60km先の埋もれた遺跡





ここ遺跡の町シェムリアプ

カンボジア有数の観光スポットなわけだが。

ガバメントとしては国の財政を支えるためにも、ここでみっちり
外貨をカクトクしておかないといけない。

ご他聞にもれずオレもアンコール遺跡を観るだけ観る方針。
少しはカンボジアを潤すお手伝いができたのかもしれない。





そしてシナリオ通りカクジツにお金が減っていく(笑)


















さて










もっぱらJCBカードを使用してる俺。

ツーリングで高速料金抑えるためにとても便利なETCカード
朝夕、指定された区間を100km以内でゲートを通ると、最大で半額とかになるスーパー特典があるので
三枚あれば300km分の
半額サービスなんか受けられちゃう。

クレジットカード入会しないとETCカードがゲットできないので

数枚のクレジットカードを所持してるわけだが、それが
すべてJCBなのだ。














つまりオレは





VISAカードを持っていない。








海外では、そのVISAが圧倒的なシェアを占めているそうで
なるほど色々見て回るとJCBはほとんどの店で扱ってない。


どうも国際的に村八分をされているようだ。








そんな事で
旅行前にVISAカードを一枚作った。






大きな買い物をする気はさらさらなかったんだが・・・
いざと言うときキャッシュディスペンサーでお金を下ろすことができるので
無駄に現金を持ち歩かなくてすむ利点が重要だ。
当然、少々手数料がかかるがそれはヤムナシでしょ。



「アンコール遺跡めぐり」で予想以上に費用がかさみ。
少し先行き不安な現状。
潤沢にあると思われた日本円にして約10万円の予算も、残りの日数のことを考えるとあまり無駄には使えないなと。
しかし変に節約して、見るべきところ見れないのも悲しいだろうと
なんで出すところではキッチリ出すようにしていたのは悪いことではないと思う。




とはいえオレにはVISAカードがあるわけで
街でキャッシングすれば軍資金はすぐに維持できる。



・・・そう思っていた。




































今日の行き先は バン・メリア

市街から遠いこともあって、まったく手をつけられていない遺跡らしく

ガイドによると
「まさに発見当時の気分を味わえる数少ない遺跡である」んだって。




なるほど





先だって行きました北の遺跡バンタレイ・スレイ、
片道40kmと結構遠いと感じていたが
今回はさらに遠い片道60kmの長旅。








しかも
変わらずスクーターでニケツ
これはきつい。





二回の休憩をはさんで
2時間の道程で目的地に到着。





入り口。

 


あーあーほんとほったらかしですな。



どこをどう進んで良いのか?
案内版がまるでミアタンネェんだが・・・

さてこれからどんなボウケンがぼくらを待ち受けているのか?
それとなくストーリーの方針を指し示しつつ果敢にアタック。















もう道なき道をテキトーに進む。

というかよじ登ったり、瓦礫の上を渡ったり
危険きわまる困難に立ち向かう俺。すごい。

そしてそれがとても楽しいのだ。




すると現地の子供らしい二人組みが遊んでいるのが見えた。

「こっちだよ」

彼らはオレを手招きすると器用に石段を飛び越え飛び越え先へ先へと進んでいく。





なるほどまたか。





チップ目当ての、案内役を買って出たのだろう。
悪いが俺はもう子供にチップやる気はないんだな。残念だね。

 

オレは決してお前達の後を追ってるんじゃない。

オレがオレの道を決めてるんだ。

他人にオレの道を決められてたまるか。



そうオレの人生はいつも他人に決められていた。

しかれたレールをひた走ることに人生の意味を見出していた時期もあった




でもそれじゃいけないんだ。


人間は自分で考え自分で決めて生きていくことこそ人生を生きていると言えるのだ。





















そんなモノローグを入れておけば。レビューに深みが増すのだ。

だからとりあえず入れてみた(笑)




かっこいいからな。






砂礫を程なく抜けると開けた場所に。
























  

 


もう遺跡(寺院)のほとんどがジャングルの木々に覆われていなさる。
そのほとんどが崩壊しているため、足元がおぼつかない。
写真をとるにも骨が折れる。





さて案内してくれた彼らはここまでくるとチップを求めてきた。
右がライくん。左がポ・・なんとかくん。複雑なアクセントで聞き取れませぬ。
ライくんのオレンジのTシャツはデジモンアドベンチャー01でした。



 



「あんたたちいなくっても、あたしは一人で回れたのよ!」

と某涼宮ナニガシの様に
ツンデレに言いたいところが、


すばらしい遺跡のおかげで今のオレは機嫌がよろしい。







1$ずつ恵んであげた。


おかしでも何でも好きなだけ買うがよろしい。

そんな二人はもらうもんをもらうととっとと行ってしまいました




  
 


