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視覚が弱い、嗅覚と聴覚が鋭い…となるとルアーだと?
接近するまでは目を使わず聴覚と嗅覚をメインにしているのは説明した通りですが、
ルアーの場合は水を掻き分ける振動(水の波動)で動くエサと感じつつ追うでしょう。
近くまで追ってきたら視覚を使い始めますので、ゆっくりリールを巻く加減にするか、
更に早く巻くか(一般的に小魚なら逃げるから加速するべきなのかな)すればOK。
あまり解説することもないのがルアーの利点だし、定位のポイントと暗くなった際の回遊ポイント、
視覚の範囲などを考えてキャストし経験を積めば説明不要。
究極のテクニックは、これまた先に書きましたが合わせのタイミング精度を高めるだけ。
…上のイラストの目の横を通り過ぎると反射的に食いつく習性などを総合的に考えれば
キャッチできる可能性が凄く高まると思う。
知恵勝負でもなんでも…あ、ろ、ロマンを壊してしまいそう…(スミマセン)。
実は、私は何でも屋で、知識が入った後は実践、手を洗いルアーも綺麗にし、
腕が痛くなって上がらなくなるまでキャストを繰り返して……ということでやっていました(失礼)。
一方、イシダイのように、学習能力の賜物で魚影が濃くとも「幻の磯の王者」と言われるほど、
芸を教えることまでできるほど賢い魚であれば、ルアーほどの物なら認識できるはず。
頻繁にキャストを繰り返したり、ウグイなど他魚を釣ったりすれば覚えられ釣れなくなるのも頷けます。
陸封型と降海型はどうして分かれるのだろう?
寒い地域を除けば、海に降りるものと川で幼魚のまま生きるものがいます。
降海型と陸封型って、どうして分かれるのでしょう?これは簡単そうで、かなり難しい謎でした。
色々な説がありまして、多くは机上の理論、推測ばかりで科学的には断定できていませんでした。
オス・メスの差、温度、水質、日照時間など多岐に分かれTV科学番組などでもまちまち。
海に降りるのはメスが多い事からオスメスの差が第1の説でした。
第2の説は温度。南へ行くと陸封型ばかりだったからです。多くはコレらで結論づけでしたね。
しかし決定打がありませんでした。
そんな頃に実験したもので、数ある理由のうち、致死経験説は水槽内で再現できました。
行った約90例の実験では陸封型アマゴが死にかけると高確率で降海型サツキマスの子(シラメ)に!!!
どうやら、中部地方は水温が微妙に高いので、エサが食べれなかったり何らかの理由も入れて死にかけ、
それが海へ降りる最大因子となったと推測できました。水温が高いか低いか。
両方出現する理由がとりあえず水槽内でも再現できた瞬間です。
すべて降海型か陸封型かに偏れば、こんなに疑問は出なかったのだと思いますが、奥が深いです。
ちなみに海に降りるのはメスばかりと当時言われていましたが、オスも相当数が海に降りています。
一昔前の魚類図鑑、渓流釣りの雑誌では、メスが海へ降り、堰・ダム等で遡上できなくなると、
川の上流ではオスだけの川なので絶滅するなど、そんな説明が散見できますので面白いですよ。
イワナは降海型なりにくかったです。ヤマメ・アマゴよりも水温の低さを要求するようです。ご参考まで。
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