天文写真館
(2004/04/01〜2002/04/18)


___   観望地巡り    ̄ ̄ ̄

 毎度、気になる観望地ですが、今回は昼間に二箇所回って見ました。

 まずは美祢市の桜山展望台です。
 北東南西の順番です。

 中心には柱があるので実際は北か西を犠牲にする必要があります。
 更に展望台に車は近寄れませんから機材設置にはかなりの膂力をいります。
 北にはセメント工場が24時間操業していますから過剰な期待は禁物です。
 同じエリアにキャンプ場がありますが、電線が南を邪魔しています。
 エリアの駐車場は山が近く木も多いので残念ながら使えそうもありません。
 主だった場所にトイレがあるので勿体無いです。

 続いて秋吉台の長者ヶ原駐車場です。
 観望会で使われる場所で実際にここで観測したことがあります。
 同様に北東南西の順番です。

 東と南に山が少々かかりますが山口県としては良好な方です。
 その東には山口市が、南には宇部市があります。
 夜でも車両が通過しますから銀塩には向きません。
 南の小山には展望台がありますがアプローチが面倒で駐車場がありません。
 しかもイノシシが出るので落ち着きません。
 駐車場にも展望台にもトイレがあります。
 他にも立入禁止を無視すればポイントはあるのですが今度はトイレがありません。


___   日水金火土木月    ̄ ̄ ̄

 2004年4月初旬のハイライトは「カレンダー」です。
 日〜土の各対象を日没直後にまとめてみることができるのです。
 順番で書けば日水金火土木月となります。
 日は装備不足でパス、水は西が開けてないのでパス
月は趣味ではないのでパスと2004年の4月4日手抜き四並びの四惑星です。 


04/04/04_20:13/22:33 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/04 金星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/04 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/04 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 透明度はともかくシンチレーションがまあまあなのでいい写真になります。
 左の木星はなんだかにぎやかですが左からイオ、イオの影、ガニメデです。
 右は左からガニメデとガニメデの影です。
 大赤斑が正面に来る時刻にも撮ればよかったのですが惚けてデータ整理をしてました。
 大赤斑と衛星を同時に捉える機会はあまりないのでちょっと勿体無かったです。
 この手の天文現象は事前の調査が欠かせませんね。


___   DEC・ロック・ショック    ̄ ̄ ̄

 翌5日も天気が良かったです。
 観測開始が少々遅かったので木星だけ撮るつもりでアライメント・・・北極星を入れたつもりが鏡筒がお辞儀してしまいました。
 「時間のロスが」と愚痴りながらDECのロックを・・・クルクル回るじゃあ〜りませんか!
 
寿命という言葉が頭の中に浮かんできます。
 そりゃ、サブスコープを乗っけたり無理はさせているし稼働日数も自慢ではないけど多いとは思いますからガタがきて不思議ではありません。
 ロックと目盛り板を外すとロックのネジが情けないほどに細いことが分かります。
 するとクラッチの相手側のタップがなめられたと見るべきでしょう。
 試しに目盛り板を外して締めるとうまくロックできました。
 目盛り板は1mmほどのアルミ板なのでわずか1mmほどしかねじ山がかかっていないことになります。
 怖いので目盛り板変形防止の平座金(こっちの方がちょっと厚い)を外しました。

 多少びくつきながらの観測ですが、表示された木星にはビックリ。


04/04/04_22:12/22:24 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 頭の中でジュピターが鳴り響く状態です。
 いや、今日という日に観測してよかったですわ。

 ついでにいろいろ設定を触ってみました。

 順にカンマOFFで彩度ややLOW(通常設定)、カンマOFFで彩度HI、カンマFULLで彩度ややLOWです。
 彩度は影響が大してないようですがガンマは上げると同心円状に縞模様が出ます。
 設定が下手なりに合っているようなので一安心です。
 安心できないのはDECロックの方でして・・・。


___   明小・暗大    ̄ ̄ ̄

 8日は晴れ透明度はあまり感心しませんがシンチレーションが比較的まともでした。
 4日の大気状態では表示でさえ模様が確認できたのですが今日は「丸に二の字」に過ぎません。
 今日はLV25mmとの比較で撮ってみました。


04/04/08_21:47 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/08_22:45 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/08_22:53 木星
20cmF10シュミット
LV25mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 左は馴温が不足しています。
 肝心の中央と右ですがLV15mmの方が細かく出ているように見えます。
 原寸ではRegiStaxの粒状荒れがかなり出ています。
 LV25mmは像こそ小さいものの原寸では目立つ粒状荒れは出ていません。
 単純に単位面積あたりの明るさでゲインを決めていますから対象が明るい方が調整は有利です。
 また、明るい方が発色も良好です。
 反面、対象が小さくなるためピントがシビアにならざるを得ません。
 悩ましいのですが苦手なピントあわせを避けるために基本は従来どおりに写すことになりそうです。


04/04/10 金星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/10 木星_22:00
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 しつこく検証しましょう。


04/04/11 金星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11 金星
20cmF10シュミット
LV25mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11 土星
20cmF10シュミット
LV25mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11_20:13 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11_21:26 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11_21:33 木星
20cmF10シュミット
LV25mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11_22:51 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/11_22:46 木星
20cmF10シュミット
LV25mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 LV25mmは光量があるのでカラーには有利で滑らかになります。
 残念ながら細部の描写はLV15mmに及びません。
 14日は透明度が3/5でシンチレーションが2/5とあまり感心はしません。
 せっかくなのでアイピースの比較を行います。


04/04/14_21:12 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/14_21:18 木星
20cmF10シュミット
PL22mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/14_22:30 木星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/14_22:25 木星
20cmF10シュミット
PL22mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

04/04/14_22:36 木星
20cmF10シュミット
PL22mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 やはり明るく撮ったほうがコントラストが出るようです。
 細部の描写との兼ね合いからPL22mmあたりが妥当でしょうか。


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