鶴甲歯科クリニック雑記帳 アイコン



2008[ Vol.8 | No.8 ]

リストマークはじめに
 このコーナーでは当HPでの新着情報のほか、歯科界、健康保険関連の情報もお伝えできればと思います。(今のところ月に1回くらいの更新を予定しています。)
今後ともあまり期待せず、温かい目で見守ってやってくださいませ。m(_ _)m
リストマーク個人情報の取り扱いに関して
 平成17年4月1日より「個人情報保護に関する法律」が全面施行されています。
もともと守秘義務のある業界ではありますが、今般の法律制定を契機に今一度患者様の情報取り扱いを見直し、より個人情報の保護を徹底していきたいと思っております。

リストマーク独り言

「独り言」が独立しました。
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 なんと今年はもう梅雨明けらしい。去年より12日早いとか・・・今年はお水大丈夫でしょうかね?診療所では手に汗握りながら治療を受けている方もいらっしゃいますので ^^; 冷房をつけていますが、自宅では体のため、地球環境のためとエアコンのスイッチをできるだけ入れないようにしています。最近フードマイレージなんて言葉がよく耳にされますが、よい心がけではないでしょうか?全ては無理でも全ての人ができるところだけ地球環境を心がけるようにすれば随分変わるのではないかと思っています。
 このコーナー大したこと書いてるわけじゃないけれど、更新が面倒なので、返って更新頻度が少なくなるのかも・・・ブログ形式にしようかなぁ?(2008/7/6)
 先日往診の際、駐停車禁止ということで黄色いシールを張られてしまいました。orz 道路端から5mに満たないということでした。こっちだってメジャーもって車停めてるわけじゃないんだから、殺生な話です。(T_T) 
 そして際限ないガソリンの値上げ、たまりませんなぁ。うっっ!またしても愚痴の連続だぁ。梅雨のせいにしておこう。^_^; (2008/6/3)
 いやぁタバコ増税案本格化してきましたね。3月ごろコメントに書きましたが、是非早期実現していただきたいと思います。
 iPhoneの発売が予想より早く、1ヵ月後にはsoftbankから出そうですね。ついこの間softbankにMNPしたばっかりなのに・・・(T_T) (2008/6/11)
 19日にテニスをしていて右足首を剥離骨折してしまいました。友人には関節の柔軟性がなくなっているせいだと大笑いされましたが、ギブスと松葉杖で往診が大変です。(といってもスタッフに全て運んでもらっているのですが・・・)ギブスがとれるのに4〜6週間必要だといわれました。中がムシムシしていて痒いです。20歳のとき左足首を交通事故で剥離骨折しました。(-_-;) そのときも6月だったと記憶しています。(2008/6/28)
 
