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 斜陽のギャルゲー


初代ときめきメモリアルのヒットから5年

その間に
エルフのコンシューマー参入、菅野作品の台頭、トゥルーラブストーリーのブレイク

サターンでアダルトゲームの移植が、プレイステーションではオリジナルのギャルゲーが
それぞれ一つの時代を築きました

しかし、その間にギャルゲー文化の礎を築いたPCエンジンが消え
その後継者たるPC-FXが消え
そして昨年、ついにサターンが寿命を迎えました

そして今、ギャルゲーは冬の時代を迎えています
復活の余地はあるのか? 数字から検証します

※ ギャルゲーの判断は著者の独断と偏見です。怒らないでね
1999年ギャルゲーランキング
順位タイトル発売日初動販売本数累計販売本数
1ときめきメモリアル211/2519.626.5
2To Heart3/258.29.6
3REVIVE〜蘇生〜10/284.25.0
4トゥルーラブストーリー21/214.5-
5火魅子伝〜恋解〜3/113.44.5
6ときメモvol.3 旅立ちの詩4/14.4-
7フレンズ〜青春の輝き〜4/293.2-
8悠久幻想曲ensemble23/42.9-
9輝く季節へ4/12.8-
10With YOU〜みつめていたい〜7/292.6-

あまりにも寂しいので10位までとしておきます
全ギャルゲーが累計で約80万本、シェアにして総販売本数の1.7%
10万を超えたタイトルはわずかに1本

ランクインしているタイトルも
ギャルゲーの創世記を演出した作品達の続編か、広井王子とRED絡み
そしてアダルトゲームの移植のみ

全く、新しい作品が育っていません
ただ資産を食いつぶしているだけの状態だと言えるでしょう

食いつぶす資産もなくなってきた、ときメモ等PS生え抜きのギャルゲーたちは
このときメモ2が最期の蝋燭の炎だと思われます。これで消滅でしょう

アダルトゲームの移植は、今現在アダルトゲームの存在を容認しているハードが
無くなってしまったので、移植できるのはソフトなものだけ
爆発もなく、消えることもなく…といった状態が続くと思われます

そして広井王子作品ですが、こちらはゲームはあくまで一部であり
メディアミックスを前提とした作りをしているので
アニメがブレイクするなり、コミックがブレイクするなりすれば
ゲームにフィードバックさせられるわけで、ここにはまだ可能性があると言えるでしょう

後はここには出ていませんが、一連の菅野作品とのその遺品のシリーズもの
こちらは意外にも、ギャルゲーの枠を超え
アドベンチャーゲームファンの間で受けています
EVEやYU−NOと言った高い評価を得た作品に並ぶ素晴らしい作品が
また生まれてくるような事があれば、再び30万〜50万程度まで行く潜在能力は
持っているのではないでしょうか?



結局、今の状況の打開は
広井王子菅野ひろゆき
という二人のクリエイターの手にゆだねられていると言っても過言ではないでしょう

あるいは、アダルトゲームを解禁したハードの登場でしょうか


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