天文写真館
(2004/03/01〜2004/03/13)
___ ToUCamの苦悩  ̄ ̄ ̄
おととしはベランダ観測だったので晴れれば惑星観測をしていたのですが今は車載か物置ですのでシーイング次第です。
春の西日本は霞でお話にならないのが常で透明度がよければシンチレーションが駄目です。
3月4日はシンチレーションは非常に良かったので準備をしましたが霞に月齢が13で少々苦しいです。
04/03/04_23:06 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/04_23:15 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/04_23:40 木星
20cmF10シュミット
PL22mmリレーレンズ
ToUCam
200コンポジット
かなり良いですがLV15mmの作例は撮像が大きくなるのでCCDチップ上のゴミを拾っています。
解像力はPL22mmと大きな差はなさそうです。
今回はシリウスをぼかしてホワイトバランスを撮ったものをベースにしてみました。
そこそこに色が出ているようですが彩度を思い切り上げていますから原寸にするとちょっと見苦しいです。
LV15mmの左はWaveletをDynamicで右はK-kozakさんの作例を参考にLinearで調整したものです。
いささかキッツイ処理になってしまいましたが納得してしまいます。
04/03/09PM 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/09PM 木星 右x1処理/左x2処理
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/10_21:22 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/10_21:29(左)/22:28(右) 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
Linear処理を頭に入れて9日にも撮影しましたが、ちょっと荒れ気味のシンチレーションで心配したのですが結果はまずまずでした。
RegiStax2には2倍サンプリング機能があるのでx1との比較を見ると上の通り効果はてき面です。
もっとも原画がそこそこでなければ時間ばかり食うのでなんでも適用する気にはなりません。
土星も同じ調子で良い画像になればうれしいのですが高度が下がってくるのでこれからは苦しそうです。
苦しいのは翌10日で黄砂の予報が出ていたほどシーイングが悪くかっちりした画になりません。
大きな白斑が右から左に移動しているのがわかった程度です。
このままでは9日のショットが今期最後のまともな画になりそうで・・・。
___ NGCてんこ盛り  ̄ ̄ ̄
久々にアルバムを追加したのですが物量が異常で大変なことになっています。
TGv-M版のアルバムを開くと分かるのですがサムネイルの表示にナローバンドだと4分もかかってしまいます。
150個近くも1ページに表示するのはちょっと無謀なようです。
そこで画像がないリストを試作したのですがこれも表示に1分かかる始末です。
この際ですからデジカメとTGv-Mをまたいで収録画像をNGC順に分割してリストすることにしました。
画像の方はまた追って分割しましょう。
___ 惑星観測後半戦  ̄ ̄ ̄
「・・・って、土星も木星も出てるやんけ」と突っ込まれそうですが土星はシュミカセの馴温をのんびりやっていると高度が低くなって良い画が撮れなくなってきたのです。
そもそも西日本は黄砂で諦めムードになっているので12日のような青い空は貴重です。
青いとはいっても標高が低ければ地平線はお笑い状態ですから対象の高度が問題になってきます。
ウィークデーだとほとんど金星を撮影するぐらいの勢いがないと勤まりません。
04/03/12PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/12PM 金星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/12_19:59/22:32 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/12_20:05/22:26 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
土星は下が高度が低く、木星は上が高度が低いです。
惑星観測の鉄則は南中を狙うことだそうですが納得です。(金星と水星は?)
それにしても火星が小さくなりました。
もはやなんだか分かりません。
処理はRegiStax2でQuality filter bandでQuality
filterが0.1を超えるように調整していますが、シーイングが悪いと0.08程度が精一杯のことがままあります。
今回はx2処理で細密さを上げるようにし、WaveletはLinearで白飛びが出ないように調整した後不自然にならないようにゲイン調整しました。
色調整はMicrosoftのPhoto
Draw(マイナーでんな)でホワイト調整した後で彩度を上げています。
フォーカスもプラスにかけてシャープに見えるようにしてみました。
木星を見る限り4日ほどではありませんが健闘していると思います。
頭が痛いノートPCの容量ですが、ソフトを削った上でファイルの最適化を行いコマ落ちを減らしてあります。
なにしろ1ファイル400MBではHDD上のファイル分断は致命的です。
ただ、この作業は暇なときにやらないと異常に時間がかかりますから就寝前に始めるのがよさそうです
___ 年々歳々  ̄ ̄ ̄
日曜日が休みになったので天気予報をチェックすると「明け方ガスが出るかも」という程度で快晴。
黄砂の予報が出ましたから透明度はお笑いで標高で稼ぐしかありません。
南天も狙いたかったので久々に皇座山に陣取って・・・公園整備で立入禁止になってました。
完成の暁にはアスファルトの上で観測が可能になりそうですが利用可能な範囲が極端に限定されそうです。
めげずに中腹駐車場でお目当ての木星観測を始めます。
04/03/13_22:57 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
04/03/13_上22:31/23:07、下23:25/23:42 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
透明度は時期的にまずまずでシンチレーションは上々でした。
画面上で時々表面の模様が見えてましたからかなり期待したのですが腕が追いつきません。
青色が多少ずれている感じがあるのはLV15mmのせいかToUCamの芯が出ていないのか不明です。
原画が多少荒れていますから拡大率を上げすぎて光量不足になっている恐れもあります。
欲張りすぎはいかんのかなぁ。
そもそも光学系がシャープでないことも大きいと睨んでいます。
拡大星像の安定度から考えれば透明度を割り引いても、もっといいフォーカスになりそうなものです。
PM中は惑星に終始し日付が変わればメニューも変わります。