天文写真館
(2005/11/06〜2005/11/24)


___   ホームスターの実力    ̄ ̄ ̄

 先週の土曜日と今週の土曜日は宇部市勤労青少年会館の火星観望会でした。
 市報やコミュニティFMなどで告知をしたのですがどっぷり曇ってしまい残念な結果になっています。
 私は昨夜の火星の動画が手元にありますので陣中見舞いにもっていくことにしました
…というのは口実です。
 我が家にはホームスターの実力を遺憾なく発揮できる天井や壁がありません。
 暗い部屋であること、白色であること、できればドーム型であること、と考えれば内の町のプラネタリウムで試すのがもっとも手堅いです。
 気になるのは適正投影距離が2〜2.3メートルに対してドームの直径が8メートルもあるところです。
 できれば頭上に投影したかったのですが一番良い場所はプラネタリウム本体が占領しています(当然だろ)から架台に置いて南に投影します。

 こっ、これは痺れます。
 普通の家庭では味わえないクオリティーです。
 どこらへんがちがうかというと、

1. 8mドームなので映像がでかい(あたりまえ)
2. プラネタリウムドームは暗いので直径による減光に星像が負けない。
3. 原板に納められたすべての星が堪能できる。(ここのプラネタリウムより星の数だけは圧勝です。)
4. 周辺像の変形が少ない。
5. 比較的全体にフォーカスが合う。
6. リクライニングシートで楽チン。
7. BGMかけ放題で雰囲気十分。

 いやー、試してよかったです。
 プラネタリウムでホームスターを投影するのは妙なものですが、プラネタリウムの意義も逆に見えてくるのです。
 何しろホームスターには惑星(プラネット)がないのです。
 従ってホームスターであってホームプラネタリウムではないんですね。
 また、ホームスターの投影角はメガスターと異なり60°ほどしかないのでプラネタリウムのように全天投影はできません。
 この投影角に全天の星を押し込むので各星座はいじましく小さくなります。
 また、北極星も回転してしまうのでいつもの調子で北極星を探すと混乱します。
 みんなでプラネタリウムとの違いに納得しつつ無言でこの星空投影器を堪能していました。
 その感想としては
丸屋根の天井がほしい!というのが圧倒的です。
 ですけど、そんなもの自宅に作ったら
モスクと間違えられますよ。

 20日にはPSTも持ち込んで太陽面も見てもらいます。

 右下に大きな単独黒点、左上にプロミネンスです。
 
ある道具は活かさにゃ損です。(無駄遣いの帳尻あわせ?)


___   煌々と    ̄ ̄ ̄

 先日の空の暗さにひかれて再び長野山へ登ったのですが前のページと同じ露出で撮った写真はこの有様です。
月光写真にしても過剰露出ですわ。
 月齢11ではお手上げです。
 手ぶらなのも口惜しいので試写したのですが・・・。


05/11/12AM M33
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
60コンポジット

 精一杯のさんかく座銀河です。


05/11/12AM NGC253
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
27コンポジット

 ぎりぎりのちょうこくしつ座銀河です。


05/11/12AM C2005/E2
20cmF10シュミット+x0.33RD
TGv-M
256フレーム
11コンポジット

 ヤケクソのマックノート彗星です。
 晴れてんのに・・・。

 月が沈むまでほんの6時間ほど仮眠して1時間だけ観測する気力がなかったので泣きながら帰りました。
 サラ金でも
「ご利用は計画的に」と言ってるのですから月齢ぐらいちゃんと追わないといけません。


___   火星はまだまだ    ̄ ̄ ̄

 最接近はすぎたものの今もっとも気楽に楽しめる惑星は火星に代わりがありません。


05/11/08PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

05/11/12PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

05/11/13PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

05/11/20PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

05/11/22PM 火星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 最大の問題は透明度とシンチレーションがなかなか両立しないことです。
 22日は結構善戦となります。

 金星も明るいのですがこちらは油断していると沈んじゃいます。


05/11/20PM 金星
20cmF10シュミット
LV15mmリレーレンズ
ToUCam
600コンポジット

 土星は・・・日頃の就寝時間ではまだ撮影高度にまでとどかないのでなかなか根性が入りません。


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