・HDD換装後の再セットアップについて
CanBeCu16HAを含めて、多くのPC-9800シリーズは、HDDを換装する場合にも、4.3GBまでの制限をうけます。 それを突破することは、今のところできないようです。
4.3GBの制限だけでなく、メーカーが標準で装着したHDDとサイズの違うものを換装しただけで、システムインストールディスクでの再セットアップができないものがあり、CanBeCu16HAもこれに該当しています。
そこで、システムインストールディスク#1の書き換えが必要です。
ずばり、HDDのサイズをチェックをするときの回答となる部分に換装したHDDにあった数字を書き加えておきます。
システムインストールディスク#1のpartsize.datをメモ帳でひらいて、以下のように書き換えます。
もちろん、これはバックアップコピーしたFDで行います。
12=remain 57=remain
13=remain 58=remain
14=remain 59=remain
15=remain 60=remain
16=remain 61=remain
17=remain 62=remain
18=remain 63=remain
19=remain ======> 64=remain
20=remain 65=remain
21=remain 66=remain
22=remain 67=remain
23=remain 68=remain
24=remain 69=remain
25=remain 70=remain
26=remain 71=remain
27=remain 72=remain
実は、某フォーラムの大塚氏のツールにより、私が換装したWesternDigital製CA24300のこの値は、64だったのです。
この前後を書き込んだだけですが、とても有効です。再セットアップ自体は、カスタム再セットアップとなりますので、マニュアルを熟読してください。
これをスルーパスしてしまう方法もありますが、インスタント機能がそのままでは使えなくなります。ついに4.3GBでも絶えきれずにMELCOハードディスクが値下がりの改定をしたのを機に4.3GBのBIOSの壁を越えることができるDBI-N20GTという20GBに換装した。通販で代引きコミコミ\20,265だったので、IDEの普通のHDDが20GBで1万円ぐらい、最近NXのために買った新古品が8000円ぐらいだったことを考えると少し割高ですが、PCIバスにはCHANPONボードがはまっていて、内蔵のカードリーダーまで使っているのでSCSIハードディスクは使いづらいし、CHANPONボードの50PINにそのままIDEハードディスクを付けられる訳ではないので無難な選択だったと思っています。でも、IDEを内蔵SCSIに直接つなげるタイプでしたら、SCSI起動にした方が32GBまでいけるし、アドバンスバイオスが故障するような事を考えると、IDEの代わりにSCSIにつないだハードディスクを置き換える方が自然かもしれません。その場合、EasySCSI等のソフトを持たないとSCSIがぶんまわりっぱなしというのはつらいですよ。
バックアップCDによる再セットアップは出来ないそうだし、また、いろいろなパスワードや設定がもうやり直したくないので、4.3GBからコピーしてつかうことにした。4.3GBはFAT16だったが、とりあえずFAT16のまま付属のPC-98用DriveCopyで環境を移し、とにかく、起動させる事が重要です。あとで、同じくPC-98用パーティションマジックを使えばパーティションサイズを変えることは簡単だからです。
まず、アドバンスバイオスを新しいハードディスクにインストールしなければなりません。その前に今の環境でDriveCopy用起動ディスクとAdovanceBios用起動ディスクを作っておきます。先にしておかないと大変ですよ。次に分解して今あるハードディスクの位置に新しい20GBのDBIを置き換えてください。(他のページにある分解写真を参考にしてください。)もう、固定しても本当は大丈夫です。次にアドバンスバイオス入りの起動ディスクで再起動します。普通は、4.3GBを越えるHDDが入っているとCanBeは起動しないらしいですが、DBIは基本的に4.3GBと記録されているらしくマニュアル通りに進めます。ここで注意すべきはCD−ROMドライブを使わない設定で起動しておくことです。そうしないと、間違ったドライバがインストールされDOS上でCD−ROMがつかえなくなります!もし、そうなっても修復方法はあるのでご安心ください。
次に、CDドライブをはずして、そこに前の4.3GBをつなぎます。みっともないけれどもタワー型と違ってやりにくいです。うちでは写真の様な有様でした。
今度は、ドライブコピーで起動しますが、アドバンスバイオスが働いてフロッピィを入れる時期に入れないと20GBのハードディスクを認識しません。意味がなくなります。マニュアル通りに進めてください。
全て終わったら、4.3GBははずしてCDドライブを付け再び起動させます。私の場合、ABC3つにわけていました。全部FAT16の2GBに変わっていました。パーティションマジックでBCドライブをFAT32に変更し10GB、4GBにかえて右端に移動させました。なぜかというと未使用部分をAドライブのすぐ右側に作っておいてAドライブをFAT32に変更後広げなくればならないからです。これは、相当時間がかかりました。夜中に勝手にやらしておいて寝てしまいました。翌朝、起動すると時間はかかりますがちゃんと使えるようになっていました。あとは、Windows98についているFAT16→FAT32コンバーターでAドライブを変換しました。一応Bドライブ内にコンバーターの指示通りマイクロソフトバックアップを行いました。マイクロソフトバックアップを使ってバックアップをとっておくことは、結果的に大変重要でした。というのは、FAT32にしてから、サウンド関係が今ひとつの変だったのです。バックアップツールを使って全体の内Windowsディレクトリーだけ、変換後のAドライブにすべてかきかえる設定でバックアップを上書きしたら、レジストリーもぜんぶ元に戻ったのか、俄然音質が改善されました。元に戻ったというべきでしょうね。
そこまでしたら、もう一度付属のパーティションマジックでAドライブを残りいっぱいに広げればできあがりです。
インスタント機能は使えませんが、98TVも98FAXも使えるので別に困っていません。起動が遅くなったのがつらいだけです。アドバンスバイオスの待ち時間は10秒は長すぎるので3秒に変更して使っています。
何か質問があれば、メールでお答えします。
PS.このハードディスクがお亡くなりになりました。まだ、1年経っていなかったので保証書で交換してもらえました。なんと、ニュースでも話題になった富士通製ハードディスクだったのです。今度のはウエスタンデジタル製です。もとの4.3GBのハードディスクは残していたので、再度、同じ事をして復旧しました。こんどは、AドライブはFAT16のままにしています。98ランチ等がFAT32では挙動不審だったからです。FAT32で12GBほど確保したBドライブにOFFICEや一太郎を入れていますが、問題ないようです。