった。










これがタイの開発した汎用人型決戦仏陀・エバンコリオン
横になって出撃を待っている。







曼荼羅模様の壁紙が特殊な結界を張ってブッダを守っている。






黄金に輝くビームコーティングは
清原選手の50万発のホームランを受けてもびくともしない。





来年から仕様を一新。
隠密戦闘に特化したブラックバージョン・ステルスブッダにするらしい。
リデコの玩具もバカウレ間違いなし。

そんな事を考えながら、金箔職人は黙々と作業を続けた。






脚部五連ミサイルを二門装備。
一発が100メガトンクラスの核に匹敵する破壊力だ。




身長57m。体重550t。
まーそんなもんだろう。





少し水虫ぎみ。





コインが108枚。お布施20BでOk。




煩悩を絶つために小鉢に一枚一枚入れていくのだ。
ちょっと楽しい。








対衛星兵器用三連砲塔。
メーサービーム光線発射!





派手だ。
何をそこまで目立とうというのか?





ごちゃごちゃとセンスの無い装飾だと・・・そう思ってしまう窓枠。






手彫り。これはスゴイ。







オネーサンは何を思うのか?






これはかっこいい。
多分・・・ゲッター線あびたシーサー。





「なわけないだろ!」







瓦に、文字を書けばソレが実現するとでも言うのか?
一通りまとまったら実際に屋根に葺くのだろう。





お祈りする場所。
少し閑古鳥。

オレも祈っといた。
























帰りの飛行機が落ちませんように。



















































高名寺院「ワット・ポー」・・・・












なんのかんのと楽しかった

























次は、チャイナタウン・ヤオワラート通りで美味いもんを食べよう。




中華街といえば美味いもんだからな!




あれ?




中華料理屋どこ?







迷った。
路地が狭いトコまで入り込んで泣く。





「ツバメの巣」だって。
食ったこと無い。
安いかと思ったが、普通に高い金額だったw
それでも日本国内に比べれば段違いに安いだろう。






華僑の家族。




華僑の貴族。
チェスで勝負だ。
・・・よく見るとペプシの王冠だ。
気にするなそれが貴族だロロ。








そしてなぜか中華料理屋らしき店が見当たらなかった。


中国系バンクやら、怪しい電気街やら
うさんくさいものばかりで非常にカオティック。

不思議とドリアンをたくさん見かけた。
中国の人それ好きなのかな?


































ファンランポーン駅到着。

目的地クロントンまでのチケット買う。たった2B。ホント鈍行は、ありえないくらい安い。
発射まで45分待ちだったので、駅まで時間潰す。


18:00頃。


みょうちくりんな音楽が放送される。










突然、周りの連中が直立不動の姿勢を取る。


視界に入る限りの全員がだ。

何これ?




つられてオレも直立。












瞬間時間が止まったような感じ。























あれか、なんかあれなのか?




























放送が終わると
みな何事もなかったように動き始める。



正直キモチワルイ。



































さて時間だ。




チケットの表記、2番線を2バーツの表記と勘違いしてた。
それに発射直前に気がつく














近くのいた駅員捕まえる。6番線。むこうだ。遠い。
発射のベルが鳴る。間に合わない。
あきらめるな。電車がゆっくり走り始める。
ドアは開けっ放しだ。一番後ろの車両。飛び乗った。







ふう。








念のため、チケットもぎりの人に
チケット渡して確認とる。






驚いた顔。


「コレジャナイ!」







え?




この電車もしかして違う?
徐々にスピードを上げようとする電車。
外のスタッフになにやら大声で叫ぶ。
後部車両の運転士にも叫ぶ。
電車のスピードがダウンする。


「ゴっ!セブン!」



「え?7?」

慌てて飛び降りる。




俺一人のために
加速途中の電車を減速してくれた。
















これってスゴイことをさせてないか?
日本じゃありえないだろう。
しかも対応がちょっとかっこよかった。

いいもの見た。

そしてありがとう。



























7番の電車に乗った。
今度は間違いないようだ。
そもそもチケットには何番線とか書いていない。
うっかり忘れていた。
















ほどなく出発するが・・・

しばらくすると停車する。
赤信号かな?

