はじめに
ファミ通700号に歴代ハード出荷台数が掲載されていますので、それを元にハードの法則を検証します。
・据え置き(万台)
機種 発売日 出荷台数 世代 ファミリーコンピューター 1983/7/15 1,923 1 Play Station 1994/12/3 1,913 2,3 スーパーファミコン 1990/11/21 1,715 2 Play Station 2 2000/3/4 895 4 PCエンジン 1987/10/30 584 1,2 セガ サターン 1994/11/22 560 2,3 Nintendo64 1996/6/23 552 3 メガドライブ 1988/10/29 358 2 Dreamcast 1998/11/27 280 3,4 Nintendo Game Cube 2001/9/14 140 4 各世代における青字がトップシェアハード、赤字が2番手ハード。
ハード発売の間隔そのものが変わってますが、市場規模はFC時代に形成された枠をそのまま引きずっていることが明白です。トップシェアハードが2000万台弱、2番手ハードが約500万台、3番手以下は300万台が壁。
第4世代といわれる今の世代も、PS2が2番手ハード台数の壁を突破したことで決しました。xboxが躓いたことでGCが2番手ハードになることも確定です。おそらく上記の「枠」通りの出荷台数に収まることでしょう。
発売日が1年半しか変わらないSSとN64は同世代で、2番手が2つ存在できたのではないか?と言う説もありますが、SSが97〜98年、N64が99〜00年に2番手であり半世代のずれがあります。
1位が7割、2位が2割、3位以下が1割という微妙なバランスが、世代が変わってもなぜ保たれるのか?という疑問がわきますが、海外でこのようなバランスが発生しないところを見ると、日本の国民性としてのゲームに対する取り組みに起因するのではないかと推測されます。
つまり、ゲーム人口は買い換えなどを考慮すると1500万人強で、その内ソフト次第では複数ハードを所持することを辞さないゲーム好きが500万人という割合で存在し、大勢を占める1ハードユーザーは「トップに立つ」ハードを察知し意識せずにそこに集中する。そして他のハードの情報には興味を持たなくなる。
また、3世代に渡り同じ事が繰り返された結果、ユーザーは「学習」し「DQ、FFはトップシェアハードでしか出ない」という暗黙のお約束を理解し、この割合がさらに固定された…というのが、ソフト不足の時期があってもPS2が爆発的に売れ続けた理由の一つであろうと思われます。