さて、冬の防寒寝具の代表選手と言えば「毛布」
でもその種類や使い方など案外とご存じない方が多いようです。
ココでは毛布について簡単に説明いたします。
どうでもいいようなことですが・・・・、
せっかくの機能を充分に発揮していないことは不利益ですからね。。。(^_^;)
最近ではアレルギーの研究が進み
「綿(めん)毛布」の認知度が高くなりました。
綿(めん)毛布はホコリが多い、暖かくない、肌触りが良くない
と言われ、なかなか消費者のみなさんに受け入れられません
でしたが、綿素材のため「低刺激」ということや
アクリル毛布はウール以上に重く、
掛けふとんと併用するには重たすぎるという理由で
ようやく「綿(めん)毛布」の存在が認められてきました。
また、アクリル・ウール毛布はともに、洗濯はクリーニング店に
出さなくてはいけませんでしたが
綿(めん)毛布ならご家庭で洗濯することができます。
消費者の毛布に対するイメージが時代と共に
「軽くて、家庭で洗える毛布」というものに変遷し、尚かつ、羽毛ふとんの普及とともに
健康志向が強まり、天然素材を重視する傾向が見られ始めてきたことも
「綿(めん)毛布」普及につながりました。
毛布自体の加工法も研究され進みました。
加工方法は「マイヤー編み」と「ジャガード織り」、「シール織り」などで
ジャガード織りは素材のボリューム感を損ない、ホコリも多いようです。
マイヤー編みとシール織りは風合い良い仕上がりで抜け毛も少ないのですが
ジャガード織りの毛布に比べて高価になります。
天然素材でしかも「長繊維」を、理想的な毛布に仕上げるための研究が進み、
試行錯誤の結果 、現在では『シール織り』がMoreBetterな加工方法です。
もともと「シール」とはアザラシの毛皮のことで、
ぬいぐるみの生地やモケットなどを、和歌山県高野口で生産していました。
「シール織り」は独特のヨコ糸を引き抜く手法により、
パイル糸を表面 に引っ張り出すのですが、そのパイル糸が織物にしっかり挟み込まれているため、
織物から抜け落ちることがほとんどないのが特徴です。

また、表面 も起毛による処理でなく、織り込まれたパイル糸の撚りをほぐすことによって
風合いを出しているため、綿落ちしないという特徴も併せ持つのです。
従来にはなかった肌触りの良さと、優雅さを感じさせる豊かなドレープ性、
シルクのような光沢感があり、水洗いしても毛抜けや形状の変化はほとんどみられない
シール織り「綿(めん)毛布」は日本の高度な技術が
開発した世界の逸品です。
もちろんこの技術は、現在の中国には存在しない加工法で
和歌山県高野口が国内シュア90%を占める一大産地です。

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