天文写真館
(2005/10/01〜2005/10/09)


___   身の程を知る    ̄ ̄ ̄

 先に宇部天文同好会の新しい仕掛けについて触れたのですが正体は↓です。

 右上に人が見えていますが子供ではないのです。
 遠近感がおかしいのがお分かりでしょうか?
 ミードのLX200GPS-30というのはこんな大きさです。
 LX200-30は菊川の会長のでおなじみなのですがこのアングルは強烈です。
 小物も抜かりがありません。

 目を引くのはTGv-Mとフィルターの類です。
 これらを組み合わせて移動天文教室を行う算段です。

 お披露目もかねて観望会の予定がアライメントがさっぱり進まず手動で金星、M57、M31、火星を追う羽目になってました。
 本番まで一週間ないんですけど大丈夫です?
 計画通りなら私のシステムの親玉になるはずです。

 実はLX90-20を買うときに現金買いにこだわらなければこのクラスも選択肢ではあったのです。
 現物を見ると
私一人じゃ無理があることに気がつきます。
 少なくとも観測スタイルに大きく影響したことでしょう。
 一般に天文機材は各人の趣味に合わせて選択していくものですが、私の観測スタイルはLX90-20を活かすべく構築されていったものですし、構築にあわせて良きアドバイザーや機材に恵まれた結果に過ぎないと気付きます。
 旧機材>デジカメ惑星写真>LX90-20>デジカメ天体撮影>TGv-Mビデオ天体観測>極楽観測・・・という調子に順調に進歩(際限なく堕落?)しています。
 撮影も観望会も惑星も星雲も浅く広く汎用的で(単に欲深い?)あり、高品位な仕上がりを求めない(理想が低い?)のであれば現在の構成は満足すべきものです。
 次のステップはどんな機材に支えられるのか見当がつきません。
 相応な機材が現れなければ全くシステムを改める必要すらありそうです。(もしくは再び休眠?)

 ちなみに宇部勤労青少年会館での直近の公開は下のとおり。

 このほかに10件程度移動天文教室や特別投影会があるので大変です。


___   観望会ダブルヘッダー    ̄ ̄ ̄

 10月も週末に曇るパターンでもう月齢5です。
 タコが続くんですかね。
 8日の土曜日は当初の予報より遅れが目立ちましたが18時頃には晴れる見込みでした。
 今日は宇部天の観望会と菊川の秋吉/長者ヶ森観望会がバッティングしています。
 通例ですと長者ヶ森直行なのですが、LX200GPSの立ち上げがあるのでまずは宇部市勤労青少年会館に向かいます。
 こっちは21時までで長者ヶ森はエンドレスですから順序も都合がいいです。
 ところが天候の回復は遅れ、すぐ西に晴天域が見えているのに近づいてきません。
 ともあれ機材を出して組上げます。
 電源を入れると自動的に…GPSで止まるんですよ。
 カーナビになれているとGPSはすぐ使えると錯覚するのですがGPS単体はずいぶん時間がかかるのです。
 仕方なく日時と都市を入力すると基準星を…望遠鏡が下を向きました。
 電源を入れなおして基準星の方を望遠鏡が向くとファインダーに星が見えません。
 曇りじゃ駄目です。
 そもそも取説を読んでいません。(そこから始めろよ!)

 仕方なくTGv-Mのテストに移ります。
 これは勝手知ったるもので…ビジュアルバックが見当たりません。
 どこかにあるはずと全部持ってきてもらうと一山パーツがあります。
 何とか発掘してプロジェクターにつなぐと発電所のタワーを導入します。
 するとどーんとでっかく写りますから皆さん感無量。
 これで星を写したかったです。
 定刻の21時に片付け始め、長者ヶ森に電話すると「客は帰ったけど来るなら居るよ。」とのこと。
 ん〜、行いかにゃいけんでしょうね。

 取って返せば11時前です。
 雲が残っていますから明らかに天気の回復は遅れていますし、夕方には雨も降ったそうです。
 北極星が見えるのでセットアップしましたがPC用のポータブル電源を忘れてきています。
 しかし、星見の一般の車がぼちぼち駐車場に入ってきますから会長が呼び込みを始めました。
 背に腹は替えられず車から電源を取ります。
 日付が変わると時々雲はかかるものの結構晴れています。
 んじゃ、ぼちぼちと。


05/10/08PM M33
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
72コンポジット

05/10/09AM M31
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
109コンポジット

05/10/09AM NGC247
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
13コンポジット

05/10/09AM NGC247
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
37コンポジット

05/10/09AM
     ステファンの五つ子
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
28コンポジット

05/10/09AM NGC1435
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
45コンポジット

 M31はVGAの制約を何とか回避したいのでモザイクの試験をしたものです。
 左上のコマだけがなぜか暗かったので線が出ました。
 ですが、なんとかなりそうな手ごたえです。
 これができるのもF3.3レデューサが優秀だからですね。
 NGC1435はプレアデスのメローぺ星雲といわなきゃ不親切です。

 途中、珍しく逆に声をかけてきた若い男性が着ましたのでみんなであれこれ見せていきました。
 私のシステムでは先のNGC1435に引き続きこんなものを見てもらいました。


05/10/09AM M78
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
16コンポジット

05/10/09AM NGC2024
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
21コンポジット

05/10/09AM NGC2174
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
30コンポジット

 いたく喜んでもらえましたがついでに撮影もしたため説明がいささか冗長だった筈です。
 ついでに日曜日の14:00から勤労青少年会館でプラネが上映されるよ、ささやいておきました。
 本当に行ってくれたようでありがたいです。
 宇部天の会長は彼らを捕まえて出張観望会のヘルプにしちゃった上に宇部天の名簿に載せたようです。
 さすがにやり手は違います。

 残り時間は冬物で135mmカメラレンズを使います。


05/10/09AM M42
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
65コンポジット

05/10/09AM NGC2174
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
21コンポジット

 NGC2174モンキー星雲はどの焦点距離でもなかなか写らないもんですな。
 では最接近を待つ火星とシーズン前の土星を。


05/10/09AM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

05/10/09AM 土星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 シンチレーションに泣きそうです。
 透明度が良いのが救いですか。


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