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1999年クリスマス商戦
クリスマス商戦――年間の3割の売上が集中するかきいれ時
ソフトもハードも飛ぶように売れるので、各社ここに勝負をかけてきます
来年以降のシェアを占う上でも、非常に重要なウェイトを占めるこの商戦
業界の関心の目は今ひたすらここに注がれていると言っても過言ではないでしょう
そこで、例により過去の数字と、発売されるソフトから大胆にこの商戦を分析します
※ 10/17時点での予想
昨年のクリスマス商戦はDreamcastのデビュー、Nintendo64の華麗なる復活劇
予想外の穴馬遊戯王の大ブレイクなど、トップシェアのはずのPlayStationが盛り上がらないという
意外な展開となりました
ここで、昨年末のソフトランキングを振り返ってみます。
1998年11〜12月発売ソフトランキング
| 順位 | 機種 | タイトル | ソフトハウス | 販売本数 |
| 1 | GB | 遊戯王デュエルモンスターズ | コナミ | 146.5 |
| 2 | N64 | ゼルダの伝説 時のオカリナ | 任天堂 | 101.5 |
| 3 | GB | ポケモンカードGB | 任天堂 | 81.3 |
| 4 | PS | クラッシュバンディクー3 | SCE | 74.3 |
| 5 | PS | R4-RIDGE RACER TYPE4- | ナムコ | 72.5 |
| 6 | N64 | ピカチュウげんきでちゅう | 任天堂 | 69.1 |
| 7 | N64 | マリオパーティー | 任天堂 | 59.2 |
| 8 | PS | チョコボの不思議なダンジョン2 | スクウェア | 54.2 |
| 9 | PS | テイルズオブファンタジア | ナムコ | 52.4 |
| 10 | PS | ストリートファイターZERO3 | カプコン | 40.7 |
| 11 | PS | ビートマニアAPPEND 3rdMix | コナミ | 38.2 |
| 12 | PS | 幻想水滸伝2 | コナミ | 35.1 |
| 13 | N64 | バンジョーとカズーイの大冒険 | 任天堂 | 33.0 |
| 14 | DC | ソニックアドベンチャー | セガ | 32.4 |
| 15 | PS | かまいたちの夜 特別篇 | チュンソフト | 30.4 |
| 16 | PS | 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア | バンダイ | 30.3 |
| 17 | PS | エアガイツ | スクウェア | 30.3 |
| 18 | PS | IQ FINAL | SCE | 24.7 |
| 19 | GB | ゼルダの伝説夢を見る島DX | 任天堂 | 24.7 |
| 20 | PS | WS実況ウイニングイレブン3 F.ver | コナミ | 22.2 |
| 21 | DC | バーチャファイター3tb | セガ | 22.1 |
| 22 | PS | 桃太郎伝説 | ハドソン | 20.4 |
この表は20万本以上のセールスを記録したものです。
見て解ること…まず任天堂、コナミ…ナムコ辺りが勝ち組だったというところでしょうか
しかし、それより何より注目すべき点は
全てのタイトルが続編か、あるいはキャラクター主導の作品だと言うことです
これらのタイトルは通常でも強いですが、特にこの時期になるとその強さは圧倒的となり
全くの新作タイトルはまずブレイクしません
パラッパやGTは大量のCM投下によってこのハンデを克服した数少ない例外です
それはなぜか?
