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五式梅花気功は、中医学における「五行相生」に基づいて臓腑・経絡を相互協調し、治療・養生・健身・能力開発に高い効果を持つ、中国伝統功法です。
この功法は、中国でも一人前の気功師が、みずからのレベルを更に引き上げるために練功する高級功法で、一般にはあまり馴染みの少ない気功と言えるでしょう。
五式梅花気功の特徴は、他の気功と違い「最初は意念を用いない。」ことにあります。「意念」とは「イメージ」のことで、多くの気功は意念により「流れ」や「塊り」などを思い浮かべることで、気功状態へ入っていきます。
これは、意識の流れや集中により、体内の気の活動を高める事で、本人が持つ「気」を養うことを、最初の目的としているからです。
この後に気を外から取りいれる「採気」や、体内の気を強くする「錬気」を行っていきます。これは中医学でいう「気が強く豊かであれば、病気もなく長寿を得られる。」という考えからしても理に適っています。
気を集める事で器を作る場合、気は集まりきれていないものも含めて、常に器よりも多くあります。そのことは、気が散じてしまう事も示しているわけで、器にならない無駄を作る事にもなります。そこで、最初に器を作る事を求める事で、結果として気を集めようというのが五式梅花の功法理論です。
このような考え方は、武術気功に多く見られるもので、五式梅花気功もその例に漏れず、武術の「梅花歩」と呼ばれる基本練功を基として、中医学の「陰陽五行論」を取り入れて研鑚を重ねてきた「動を主とする内功」です。
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