天文写真館
(2003/10/23〜2003/10/31)
___ 彗星はなぁ〜  ̄ ̄ ̄
新月の快晴の金曜日とくればいつもは意気揚々と遠征日和なのですが、ガスっぽくて風邪っぽくて、翌日は父兄参観で文化祭までおまけが付いていたのでUFO
Captureだけ仕掛けて寝ちゃいました。
朝確認すると、雲とガスで淋しい結果だったので寝ていて正解だったのでしょう。
(遠征先の天気は考慮していない唯我独尊的態度ですな。)
案の定、土曜日の午後は頭痛がしたのでビタミンをまとめて摂取して寝てたら幸い夜にはすっきりしました。
さて、新月の土曜であれば皇座山が賑やかなはず・・・と思って零時も過ぎて到着したのですが、秋の行事がたてこんでいるらしくお一人だけ。
吉本さんも撤収後だそうで「M31脇にエンケ彗星がいるよ」と伝言。
彗星は相性が悪くろくに見ていないのでこの際に試してみます。
2003/10/26 02:23
エンケ彗星
75mmF1.3
TGv-M最高ゲイン
256フレームスタック
16コマ コンポジット
2003/10/26 02:30
リニア2002T7
75mmF1.3
TGv-M最高ゲイン
256フレームスタック
16コマ コンポジット
???・・・。
エンケが9等、リニアは10等だからなんですか?
12等まで写っているのに彗星の識別ができません。
遠い彗星の観測はもっと気合いがいりそうです。
この中から彗星を識別する吉本さんはエライ!
久万のチューソンはこの10倍暗い天体を相手にしているわけで恐れ入ります。
日頃ならドーンと拡大して、やはり写らないとパターンをやるのですが、彗星は勝手が異なります。
まず、オートスターに登録が期待できないことと導入精度がまるで不足しているので、下手をするとファインディングチャートが頼りになります。
また、ファインディングチャートがあっても今回のように対象が見えないことも考えられます。
そこでステラナビゲータの出番になります。
ステラナビゲータ6にはLX200シリーズとの連携機能がありますから専用ケーブルで導入が可能になります。
手持ちの最新データはこの3月のものだったのですが、リニアのデータもありました。
(当然、エンケのデータもあり。)
今まで使っていなかったのは蛸足に嫌気が差していたことと、USB-シリアル変換ケーブルはDiCaControlで使うことが多かったためです。
ケーブルを繋いでUSB-シリアルのCOM6設定を・・・って、ステラナビゲータ6にはCOM5までしか設定がないのでCOMのプロパティを変えなくちゃ使えません。
使ってみればクリックで導入ができますからなかなか快調です。
ところがリニアは自動では導入してくれないのです。
手順を間違っているのかバグなのかは不明です。
ともあれ、35mm換算で300mmの直焦点ならど真ん中に入ります。
「主鏡でやったら?」といわれそうですが、皇座山名物の風でLX90-20の直焦点はあてになりません。
面白いのでいくつかTGv-Mと75mmF1.3の組み合わせで狙ってみました。
2003/10/26 三ツ星
75mmF1.3
TGv-M最高ゲイン
256フレームスタック
16コマ コンポジット
2003/10/26 小三ツ星
75mmF1.3
TGv-M最高ゲイン
256フレームスタック
8コマ コンポジット
2003/10/26 クリスマス星団
75mmF1.3
TGv-M最高ゲイン
256フレームスタック
16コマ コンポジット
2003/10/26 M45
75mmF1.3
TGv-M最高ゲイン
256フレームスタック
16コマ コンポジット
この焦点距離ならそれぞれピタリと収まります。
残念ながらノートPCの電源容量に限りがありますから常用はできませんね。
それに実際に何度もケーブルを踏みましたから配線処理をしないと大変です。
朝が近くなると土星も高くなります。
多少ガスっぽいですが下界に比べればシーイングも上等です。
ただし、風があるので・・・少々ためらいましたが一旦撤収して中腹駐車場に異動しました。
それでも風が残っているので辛いですね。
おまけは10月23日、29日の小さくなりつつある火星です。
03/10/23 火星22:00
20cmF10シュミット
x3バロー直焦点
ToUCam+Lフィルタ
600コンポジット
03/10/26 土星
20cmF10シュミット
x3バロー直焦点
ToUCam+Lフィルタ
600コンポジット
03/10/26 木星
20cmF10シュミット
x3バロー直焦点
ToUCam+Lフィルタ
600コンポジット
03/10/29 火星22:30
20cmF10シュミット
x3バロー直焦点
ToUCam+Lフィルタ
600コンポジット
何とかカッシーニ全周撮れました。
木星も高度の割には良くなってきました。
木星のコントラストちょっと低くて不満ですけどね。
なんといってもToUCamに負うところが大きいと思います。
デジカメでは2分で撮れる枚数が限られますし、DVカムでは変換に一手間かかります。
なんでも画素が大幅に増えたToUCam2も登場するとか。
実力次第では惑星撮影のスタンダードが確立することになりそうです。
___ 火球はいまだに  ̄ ̄ ̄
気分良く帰宅してUFO Captureの結果は・・・途中曇っていたようですね。
火球はなかなか撮れるものではないのですが10月下旬の明るかった流星を並べると下の調子です。




UFO
Captureがあればセットして朝チェックするだけで火球探しができます。
流星探しともなるとその後が大変ですけどね。
何時間もかけて整理したデータがフリーズすると泣きますわ。