推測になりますが、おそらくタイトル数が多すぎて無名の作品が埋もれる事
この時期はソフト購入の平均年齢層ががくっと下がり
なおかつゲームに詳しくないライトな層の割合が膨れ上がることだと思われます
知名度とブランド力の高いタイトルの続編が山ほど出ているのに
わざわざ危険を犯して全くの新作を手に取る割合が少ない、というわけです
つまり、続編、キャラクターをたくさん持っているソフトハウスが強い
おそらく、今年のクリスマス商戦もこの傾向に変化はないでしょう
今年の各ハードのまとまった販売数が予想されるタイトルをリストアップします(11〜12月)
Play Station
11/18 クロノクロス スクウェア
11/18 アランドラ2 SCE
11/25 メダロッドR イマジニア
11/25 ヴァルキリープロファイル エニックス
11/25 ときめきメモリアル2 コナミ
11/25 グランツーリスモ2 SCE
12/02 ドラゴンヴァラー ナムコ
12/02 レジェンドオブドラグーン SCE
12/02 実況Jリーグ1999パーフェクトストライカー コナミ
12/09 遊戯王 真デュエルモンスターズ コナミ
12/16 パラサイトイブ2 スクウェア
12/22 Dance Dance Revolution 2nd Remix CLUB Ver.2 コナミ
12月 チョコボコレクション スクウェア
12月 チョコボスタリオン スクウェア
12月 クラッシュバンディクーレーシング SCE
12月 桃太郎電鉄V ハドソン
Dreamcast
11/11 チューチューロケット セガ
11/25 魔剣X アトラス
11/25 ジョジョの奇妙な冒険 カプコン
12/09 バーチャロンオラトリオタングラム セガ
12/16 スペースチャンネル5 セガ
12/23 Dの食卓2 ワープ
12/23 プロ野球チームで遊ぼう! セガ
12月 ストリートファイター3 カプコン
12月 バーチャストライカー2 セガ
Nintendo64
11/27 スターツインズ 任天堂
12/03 カスタムロボ 任天堂
12/03 爆ボンバーマン2 ハドソン
12/10 ドンキーコング64 任天堂
12/17 マリオパーティー2 任天堂
12月 ロボットポンコッツ64 ハドソン
Game Boy
11/21 ポケットモンスター金 任天堂
11/21 ポケットモンスター銀 任天堂
12月 ダビスタ牧場 メディアファクトリー
※ 続編、キャラものの法則に従い、それらは赤字で区別しました。
また、実質は続編ですが、そういう知名度が低いと思われるタイトルは赤字にしていません
赤字で区別し、また独断と偏見で50万以上のセールスが予想されるタイトルを太字にしました
こうして見てみると、やはりPSが強く
他の3つのハードは相変わらずプラットフォームリーダー頼みであることがわかります
と、なると、過去に小ヒットは数あれど、大ヒットの少ないセガは厳しい
逆に任天堂は、過去の作品が全てミリオンセラーのドンキーコング
前作が1200万本の出荷を果たしたポケットモンスターと
それぞれ実績は折り紙つきであり、さらに子供ウケ抜群の作品を控え、健闘することが予想されます
ハード台数争いの展望ですが、PSはすでに飽和状態であり、更にPS2の発売を控えている事から
ハード数そのものはあまり出ないと思われます
コードベロニカが延期され、ビッグタイトルがなくなったDCはいかにも苦しい
ハードを売るのは数多くの小タイトルよりも、一つのビッグタイトルが重要です。
その点、GBはポケモンたった一つのために爆発的に売れる事がほぼ確定です
昨年に引き続き、もっとも売れるハードは他の追随を許さずにGBでしょう
N64は昨年のゼルダのような、未購入者を動かす方向性のビッグタイトルがないため
それなりでしょうか。しかし、N64での任天堂はハード台数よりも自社タイトルを確実に売るという路線
へと方向転換しているため、その方向性では良い結果を残すと思われます。
以上の事から、ハード台数は大きく差をあけてGBが先頭を走り
その遙か後方を団子状態で3ハードが追う展開になると思われます
以下、蛇足ですが、1999年末商戦のTOP10を独断により予想!
1位 ポケモン金銀 500万本
2位 グランツーリスモ2 150万本
3位 ドンキーコング64 80万本
4位 クロノクロス 70万本
4位 遊戯王真デュエルモンスターズ 70万本
4位 マリオパーティー2 70万本
6位 チョコボコレクション 60万本
6位 桃太郎電鉄V 60万本
6位 クラッシュバンディクーレーシング 60万本
9位 ときめきメモリアル2 50万本
10位 パラサイトイブ2 40万本
10位 バーチャロンオラトリオタングラム 40万本
信じないように
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