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 ENIX


ドラゴンクエストを擁し、ソフトハウスとしては5本の指に入る売上を誇るエニックス
しかし、他に何があるだろうか?

スターオーシャン、いただきストリート…この時点で指折りが終わってしまう
ソフトも確実に出来のよいものを提供しつづけるのに、全く振るわない

しかし、長年続けてきたこの状態から、今エニックスは抜け出そうとしている
それは何なのか? それを検証します

まず、過去のドラゴンクエストの売上データから検証します。

ドラゴンクエストシリーズ販売本数
機種タイトル発売年推定販売本数(万本)
FCドラゴンクエスト1986150
FCドラゴンクエスト II1987240
FCドラゴンクエスト III1988380
FCドラゴンクエスト IV1990310
SFCドラゴンクエスト V1992280
SFCトルネコの大冒険199380
SFCドラゴンクエスト I,II1993120
SFCドラゴンクエスト VI1995320
SFCドラゴンクエスト III1996140
GBドラゴンクエストモンスターズ1998180
PSトルネコの大冒険2199960
GBドラゴンクエスト I,II199950
PSドラゴンクエスト VII1999???
累計2,310


シリーズ累計で2000万本を越えるセールス。実に輝かしい記録です
それはさておいて、ドラゴンクエストには本筋とは別に2つのシリーズが含まれています。
一つはトルネコの大冒険
今一つはドラゴンクエストモンスターズです


ドラゴンクエストとよく並べて比べられる存在としてスクウェアのファイナルファンタジーがあります
スクウェアは、ファイナルファンタジーが当たるまでは中小だったのですが、
ファイナルファンタジーのヒットをきっかけに大きく躍進
RPGのスクウェアとしての地位を不動のものとしました

そこでエニックスですが、こちらは未だにDQのエニックスです
スクウェアのRPGはそれだけで注目されまずが、エニックスの作品はそれだけでは注目されません

この違いは何なのか?

それはヒット後の展開の方法の違いです

聖剣伝説シリーズはファイナルファンタジー外伝として
サガシリーズはGB版ファイナルファンタジーとしてスタートしました
そう、いずれも元をたどればファイナルファンタジーなのです

ヒットしたものを膨らまし、展開し、知名度を得ると切り離す
最近でもチョコボシリーズやタクティクスはもちろん、ゼノギアスも裏FFと名乗り
パラサイトイブも人気小説とFFの融合のような広告展開をしました

こうしてFFとどこか繋がったRPGをいくつもヒットさせる事により
今のスクウェアができあがったわけです

それに対してエニックスはどうか?
過去にDQと繋がった作品はトルネコのみです

これこそが、エニックスとスクウェアの差――いわば、マーケティングレベルの差

しかし、一昨年からの経営危機に直面し、ついにエニックスは動き出しました

昨年、ドラゴンクエスト外伝とも言うべきモンスターズを出しミリオンヒット
今年に入ってトルネコ2、GB版DQI,II。来年はドラゴンクエストIIIとモンスターズ2
そういえば、スライムを用いたポケットゲームなんかも出しています

そう、エニックスはDQ資産の有効活用を開始したのです
こうなるとエニックスは強い。DQは流行ではなく、ブランドなのです

来年以降のエニックスには要注目です
きっと面白い展開が見られることでしょう


以下、余談ですがエニックスの株価はここ1年で2000円程度から1万円まで
約5倍の急上昇を果たしました。投資家もDQ資産の活用を歓迎ムードで迎えている模様

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