天文写真館
(2004/09/01〜2004/09/16)
___ プレッシャーに弱い  ̄ ̄ ̄
ネットショッピングは久々です。
目的はStormTrackerとNexStormです。
自宅からのスプライト観測は難しいので無用の設備かもしれませんがSonotaCoさんのプレッシャーに負けました。
PCのパワーに余裕があるからいいですか?(単に物欲に負けただけ!)
StormTrackerという装置はリアルタイムで雷を検知するシステムです。
屋外対応アンテナとPCIカードで構成されています。(USB接続の製品もあり)
国内で調達すると値が張るので個人輸入が常です。
StormTrackerだけでも付属ソフトで表示できるのですが情報発信にはNexStormが最適です。
NexStorm用のサードパーティーソフトで高い分析力があり、付属のJavaスクリプトで簡単にWebのページを作れます。
「stormvue」で検索していただくと世界各国で使われているのが分かります。
この二つは送料込み合計で6万円未満です。
雷の検知用ですので天文観測には直接関係はありません。
せいぜい安全確認用です。
本領が期待できるのはスプライト観測です。
スプライトは雷雲上空の高光度放電現象で2003年にSonotaCo
Networkのメンバーがアマチュアとしては始めて記録に成功しました。
まだ研究が始まったばかりの現象です。
頭上が晴れていて遠方に雷雲が発達している必要があるので観測にはリアルタイムの雷情報が必要になります。
東北から関西までは各電力関係の雷情報が発表されているのですが中国・四国・九州地方にはリアルタイムのサイトがないのが実情です。
スプライト観測の基本情報ですから観測者支援のためにも全日本をカバーする情報発信が欲しいというのがSonotaCoさんの希望でBBSでちくちくとやられていたのですが「最安値更新」の情報についに導入に至った次第です。
青森(予定)、東京、大阪、山口から各々600kmをカバーしますのであとは沖縄にサイトができれば一応の目標が達成されます。
StormTrackerはPROVANTAGEで調達します。
オンライン決済でちょいちょいと打ち込めばよいのですがここからが問題です。
カスタマー履歴があれば良いのですが普通は本人確認が待っています。
まずは「カードの表をFAXかメールしてくれ」といってきます。
続いて「カードの裏も教えろ」ときます。
最後に「免許証かパスポートの写しを送れ」と言ってきます。
いずれも翻訳サイトのお世話になれば分かる内容です。
MeteorologicaでのNexStorm調達はカード決済部分が日本語を選択できるので楽勝です。
価格のことをとやかく言わなければここで両方を手配することもできます。
NexStormは書籍扱い並みのスピーディーさで届くと思いますが、これも在庫次第です。
今回はStormTrackerが在庫切れの憂き目に合いNexStormのCDケースにいたずらに指紋をつけるだけの日々が続いています。
___ 台風シーズン  ̄ ̄ ̄
山口は天災に不慣れといわれます。
落雷地帯ではないし、これといった活火山はないし、大雨も大雪も降らない、地震もなければ津波も来ないし、台風も九州と四国でブロックしている調子です。
なのに今年は9月7日ですでに3個目が襲来します。
さすがに皆さん「今年は変」と思っています。
上陸台風は過去最多ですからそりゃそうでしょう。
長く天体観測をしておられる方はもう3年以上前から「なんだか変」と思っておられるようです。
最も気流が落ち着いているはずの早朝でもガスっぽくておかしな日が多いのです。
粒子状物質が大陸から盛んに飛来するようになったことと温暖化だろうと思われます。
粒子状物質はいわゆる公害起因のものと砂漠化起因のものがあり、温暖化も人類の活動起因のものと太陽活動によるものがあります。
太陽活動によるものはほとんど報道されていませんが事によるともっとも深刻なものかもしれません。
さて、このたびの台風18号は山口にとって非常にいやな進路をとり、更に途中から加速し典型的な風台風になりました。
街路樹が大きくゆれショーウィンドウが割れる派手な台風だったのですが平成3年の台風で多くの壊れるべきもは壊れていたのが不幸中の幸いです。
いかんともしがたいのが停電で、朝に停電し夜まで復旧しませんでした。
頼りの地元FM局も再三非常用電源でしのいでいたのですがついに停電が送信アンテナ設備に至り中断。
私はNHKを聞いていればいいのですが、FM局はなんと山頂まで発電機を担ぎ上げ放送を再開させました。
停電しても電話は通じるのですが最近の多機能電話ではそうもいかなくなったようです。
しょうがないのでポータブル電源で回線終端装置とルーターを生かしてネット上のレーダー画像で状況分析をしていました。
日頃から天気ばかりを気にしているのでどこを見ればおいしいか分かってますもんね。
おかげで暇をもてあそぶことはないのですが、のんきなことを言っていたら日没です。
こういうときはジプシー観測をやっていると灯りがごろごろ出てきます。
懐中電灯にとどまらずポータブル電源は二つともライトが付いています。
そしてとどめは
台風襲来前です。
停電でPCが落ちてる直前の画像です。
台風通過後に界隈が大掃除をするとこうなってしまいました。
わずか数日で冬のような眺めです。
その後はUFOCaptureも順調に・・・いかんのですわ。
台風は南から吹く風なので北向きのカメラは平気だろうと高を括っていました。
ところが数日後に異変が発生。
絞りが開かないのです。
仕方なくカメラを取り込み調べてみると端子がさびているではありませんか!
「困ったなぁ」と抜いた4線端子を触っていると端子がポロッと落ちちゃった!
再接続せにゃいけないのですが4線では組合せが分かりません。
こいつはワテック配列といわれる規格外の接続が必要なのですが、そもそも現行機種と線の色自体も違うのです。
ブリッジ跡が黒でGNDと見込んで組合せで探ってハンダをやり直します。
再度取り付けなおしてアングルを決めて一安心です。
どうも塩害に遭ったようです。
そういえば周辺の樹木も葉が茶色に変わり、ハラハラと落ちています。
この際、簡易レインコートもかけておきましたがCBC6mmの自動絞りが今後も問題になりそうです。
しかし、晴れませんなぁ。
気象衛星画像をみると季節ならぬ南から吹込みが西からの気流を捩じ曲げて妙な具合になっています。
あんまり晴れないと今度は望遠鏡が腐ります。