リストマーク映画の窓
 (月に1回くらいの割で個人的に見に行った映画をちょこっとだけご紹介しようかと思います。)
 6月10日あの水野晴男さんが亡くなられました。水曜金曜ロードショー(でしたっけ?)で何度あのセリフを聞いたことか・・・ご冥福をお祈りします。
 6月二本目は「最高の人生の見つけ方」です。これは面白かった。余命6ヶ月となったとき自分もこんなことが出来たらなぁと憧れます。
 6月は「ナルニア物語」を観てきました。1年が1300年?時間の比率が合わないような・・・まぁ御伽噺ですから・・・^_^;
 5月1日に「NEXT」観ました。2分後の予知能力は任意で見ているのか、また、その時間は可変なのかなど疑問に暇がありませんが、その昔嫌いだったシミュレーションゲームの選択画面をチェックしながら覚えるのに必死だった自分を思い出してしまいました。^_^;
 予告どおり行ってきました。「ライラの冒険」でも1話目から途中で終わる話って・・・1作目が良くて続編が出来るのは多いですが、最初に『つづく』がわかっているのはちょっとしらけちゃいますよね。
 12月は「アイ・アム・レジェンド」を観てきました。「バイオ・ハザード」を彷彿する内容でした。^_^;
 11月は「ヘア・スプレー」と「ブレイブ・ワン」を観ました。どちらもなかなか見ごたえのある作品でした。お薦めです。
 10月に「パーフェクト・ストレンジャー」を観ました。公開終了間近であわてて観にいったのですが・・・ちょっと期待はずれ、キャスト的に面白そうだったのに・・・
 8月は「ベクシル」、「ダイ・ハード4.0」を観ました。前者は日本製アニメで時代は2077年、IT鎖国する日本が舞台という設定でしたが、いまいち盛り上がりに欠けました。(^_^;) CGはなかなかのものでしたが、やはり人肌の質感がうまく表現できないようでした。そして、もう一方のダイ・ハードは・・・相変わらずハチャメチャな内容ですが、最初から最後まで理屈ぬきに楽しめました。お勧めです!
 半年振りに行ってきました。子供づれで二週続けて「ハリー・ポッター」を二回観ました。展開がちょっとダルでさすがに二回目は途中で居眠りを・・・^_^; もう最終作が発表になって、内容も分かってしまっただけに少し面白みも薄れてしまったかも・・・今娘が原作を読もうとがんばっているところです。
 1月は久しぶりに映画館に行きました。「ラッキーナンバー7」。どんでん返しの連続はなかなかでしたが、キャストの豪華さのわりに印象が薄かったかな?
 11,12月は何も観にいくことができませんでした。確かに面白そうなものもなかったようですが、いろいろと忙しくて・・・
 10月はいただいたチケットで「ブラック・ダリア」を新しくできたミント神戸に観にいきました。R-15指定は少々グロでした。内容的には前半がゆったりと進行するが、後半は二転、三転と展開。非常に難解で2回見ないとよく分からないのではないかなぁと思いました。
 9月はなかなか観たいなぁというのがでてこなかったのですが最後に「イルマーレ」が公開され、行ってきました。韓国映画のリメイクらしいです。面白かったですが、サウンド・オブ・サンダーや、バタフライ・エフェクトなどと比べると笑っちゃうくらいお気楽な展開。^_^; う〜んこれで株やギャンブルをしていたら、などと邪まな事を考えてしまう私はモラルにかけてる!? でも、結末以降の展開を考えると恐ろしくなるのは私だけではないはず。
 8月は「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」を子連れで観てきました。前作を観ていなかったもので、登場人物やストーリーが今一良く分からなかった割には、楽しめました。帰ってきて前作のDVDを探してあちこちのレンタルビデオ屋さんを徘徊しました。^_^;
 7月は「M:i:III」を観にいきました。ん〜なかなか面白かったけど、トムクルーズが少し老けたかなって感じ。映像は少し暗く不鮮明で、2のほうが綺麗ように思いました。悪役のフィリップ・シーモア・ホフマンをどこで見たのか分からず、映画の間中気になってました。後でパソコンで調べると「ツイスター」以外彼の出演した映画は見ていないので、結局のところ???のまま。2005年のアカデミー賞の受賞で見ただけなのかなぁ。いやいや、「Mr.インクレディブル」に出てたシンドローム(インクレディボーイ)に似てるのかなぁ。・・・気になる。
 6月最後の週にもう1本「ウルトラヴァイオレット」を観にいきました。予告編に惹かれて行ってきました。^_^; ミラ・ジョヴォヴィッチが主演ということで、パッとみ「バイオ・ハザード」を彷彿させる感がありましたが、それ+「マトリックス」+「ブレイド」が混じって4で割ったような感じでした。エンドロールにアジア系の名前がかなり目に付きました。登場者のほとんどが顔の見えない状態だったので、あのマスクの下は黄色人種なのかなぁとふと思ったりして・・・
 5月は1回も見に行けなかった映画ですが、6月は1週目「ナイロビの蜂」、2週目は「ポセイドン」、3週目は「ダ・ヴィンチ・コード」に行きました。3作品とも結構面白かったです。「ナイロビの蜂」はハッピーエンドとはいえませんが、心温まる作品でした。一方「ポセイドン」は知る人ぞ知る名作「ポセイドンアドベンチャー」のリメイクです。原作がかなりのお気に入りなため、期待度MAXでしたが、30年以上の時を経て、特殊効果などもふんだんに加わり、息をもつかせぬ展開に満足です。もっとも、この手の映画に多いのですが、見ていて実際に息苦しくなるシーンが少なくありませんでした。^_^; 今度は「タワーリング・インフェルノ」なんてリメイクしてくんないかなぁ。「ダ・ヴィンチ・コード」はキリスト教からの上映反対運動も手伝って、鳴り物入りで公開された作品ですが、フィクションですからねぇ、大騒ぎするほどのこと?とか思っちゃいました。^_^; のっけから無駄のないストーリー展開はとても楽しめました。2時間30分があっという間に過ぎてしまいました。確か去年も6月は当たり月だったような・・・あくまで個人的な意見ではありますが・・・