 

こんだけ写真貼っとけば
この遺跡のすごさがわかるだろう。



































すまん。これといったハプニングが無かったので

ただの
手ぬきだ。











戻ったらスナーがのんびりハンモックで寝ておった。
涼しそうだぞ。




行きの道中にも寄っんだが、スナーの友人(写真の女性)が営むドリンク屋台にまた寄る。
ヤシの実を寸断してるがこれは別お客さんのためにさばいてるところ。器用にデッカイなたで手際よく業務をこなす。





生憎とオレはココナッツジュースは好きじゃないのだ。






変わりに、ここのサトウキビをしぼったジュースになんかカボスみたいな柑橘類をミックスしたジュースをいただく。



がたっぷり入ってるのでとても冷たくておいしい。














もう一度いうが


がたっぷり入っているのだ。















がだ。
























































明日にはシェムリアプを発とうと考えていたので

スナーにこれまでのギャラをまとめては払わなきゃいけない。

となるとあと残りの日数を考えても、今の手持ちでは少し心もとない。




そんなときこそVISAカードのキャッシング。












街の中にたくさんあるディスペンサーの内の一つに入る。


よく考えてみたら、オレ、銀行のキャッシュカードを使いATMで現金を引き落とす事は日常チャメシゴトなんだけど・・・

クレジットカードによるキャシングってやったことねぇ。
まぁ言わば前借みたいなものなので、借金する感覚がどうも好きになれないからだ。
請求が一ヶ月遅れになるのはちょっとしたメリットではあるけど。



それでも海外で東京三菱UFJのカードが使えるわけも無く
否応なしにクレジットカードが引き落としのメインとなる。


んで使ってみたんだが・・・


英語表示しか選べない。しかも




TRANSACTION

WITHDRAWAL






しらねぇ単語で少し理解に困る。

それでも勘だけでなんとか。


GET CASH


の文字まで表記までたどり着く






















けどむなしく戻ってくるVISAカード



































あれ?なんで現金でてこねぇの?




操作が露骨に間違ってたとも思えず・・・
何度も試すんだが

多分、「お取引できません」的な英語表記がむなしくモニターに映る・・・。



くやしいので


まるで意味は無いことなんだが

他のディスペンサーでも試してみるが





結果はどこも同じ。







まさか旅行前、銀行の残金が底を突きかけていたが・・・・

いやいや仮に底を突いていてもキャッシングは問題ないだろ。
請求が先送りなのだから対応できるだろうに。












そうだきっと何か使い方が間違っていたのだろう。
今晩ネットでちょいと調べておこう。


大丈夫だ。何かの間違いに決まっている。



ここで降ろせないと俺の旅は途中で終わってしまうのだからな。








そんな事があるはず無い。
















とりあえず。

宿に戻りスナーにこれまでのギャラを清算してやる。

「今晩もカラオケに行きますがいかがですか?」


と誘われるが・・・・


これまで散財しすぎた反省と、VISAカード現金を引き落とせない不安のために
万が一のためにもお金を節約せねばと考え。

丁重に断る羽目に。


すまん!




お互いにEメールを交換。

「また来たらメールください。また会いましょう」
「ああ、来ることがあったらね」























多分、もう一生会えないだろうが


今回は贅沢にお抱えバイカーをやとってのアンコール遺跡の旅ではあったが・・・
一人でその日その日を動いてはいては、こうはうまく見て回ることはできなかったかもしれない。

この数日、本当にお世話になったな。ありがとうスナー。
おかげでシャムリアプのことが少し理解できたような気がする。
パーティーやらカラオケやら色々楽しめたのはスナーのおかげです。
勇気を出してついていってほホントよかったかもしれない。


ありがとう。そしてさよなら。














そしてお金も懐からさようなら。












































ネットで検索して調べたが、取り立てて操作を間違っていたわけでなかったようだ。

何かの理由で使えなくなってるのかもしれない。









こんなことならバンコクの段階でキャシングを試しておくべきだった・・・
それがわかっていれば

あんなことこんなことにお金を使って豪遊することもなかったのに・・・







しかしこの時、オレがトンでもないミスをしていたことに気がついてはいなかった。

































夕飯はせこく屋台の1$の飯。

その店で頼んだマンゴーシェイクが上手すぎる

お土産に宿で飲もうともう一本買う。謎の果物ジャックフルーツのシェイク。

明日のプノンペン行きのバスを予約して

今回は、俺の選んだ「300」を外人どもと一緒に観る。

脚を蚊に食われる。

日本から持ってきたムヒが全然かゆみを抑えてくれない。

これからの道中ん事を考えると財布の中身が少し心もとない。

こりゃルート変えて早々にバンコクに戻らないといかんかもね。
















絶望した。







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