五目並べは先手必勝か?
五目並べは統一されたルールというものがありません。(統一されたのが
連珠だともいえます)
2通りの
五目並べについて考えて見ましょう。
1. 連珠と同じ禁手ルールの五目並べ
(1)
三三、
四四
、6個以上並んだ
長連は
黒は禁止、白は打てるとします。→
禁手詳細
(2)黒から打ち始めて、
禁手以外ならどこに打ってもかまわない。
(3)盤の大きさは19×19の碁盤を使うとします。
この場合、黒は先に打ち始める有利さからどんどん攻めて行きます。
攻めている間に盤の端にぶつかると攻めが続かなくなるので、黒の
第1手は中央に打つのがもっとも有利です。
次に白ですが、直感的になるべく中央の黒にくっつけて黒の邪魔を
したほうが有利です。というより離して打つとすぐに負けてしまいます。
もっと離れると白はもっと不利になります。
そうすると白は次の2手しかありません。
これに対して黒がもっとも有利なのが
パターン1(浦月と呼ばれています) パターン2(花月)
このパターンは連珠で浦月、花月と呼ばれる
珠型(はじめの3手のパターン)です。
どちらも黒が40手くらいで勝ちになることが知られています。
したがって、
禁手のルールだけで、あとは自由とする
五目並べだと黒が必ず勝てることになります。
浦月、花月以外のパターンでは浦月、花月より難しくなりますがほとんどのパターンで黒の必勝法が
見いだされました。→
連珠の定石
結局、このルールの
五目並べでは黒が必勝ということになります。
浦月の定石を見ると15×15の盤端ぎりぎりまで使うケースがあります。
したがって
五目並べの場合15×15以上の盤なら黒が勝てますが、もしこの定石が最善なら
13×13では引き分けということになります。
ただ上のパターンの場合でも黒が間違えれば逆に白が必勝になる場合もあります。
必勝といっても実際に勝つのはとても難しいことです。
浦月で黒が(5)を間違えて白必勝になったパターン 左図の以降の手順の一例
2.禁手ルールをゆるめた場合の五目並べ
禁手をまったくなしにした場合と
禁手を
長連
だけにして、なおかつ白黒とも
長連
では
勝てない(負けにもならない)とした五目並べの場合には、黒を持てば必ず勝てる
コンピュータプログラムが1993年にオランダでつくられています。
無論これは通常の五目並べよりずっと黒が有利です。
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