天文写真館
(2005/11/01〜2005/11/05)
___ ホームスター  ̄ ̄ ̄
10月3日は文化の日でお休み。
天候急変で観測もお休みです。
お父さんはタップリ朝寝・・・したいのですが、かみさんが福岡に用事があるということで運転手を仰せつかり家族そろってお出かけです。
用があるのは自分だけで私には何のかかわりもありません。
「団体行動を乱したらいかん」といいながら「おとうさんと大きな電気屋に行っといで」と多数派工作をするのはせこ過ぎます。
私も電気屋はすきですよ。
言われなくても待ち時間は天神で電気屋巡りですわ。
しかし、忘年会の案内が回る時期なので何も買わない (買えない?)
予定だったのです。
が、長男が見つけちゃったんですよ、ホームスターを。
「へー、売ってるんだ」と無視しようとしたら長男が熱いまなざしでこっちを見てるんですよ。
その目は「お父さんはきっと買うに違いない!」と訴えています。
んー、でも値段が…18,800円とはさすがビックカメラ!
更にポイントが付きますよ。(そのポイントをいつ使う気だ?)
「迷ったら買っておけ」というのがこの道の先達の名言(迷言?)ですからめでたくお買い上げとなりました。
よほどうれしいと見えて長男はホームスターの入った大きな袋を大事に抱えるように持って帰りました。
帰宅後早速セットアップします。

学研版の10倍の価格ですが、たいした期待はせずに「天の川が見えればよい」と電源ON。
・・・…呆気
これって凄いんじゃないですか。
星座板のように縮小投影されるので星座はいじましいほどに小さくなるのですが非常にクオリティーが高いです。
天の川が誇張されているのが気になりますが星空投影機として考えるとこれくらいの迫力がないと面白くありません。
調べてみると天の川は大平さんのこだわりで別扱いで6万個の星をプロットしたそうです。
他の星が6.5等までの1万個ですから合計で7万個ですよ。
うーん、こりゃドーム状の白天井がほしくなりますな。
___ 長野山初観測  ̄ ̄ ̄
金曜の終業後に天気予報を見ると素っ気無いほど「晴れ」となっていたのですがエキサイトだけは「だけど星なんて見えないもんね」と表示されています。
このパターンは覚えがあります。
ガスに沈没するケースがこれです。
明日は荒れ模様ですからチャンスをモノにするにはガスがないところに行く必要があります。
目安は標高です。
秋吉台…全然駄目でしょう。
皇座山…ガスにサーチライトじゃ結果は目に見えてます。
むつみ…雨上がりの草地は雨のように露が落ちます。
津和野…中腹なのでたいした期待ができません。
んー、弱った。
久住に出かけるには遅すぎますもんね。
…長野山か…な?
標高は1,000Mほどですが頂上へのアクセスは車止めがあり、駐車場は周囲を林に囲まれて低高度の条件は悪い上に頭上に電線が走っています。
何より風が強いのですがガスが出るということは風がないということでこれはOK。
出かけずに歯噛みするよりは現地で歯噛みするべきですな。
この道がまた離合不能が続くのです。
最後の登坂道にはつれなく「台風14号の災害復旧中に付き通行止め」とありましたが行ける所まで行くことにしました。
結局、仮道で山頂キャンプ場に到達できましたが、車止めを外す度胸はなく駐車場で電線を北極星の位置まで避けてセッティングします。
いやぁ、晴れるものですなぁ。
ファインダーで覗く北極星周辺の星もにぎやかです。
早速、火星を入れます。
シンチレーションが多少出ますが上々です。
前夜のものと比べてみましょう。
05/11/03PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
05/11/03PM 火星
20cmF10シュミット
LV10mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
05/11/04PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット
NGCのリストをつぶす前にメローぺを撮ってみます。
05/11/05AM メローぺ
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
35(左)、18(右)コンポジット
この標高でもちょっと透明度はよくないですが暗いのに助けられています。
時々ホームスター並みに抜けますから下界からのガスが舞い上がっているのかもしれません。
記念に一枚。
暗いのは間違いないです。
では、銀河を巡ってみましょう…っていきなり林にかかってしまいました。
うー、妥協せにゃいかんようです。
先日試したモザイクをリテークしたのですがちょっと難有りです。
139コンポジット
コマの左上がノイズが出かぶってます。
まじめにダークで処理するべきですね。
05/11/05AM NGC660
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
20コンポジット
05/11/05AM NGC672
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
21コンポジット
05/11/05AM NGC988
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
17コンポジット
05/11/05AM NGC779
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
22コンポジット
05/11/05AM NGC821
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
16コンポジット
05/11/05AM NGC1055
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
14コンポジット
やはり薄くガスがかかった天気で時々派手に雲が通過します。
雲が通過した間に星雲も撮っときますか。
05/11/05AM M42
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
18コンポジット
05/11/05AM IC434
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
86コンポジット
見上げるともう春の星座が広がります。
05/11/05AM NGC2683
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
12コンポジット
05/11/05AM NGC2903
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
10コンポジット
やがてベタ曇りで土星を待つうちに夜が明けちゃいました。
気が付けば紅葉の中です。

で、下界に下りるとこれですわ。

しゃれにならんですな。