 4月は「サウンド・オブ・サンダー」に行きました。役者と背景の合成がふる〜いクロマキーを使っているような感じで違和感があったのですが、これはわざとノスタルジックにしたのでしょうか? 後は時間の波、地球上のどこから発生しているのでしょう? なんか腑に落ちない作品でした。
 3月は「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」を観てきました。観る前は「ロード・オブ・ザ・リング」みたいな感じで、前評判の割りに面白くなさげかなと決め込んでいましたが、さにあらず、十分楽しめました。まぁいつものように少し疑問は残りますが・・・^_^;
 1月は時間的に行く暇がなく、2月に入って「フライト・プラン」を観にいきました。家族そろっていくのは今回が初めてかな? で、内容はというと、何を書いてもネタばれになってしまいそうなのですが、不確実性の高い計画だったのか、という点が疑問に残りました。
 12月は1日(映画の日)に子供を連れて「ハリーポッターと炎のゴブレット」を観てきました。みんなずいぶん大きくなりましたね。何も考えずに楽しめました。また、冬休みに入って子供と一緒に「チキン・リトル」も観ました。この映画にもパロディがたくさん盛り込まれていましたが、子供たちはチンプンカンプンのようです。もっとも分からなくても十分楽しめる作品でした。やはり出っ歯は醜さの象徴なのでしょうか?(鳥類には歯がないはずですが、まぁアニメということで・・・^_^;)
 11月は「ブラザーズ・グリム」と「TAKESHIES」を2本立てで観てきました。「ん〜〜」って感じでした。お尻が痛かった^_^;
 10月は「ステルス」を観にいきました。テレビCMでの予告編に惹かれていったのですが、テンポがよく、なかなか面白かったです。(今回は突っ込みなし)
 9月に入って「チャーリーとチョコレート工場」を観にいきました。ネットではなかなかの前評判だったので、期待して行ったのですが、問題のある子が悪いところを残したまま最後まで改心しないところ、路上に落ちているお金を着服して良いのか? 「・・・」というのが感想です。ウンパ・ルンパのディープ・ロイのフィルム露出頻度が一番!?、終わってからしばらくは頭の中で音楽が回っていた。(^_^.)
それと、歯医者の息子役のジョニーデップの歯がほとんど人工物だったのに・・・小臼歯の形が変わっているというのは・・・とひとり突っ込んでいました。
 8月は「ロボッツ」「アイランド」「マダガスカル」を観にいきました。いやぁ最近のアニメはすごくリアルな部分がありますね。日本語吹き替え版でしたが「ロボッツ」のロドニーの顎の形が草gくんに似てるなぁと思ってエンドロールを見ると彼だったので原語版がそれを想定していないのに妙に合っているところが笑えました。(^_^.) 「マダガスカル」の中のパロディも「キャスト・アウェイ」のバレーボール、ウィルソンがバスケットボールのスポルディングになって登場したりするあたり、思わず笑ってしまったが、周りは結構子供が多く、ひとり浮いていたかも・・・「アイランド」は近未来の人クローンの話だが、列車はリニアモーターカー?のようにレールから浮いて(しかも完全に)走行し、空中を自由に走行できるジェットバイク?みたいなのがあるのに、4輪だけごく普通の車が往来している感覚はよくわからない。
 7月は「HINOKIO」を子供と一緒に観にいきました。あのロボットどうやって撮影したんだろう?ロボットの部分だけが現在の世の中から一歩抜きに出た設定で少し違和感もあるけれど、無線LANが普及すると、実際にあんなことができるかも・・・
 6月は色々と観ました。ブルース・ウィリスの「ホステージ」は歳のせいか以前ほどのアクションシーンがなく、期待はずれ。昨日はアカデミー賞の「ミリオンダラー・ベイビー」と「スター・ウォーズ エピソード3」の試写会のダブルヘッダーでした。クリント・イーストウッドの監督作品ってどれもいまいちの感があったんですが、この作品はすごく良かった。それに比べて、「エピソード3」は28年前、劇場で1作目を観てから作品を重ねる毎に最終作を期待しすぎた感もあるけれど、あまりに普通すぎてちょっとがっかりでした。
 5月はあまり面白そうなのがなかったのですが「クローサー」を観にいきました。この手の恋愛物って自分の尺度が割って入って、感情移入できないんですよね〜〜てなわけで最初は結構かったるい感じで見ていましたが、最後は・・・
 4月は前評判が高かった「コンスタンティン」を観てきました。エクソシストなどのホラー物はあまり好きじゃないのですが、キリスト教の世界観の押し付けにはうんざりです。一般の日本人に受けるかどうかはわかりませんが、喫煙者にはお勧めの一作です!是非観てください!(~_~;)
 子供たちと一緒に「シャーク・テイル」を観てきました。どうもあの「シーマン」風のキャラクタがなじめませんが、ストーリーはまぁこんなもんかなって感じでした。日本語吹き替え版だったのでウィル・スミスっぽい顔から香取慎吾の声が聞こえてくる点もちょっと違和感が・・・
 3月に入って「オーシャンズ12」に遅まきながら行ってきました。ブルース・ウィリスがブルース・ウィリス役で出てきたのは笑えましたが、いなくてもストーリーに問題なかったのでは? 1作目につづき、人を食ったようなどんでん返しでしたが、こんなのアリ?って思うのは私だけ?
 残念ながら2月は映画にいく暇がなさそうです。
 1月は「マイ・ボディーガード」を観てきました。メキシコの誘拐ものは「プルーフ・オブ・ライフ」なんてのもありましたね。ちょっと長めの上映時間でしたが、飽きることなく楽しめました。ダコタ・ファニングがかわいらしいですが、歯科医としてはチラッと見せた反対咬合が気になりました。^_^;

