天文写真館
(2005/04/01〜2005/04/03)


___    星を探しに行く旅    ̄ ̄ ̄

 以前に美保関で車中泊したのはまだ美保関灯台道路(しおかぜライン)有料だった時代です。(平成12年に無料化)
 ついでに境水道大橋(おさかな大橋)も有料でした。(平成14年に無料化)
 旅行先でもケチっていたのでゲートが無人化する夜にしか通らなかったのです。
 このケチケチぶりはどこに行っても同じで九州横断道路やまなみハイウェイ(平成4年無料化)や阿蘇登山道路(平成12年無料化)も料金所に人がいるうちはゲートをくぐることはそんなにありませんでした。(すみません、みんな貧乏が悪いんです。)
 出雲大社の駐車場や三保野崎灯台の駐車場を選ぶのはトイレがあって静かだからです。
 ネット以前でもこの手の情報は自動車旅行者間でやり取りされていたようで長い休みにはお仲間が多いです。
 今回は花もいまだの弥生2日ですから釣り人しかいません。
 絶景を堪能したのですが子供らは「寒いし眠い」ので興味なし。
 水木しげるロードも無人状態で興味なし。
 おまえらなぁ、人だかりがしないと興味が出ないようじゃクリエーターになれんぞ。

 では、子供向けサービスは無視して1992年の美保関隕石の落下地点に行きます。

 惣津の松本邸の横には立派な碑があり経緯が記されています。
 落下地点は半島の海際なのです。
 落下当夜は雷鳴が響く荒れ模様だったので僅かでもずれていれば海か山かに隕石は消えていたところです。

 美保関隕石の大騒動は吉備総合電設隕石物語に詳しく出ています。
 笑っちゃうけど笑い事でない嵐の日々を読むと不思議な偶然に「この隕石は松本さんに拾われに来た」思えてきます。
 「たまたま民家に落ちた」のはともかく「たまたま父親が入院中の居室を貫通」していますし「たまたま保険に入って」大出費もなかったですし「隕石だ」と直感されたおかげで極めて迅速に世に出ることができたのです。
 驚愕すべきなのはわずか3年後の1995年には七類港ターミナルがメテオプラザとして建設されてしまったことです。
 公民館での一般公開で5日間で1万人もの来場があったとはいえ四階にあたる隕石の巨大モニュメントをミュージアムにするのはリピーターが見込めないのでかなり無茶です。
 もっとも、そのおかげで私たちだけでゆっくりと見物できました。


 神戸在住で小惑星サーベイをしておられる山田義弘さん寄贈の本物の隕鉄に触ることもできます。
 本物の隕石を間近に観察できるのがメテオプラザのメリットですし、落下地点がどういう状態になるか隕石が壊した様々な実物で実感することができます。
 この南丹隕石(隕鉄)は隕石雨のひとつですがキャプションに驚愕します。
 普通は「手で触れないでください。」と書くのでしょうが「手で触れてみてください。」なのがうれしくて何度も触ったり持ち上げたりして感触を確かめました。
 隕石は一般にもろいのですが隕鉄はその心配がないとはいえ実に大胆です。
 普通はレプリカですよ。(美保関隕石の触りたい放題レプリカもありまっせ。)

 その点、私らはかなりマニアックな客であったには違いありません。

 予算もないからタダで遊べるところはないかと調べたら島根原子力館があるじゃないですか。
 エリアも同じなのですたこら細い道を走っていきます。
 やがて右手に発電所、左手に原子力館が見える峠に至り・・・どちらにも入口がありません。
 発電所にはこの峠の下のトンネルを抜ける必要があるようです。
 物が物だけに鉄壁の守りなのでしょうが海から来たらどうするの?
 大回りして原子力館に到着すると丁度ビデオ上映中でビデオ終了後スライドショーで補足説明があったのですがとんでもない資料が使われていました。
 例の人工衛星から見た夜の地球の写真です。
 日本列島がくっきりと浮き上がっているのを誇らしげに説明し、その一方で化石燃料は60年分しか残っていないと解説しているのです。
 あんまりなので「日本とイタリアがエネルギーを浪費している証拠写真」にケチをつけてきました。
 イタリアは条例で光害の規制が始まっていますからほとんどが野放しの日本は世界一の後進国になりかねません。
 (中国がそのうち追い抜く?・・・それも大気汚染の面でこまるんだけどなぁ。)


HOME