微速前進。そして停車。


・・・


・・・

30分たつ。
さすがにこれは何かあっただろう。


周りの連中はなぜか落ち着いている。
特にイラついてもいない。
日常チャメシゴトな事なのか?





外からのぞくと
進行方向の踏み切りのあたりで
パトカーのサイレンらしきものが闇の中、赤く照らしている。
何かの事故かな?


特に車内でアナウンスはされない。
天井の扇風機がゆったり回る。











さらに30分近く待たされ
ようやく動き出す。





結局、何が起こったのか謎だった。










クロントン駅まで、数駅かかる。

ただ困ったのが
到着駅のアナウンスが、現地の言葉でききとれない。
そして駅のある駅名の看板が、まるで読めないタイ語の表記だった。


隣に座るサラリーマンに尋ねる。
「まだクロントンじゃない」
ちょっぴり英語ができる人だったようだ。

「ヒア?」
「ここも違う」

何駅か過ぎ、
指で肩を叩かれる。

「ネクスト」
「ああ次」
「そうです」



駅に着いた。
「ここがクロントンだ」

礼を言って降りる。






商売人やバイタクの連中は油断ならないが、
一般市民や公共の施設の駅員なんかは
普通に親切だと感じだ。
























略)






























夜遅くなったので電車は終わっていた。

メータータクシー
で帰る。
初乗り35B
ボラレないか心配だったが(なんせ今回初めてタクシー乗るから)
カオサンロードまで結局97Bだった。距離の割りにトゥクより安いんじゃないか?

気前よく男前に100B札そのままあげる。



















戻ると、ごらんのように深夜にもかかわらず人でごった返していた。
日付も12日になった。

いよいよ「ソンクラーン」が始まったようだ。




ところどころでゲリラレベルで
ウォーターガンの撃ち合いをしている。
まだそれほど乱痴気騒ぎにまでなっていないようだ。



それでも警察官達は、スタンバイ。








飲み屋とか大いに盛り上がっている。



初日はまーこんなもんだ。




とりあえず腹減った。屋台で飯だ。
フルーツはやっぱりパインが一番安定して
新鮮で美味い。



足りなかったのでメンも追加だ。合計75B(270円)。





























ソンクラーンの雰囲気を堪能したかったが、
流石に今日は、色々歩きつかれた。



宿に戻ると、空いていたオレの隣のベッドに新しい兄ちゃんが入っていた。
小柄で金髪碧眼色白のごくごく若いアンちゃんだった。

ロンドンからやってきた。名はダン。20代前半ぐらい。

日本に友達がいるらしい、今度日本まで遊びに行くとか。
日本のコミックで一番は「ユーユーハクショ」。
そして、漫画版「バトルロワイヤル」あの濃いキャラデザのヤング・チャンピオンのやつかな?
次に「ドラゴンボール」だって。
そんなもんだな。




そんな感じでベッドに横になりながらツタナイ英語でだべっていたら。











ドンドンドンドンドン!!





とドアを叩く音























「ダン!ダン!オープンザドー!ダーン!」


慌ててドアを開けるダン。






当然見知らぬ男が、

「ファキン!」「サノバビッ!」


と何事かまくしたてながら部屋へ入り込んできた。
ダンと同じぐらいの歳の青年だった。



















えらく怒っている。



























壁をバンバン叩き、何かをはきすてるかのように悪態をつきまくる!

「ダン聞いてくれ!」





と、、ふとオレと目線が合い。


いきなり冷静に
「怒りながら入ってすいません。うるさかったでしょう?ごめんなさい」

とおもむろにオレの手をとって握手する。






































そして改めて壁を
バン!
















「ファッキン!ダン!聞いてくれ!あいつだけはオレは許さない!」

「・・・いいからひとまず部屋の外へ!」









「ごめんねジョー」








そのまま二人は出て行った。






















































帰国まであと3日。










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