六角堂


「六角堂」本体
桃山の貯水池からの古いレンガ造りの給水設備である。
正式名称は桃山排水計量室といい、大正13年に設けられた。
このレンガは通称「桃色レンガ」と呼ばれる宇部地域の特産品であった。
石炭の燃殻7に石灰3を混ぜ、焼き固めずに2ヶ月かけて硬化させた物で固くて耐湿性に優れている。
普通のレンガよりも安くてリサイクル優良品であったが、エネルギー革命の結果、肝心の石炭の燃殻が入手できなくなり市場から消えた。

道のど真ん中に立っているが、左が車道、右が歩道に使われている。
車道といっても極めて細いので車がこすって角がまるくなっている。
面白いことに六角堂と称しているが実は八角形である。

「六角堂」の坂
この急坂も通称「六角堂」ということがある。
車が少ない時代は自転車をノーブレーキで走らせる度胸試しがこのあたりの定番の遊びだった。
舗装されていなかったのだから極めて危険な行為である。
現在は「街が見える高級住宅街」なのだそうだ。


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