リストマーク更新情報
  2002年5月7日 HP初公開!! (工事中のページが多いのは目をつぶってください)
  2002年8月4日 リンク更新
  2002年9月24日 バナー貼り付け
  2002年12月3日 紅葉のページ作りました。
  2003年10月4日 リンク更新
  2004年7月13日 訪問診療(往診)のページ

             申込書もこのページからどうぞ

リストマークWhat's Up in 歯科界
  この項の最初のニュースがこれというのはどうかと思いますが・・・こう言ったドロドロの世界は御免こうむりたいです。

歯科医師会長宅など捜索 規正法違反、東京地検

 社団法人「日本歯科医師会」の政治団体「日本歯科医師連盟」が政治献金の一部を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いが強まり、東京地検特捜部は2日、政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いで、日歯連や、歯科医師会の臼田貞夫会長宅(東京都三鷹市)などを家宅捜索した。特捜部は臼田会長らから既に事情聴取。日歯連をめぐっては巨額の使途不明金もあり、特捜部は資金の流れの全容解明を進める。
 関係者によると、日歯連は2001−02年に、昨年11月の衆院選で落選した吉田幸弘前衆院議員側に計2000万円を献金したのに、収支報告書に記載しなかった疑いが持たれている。

●臼田容疑者、日歯・日歯連会長職を辞任

 中央社会保険医療協議会(中医協)での歯科医の診療報酬改定を巡る汚職事件で、贈賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された日本歯科医師会(日歯)会長の臼田貞夫容疑者(73)は23日、日歯の会長職を辞任した。兼務していた日歯の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)の会長も同日辞任した。

●政治献金3千万円を還流、日歯会長選工作に流用(読売新聞)
 「日本歯科医師会」(日歯)前会長の臼田貞夫被告(73)が、吉田幸弘前衆院議員(42)に政治献金を装って支出した5000万円を還流させていた問題で、吉田前議員が「(臼田被告側から)日歯の会長選に使うから預かってほしい、と頼まれた」と、東京地検特捜部に供述していることが12日、関係者の話で分かった。
 特捜部は、臼田被告が還流資金のうち約3000万円を、再選を目指していた2003年の会長選の多数派工作に流用していたとみて、業務上横領容疑で捜査している。
 やっと別の話題が・・・
●歯周病菌やっつける物質をライオンが発見(読売新聞)
 薬剤が効きにくい歯周病菌に対し、優れた殺菌効果を示す物質をライオンのオーラルケア研究所が発見した。
[読売新聞社:2004年07月19日 23時56分]
 こんなのができたようです。近くの人には朗報!? 
夜間緊急歯科診療の実施について
大阪府歯科医師会では、夜間における歯の痛みを少しでも早く取り除いてほしいという府民の強いニーズに応えるため、 大阪府、大阪市、他関係各位の協力を得て、平成16年6月1日(火)から標題診療を開始します。
〜 突然の歯痛など緊急の患者を24時間体制で受け入れるため、大阪府歯科医師会(岡邦恭会長)が全国歯科医師会に先駆けて設置した夜間緊急歯科診療の患者は開所から1ヶ月間で335人だった。

