LED自作ポジションランプ その1
LEDのポジションランプは、今まで市販のモノを、LED1灯→4連→9連と、いろいろと試してみて、9連のものに落ち着いていたのですが、ある日見てみると、9連のうち、6連しか点いていなく、その後、3連しか点かなくなり、仕舞いには全滅してしまいました。私が購入したものは、CRD(定電流ダイオード)を使っていないタイプでしたので、何かの理由で9連の内、1灯でも異常があると、他のLEDがオーバードライブしてしまうのか、他の回路も点かなくなってしまいました(回路は、φ3のLED3個を直列に繋いだものを、並列に3列並べて、抵抗を付けただけのもの)。

 9連のLEDランプを4個買ったうち、どれにも同じ症状が出て、使えるLEDを集めてニコイチにしていたのですが、次々と切れるので、「もう、こうなったら自作をしてしまえ〜」と言うことで、回路を自作することにしました。LEDはφ5に決定。個数は、(3.4VのLED3個+200Ω)×8=24個を両側で48個! yahooオークションで調達しました。

 加えて、誰も真似をしていないようなことをしてみたかったので、フロントのウィンカーとポジションランプの位置を入れ替えることにしました。 さて、どうなったでしょうか…。


フロントウィンカーとポジションランプを入れ替えます。従って、LEDを丸いウィンカー部に埋め込んで、ポジションランプにします。

LED用の基盤を入れないといけないため、丸いウィンカーユニットをこじ開けます。熱湯に浸して、接着剤をふやかします。

マイナスの精密ドライバーやカッターナイフなどで、カバーとランプボディの隙間を徐々に広げていきます。力を加えすぎると、カバーが割れてしまいます。

カバーが外れたら、裏向けてバルブの入る穴から適当な棒を突っ込んで、金槌で叩くと、オレンジのカバーと円弧状のリフレクターがポロッと外れます。この中に基盤を入れたいけど、どこに固定しようかな…。

見てみると、オレンジのカバーを留めていた部分に適当な台座が…。ここにタップを立てて、固定用のボルトを付けられるかも。早速、M5×0.8のタップでも立ててみよう。

工具箱の中に、ちょうどよさげな真ちゅう製のゲタボルトがありました!これをユニット内部に立てて、頭の鍋ネジで基盤を固定できそうです。しかし、なんでこんなの持ってるんだ…。

まさにドンピシャ。基盤側に、穴を開ければばっちり固定できそうです。これに合いそうな72×47(t=1.6)のユニバーサル基盤を二枚購入しました。

LEDは、OptoSupplyのOSWT5161A 【6000mcd〜6500mcd Vf:3.4-3.8V半減角60°φ5】 これらを、とりあえず基盤の上に載せてみました。

あーでもない、こーでもないと、レイアウトを試行錯誤。ネジで固定する部分を開けておかないといけないしな。難しい…。

とりあえず、CADで描いてみるとするか。LED3個+200Ω抵抗の回路を並列に8列で24個。大体、こんなもんで収まるかな。

ランプボディに収まる形にユニバーサル基盤を切って、LEDを載せてみました。これに決定!。

固定ネジの位置関係を測って、基盤に通し穴を開けました。

ランプ内を綺麗に光らせるために、子供向けのキラキラテープを内部に貼り付けました。

さっそく半田付け。この作業、好きですね。半田が解ける瞬間がたまりません(^^;←馬鹿?

あっと言う間に完成。しかし、これだとランプのカバーを閉めても、中の抵抗とかが丸見えで、なんか不細工になりそうだな…。

銀色のペンで塗りつぶせば、外からの見栄えもよくなるかも?基盤の上も、塗れるところは塗っておこう。半田付けする前に、基盤全部を塗って置けばよかったな…。

裏側はこのようになっています。ウェッジ球のソケットに挿せるように、基盤を作成しました。

ランプユニットに固定して、006P(9V)を掛けてみました。結構、明るくて、青白っぽい光だな。

カバーを元の位置にあわせて接着剤で固定し、隙間から水が入らないように、透明のシーラントを塗りこみました。これでユニットは完成です。

次に、車体側の配線を行います。今回は、ウィンカーとポジションの位置を入れ替えるので、ソケットを付け替えなければなりませんでした。一旦、それぞれのソケットを切り離します。

ウィンカーとポジションランプのソケットは、形状が似ていますが、つばの深さが微妙に異なります。切り離したソケットを入れ替えて、コネクタで繋ぎなおします。ここで一工夫。浸水してショートするかもしれないので、車体側の配線との間に、5Aのヒューズを挟みました。

配線を仕上げて、ランプユニットを車体に取り付けました。純正のマルチフレックスフォッグと相まって、白い○が左右6個並びました。ウィンカーは、元のポジションランプの位置になっています。中にオレンジに塗ったバルブを入れています。

ポジションランプの位置にオレンジのバルブが入っているのが見えると思います。下のウィンカー部もクリア化されています。

では、待ちに待ったスモールON!おっ?明るい!少し青白い色だな。まるでHIDみたいな色だ。

近づくとかなりまぶしいです。今回選んだLEDは、半減角60°の広角タイプなので、割と光が広がっている感じがします。

リトラを開けて、ライト内に入れているLEDポジションランプとの共演。どちらも青白い光を放つので、どこと無く不気味な感じが出ています。

ハザードランプを点けると、こんな感じです。オレンジに光るので、特に問題はないと思います。街角で何人くらい、このウィンカー・ポジション入れ替えに気づいてくれるでしょう。

ポジション・フォッグ・ヘッドライトの全てを点けて見ました。やっぱり、LEDは青白い光です。このショットだと、ちょっと車種不明な感じですね。まさに、狙い通り!?
 ともあれ、自作品が完成し、無事点灯しました。製作に際して、LEDの特性など、電気について調べる機会もあり、よい勉強にもなりました。今回、製作に掛かった費用は、LED48個と200Ω抵抗で約4,500円、基盤、コネクタ、ヒューズケースなどで、約1,500円で、合計6,000円程度でした。最初から最後まで、自分であれこれ考えて製作したポジションランプ。これでまた一つうちの180SXの個性が出ました。 夕暮れが来るのが楽しくなりそうです。

 今回、LEDの調達でお世話になったところです。ご丁寧に、製作のアドバイスをいただきまして、ありがとうございました。
初心者の自作工房