天文写真館
(2005/01/01〜2005/01/07)
___ 2005星初め  ̄ ̄ ̄
今年もバリバリと観測を・・・行なう予定が正月休は雪まで降って全滅状態でした。
おかげで徹夜は皆無だったのですがさすがに正月で寝不足の解消には程遠い有様です。
マックが最接近するので逡巡した挙句7日は年次を取りましたがこれも天気予報は「タコ」と出ています。
子供らは未だ冬休みでやかましいので腹を括って長湯温泉に宿の予約を取ってしまいました。
ところが6日の夜には晴れたりするんでして・・・。
愚痴っても仕方ないので南天専用観測地に走っていきます。
F3.3レデューサLRGBはFL=660mmで35mm換算商店距離は3300mmですからなんだかわかりません。
05/01/06PM C/2004 Q2
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
LRGB56コンポジット
テイルの流れが見えているだけ上等です。
地球に近づいているのででかいのは当たり前ですね。
白黒なのが惜しいですがFL=75mm35mm換算焦点距離375mmならいけます。
05/01/06PM C/2004 Q2
FL75mm
TGv-M
256フレーム
27コンポジット
スバルの近くを移動中なので強引に同じ画角に収めると下のようになります。
2005/01/06PM C/2004 Q2
FL75mm F1.3
TGv-M
256フレーム
20コンポジット
画角の確認用にオリオンを撮ってみると下のとおり。
05/01/06PM C/2004 Q2
FL75mm F1.3
TGv-M
256フレーム
17コンポジット
なかなか魅惑的な構図ですがCマウントレンズなのでカラー化は無理です。
ついでにクリスマス星団と薔薇星雲も押えておきます。
05/01/06PM NGC2264
FL75mm F1.3
TGv-M
256フレーム
13コンポジット
05/01/06PM NGC 2237
FL75mm F1.3
TGv-M
256フレーム
15コンポジット
明日朝の出発を考えると遅くまでは頑張れないのでさっさと土星も記録します。
05/01/07AM 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
妙に暗いな、と思ったら霧です。
あっという間に100m先も見えない濃霧になりました。
「なんてこった」と撤収すると300mも離れないうちに霧が晴れてしまいました。
観測地が河口だったので局部的に発生したようです。
おかげで機材一式じっとり湿ってしまいました。
___ 2005 星初め  ̄ ̄ ̄
7日の朝には潔く望遠鏡を荷室から下ろし出発・・・早々に長男がSAで車のロックアウトをやらかしJAFを呼んだために一瞬で貧乏旅行が決定いたしました。
さっさと高速を下りると一般道をグルグルと走っていきます。
目指すのはタダで見学ができる筋湯近くの九州電力地熱発電所です。
九電の給電エリア外のお客なのに暖かくおもてなしいただけました。(記念碑付には恐れ入りました。)
ちょっと離れても「あの湯気が発電所」とわかります。
余った湯は筋湯で使っているそうな。
そのまま明るいうちに宿に直行。
そりゃもうラムネ温泉に入りたいからですよ。

巨大な湯の花(トトロのようにでかい)に騒ぎ、おいしい夕食(馬刺しも山女も地鶏鍋も世辞抜きにして満足)の後で窓から見上げると満天の星。
帳場に門限を聞くと「外出もお風呂も朝までどうぞ」とのことで久住高原まで出かけます。
30分ほどで滑空場に…道路工事で入れません。
ヒゴタイ公園に移動する暇も惜しいので速銅の路肩に車を止めます。
しかし、望遠鏡はないのでQV-3500EXでの固定撮影です。
05/01/07PM C/2004 Q2
QV-3500EX(IRCレス)
5コンポジット
固定ですから尾の確認は無理です。
後日の情報ではこの夜が最も良かったらしいですし、毎日新聞の1面にも久住からのマックホルツ彗星の見事な写真が掲載されていました。
それにしてもIRCレスデジカメは手軽でありがたいです。
ただ、S3 Proが登場した今となってはコンパクトデジカメは非力さが目立つばかりです。

同じ要領で撮ったオリオン界隈をバーナードループが出るほど炙り出したら破綻しました。
長湯温泉は良い風情と良い湯と良い食材に恵まれた温泉なのに今ひとつ世に出ません
。
元々、多くの文人が愛した世俗を離れた湯治の湯なのですが、慌しい現代ではアクセスが悪いと映ってしまうようです。
日本人は温泉好きですが黒川温泉程度で喜んでもらっていてはそこが浅いですわ。(でもここから先は秘湯の泥沼にどっぷり?)
アクセスが悪いならきっと滅多に見られないものもあるはずです。
調べが足りないかもしれませんが結構あるものでその中から原尻の滝と穂積水中鍾乳
洞を選んでゆっくり帰宅…の予定が次男が財布を宿に忘れ慌しく帰宅になってしまいま
した。
1000円しか入っていない財布でも放置しておくわけにはいきませんもんね。
呆れるほど見事な滝
かくて劇走700kmの旅が