リストマークWhat's Up in 健康保険
  2002年10月から老人医療費が1割(または2割)の定率負担に
  2003年4月から社会保険の本人自己負担割合が2割→3割に引き上げ

                      ↓
 ●全国保険医団体連合会(室生昇会長)は5月30日、今年4月からの被用者保険3割負担実施の影響を調査したアンケート結果を発表した。
 それによると、負担増が原因と思われる受診や治療の中断が「あった」とする医療機関が4割を超えることがわかった。
< まぁ歯科だけではありませんが、放っておいて治らないものや、自分だけで十分に手入れができないものは任せるしかないですよネ。(^_^;)

 ●健保組合、5年ぶり黒字…総報酬制で収入増(読売新聞)
 健康保険組合連合会(健保連)は26日、大企業のサラリーマンらが加入する健康保険組合(1622組合)全体の2003年度の決算見込みが1386億円の黒字になると発表した。
 過去最悪の3999億円の赤字だった2002年度から一転して5年ぶりの黒字となったのは、2003年4月から〈1〉ボーナスを含めた年収を基準に保険料を徴収する総報酬制の導入による保険料率の実質的な引き上げ〈2〉サラリーマン本人の医療費の自己負担割合を2割から3割へ引き上げ――が実施されたためだ。この結果、保険料収入総額が3261億円増加する一方、保険給付費が1320億円減少した。
 ただ、健保連は、2004年度予算では、急激な高齢化の進展によって高齢者の医療費が大幅に増加すると見られることから、健保組合全体で276億円の赤字になると見込んでおり、「健保組合財政は依然厳しい状況が続く」と見ている。
 老人保健制度と退職者医療制度への拠出金は計2兆3572億円で、2002年度より694億円減少した。
 健保組合ごとに見ると、2003年度に赤字だったのは全体の4割を超える701組合で、2002年度より649組合減った。組合数の減少に伴い被保険者数も2003年度末で約1471万人と、2002年度末より約26万人減少。一方、1人当たりの保険料は年間39万8271円と、総報酬制の導入によって2002年度より2万8649円増加した。

●国民医療費:02年度は前年度比0.6%減少 厚労省
 厚生労働省は3日、02年度の国民医療費が31兆1240億円で、前年度に比べ0.6%減少したと公表した。医療費の減少は介護保険導入で一部医療費が同保険に移行した00年度以来、史上2度目。02年度の診療報酬本体が初のマイナス改定(1.3%減)となったことや、老人医療費の自己負担増が影響したとみられる。
 国民1人当たりの医療費も24万4200円と0.8%減少。ただ、医療費が国民所得に占める割合は0.06ポイント増の8.58%で過去最高だった。
 年齢層別の医療費は、15〜44歳が5兆843億円なのに対し、65歳以上は15兆2540億円で全体の49%を占めた。65歳以上の1人当たり医療費は64万5600円で、15〜44歳(10万1300円)の6.3倍。中でも75歳以上は82万300円に達した。ただ、65歳以上の医療費は前年度よりは0.9%減り、02年10月の自己負担増の影響がありそうだ。
 国民医療費の内訳は、▽医療保険給付13兆9855億円▽老人保健給付10兆6652億円▽公費負担給付1兆7218億円▽患者自己負担分4兆7515億円。公費負担分は対前年度比で1.9%増えたが、同省は生活保護世帯の増加による影響と分析している。国民健康保険分が0.6%増える一方、被用者保険分が2.8%減なのは、リストラなどで被用者保険から国保に移行した人が増えたためとみられる。
 診療種類別医療費は、一般、入院外科、歯科など大半の費目が対前年度を下回る中、院外処方の増加で、薬局調剤医療費は3兆6042億円と10.2%増となった。