指揮者陣
音楽監督・桂冠指揮者
田中 信昭
常任指揮者
松原 千振
指揮者
大谷 研二
首席客演指揮者
W.マウラー
Conductor in residence
宮松 重紀
Conductor in residence
森口 真司
Conductor in residence
山田 和樹



音楽監督
Music Director
桂冠指揮者
Conductor Laureate
田中 信昭
Nobuaki Tanaka

 1956年東京芸術大学を卒業と同時に声楽科有志と東京混声合唱団を創立、常任指揮者に就任。今日まで、作曲家と協力して新しい日本の合唱音楽の創造に力を尽くし、東混定期などで、400曲に及ぶ現代合唱曲を初演している。

 1997年東京混声合唱団桂冠指揮者に就任。

 2007年東京混声合唱団音楽監督に就任。

 カラヤン:ベルリンフィル、サヴァリッシュ:フィラデルフィア管弦楽団、シノーポリ:
フィルハーモニア管弦楽団、マタチッチ:NHK交響楽団ほか数多くのオーケストラ公演の合唱指揮をつとめる。

 オペラの指揮も多く手がけ、モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」などの3作品、ブリ
テン「カーリュー・リヴァー」などの教会3部作ほか、数多くの日本のオペラを指揮している。1982年イスラエルFESTIVALにて間宮芳生「昔噺人買い太郎兵衛」を指揮。

 1986年、毎日芸術賞受賞。

 87年の文化庁派遣東混アメリカ公演では、日本の現代
音楽を演奏、ニューヨークほか七大都市で成功をおさめた。

 1997年WORLD YOUTH CHOIR JAPAN、1998年・2004年ASIA YOUTH CHOR NIGATA、1999/2000年WORLD YOUTH CHOIR WINTER BELGIUMを指揮。


 1996年世界合唱シンポジウム SYDNEY
、1999年世界合唱シンポジウムROTTERDAM、2005年世界合唱シンポジウムKYOTOにて講演。

 2000年、勲四等瑞宝章受章。

 2006年、朝日現代音楽賞受賞。



常任指揮者
Principal Conductor
松原 千振
Chifuru Matsubara

 1951年長野県生まれ。
 
 国立音楽大学卒。渡欧。シベリウスアカデミーに学び、マスタークラスを修了。エーリク・エーリクソン、ダン・ウーロフ・ステーンルンドに師事。

 '78年からフィンランドを中心に北欧及びバルト諸国で活動。ヘルシンキ大学男声合唱団の第二指揮者として、多くの初演を手がけ、 '85年からフィンランド放送室内合唱団の指揮者としてルネサンス時代の作品の指揮にあたる。

 また'87年春に、フィンランドで発見された膨大な曲数にのぼる中世の単旋聖歌について、その解読を含む復元作業をフィンランド放送協会から委嘱され、その整備のかたわら蘇演にも当たっている。なお、このために同放送協会は12人の古楽合唱団(セートゥス・ノステル)を編成し提供している。

 '87年と'91年には、タピオラ少年少女合唱団の副指揮者として来日。'88年から、バルト海諸国のプロ合唱団と共演し、エストニア・フィルハーモニー合唱団、ラトビア放送合唱団ヴァンクーヴァー室内合唱団、ポーランド室内合唱団、エストニア国立男声合唱団の客演指揮者を務めている。

 1995年東京混声合唱団第150回定期演奏会に初登場。1997年東京混声合唱団常任指揮者に就任。同年、東混初のヨーロッパ公演を指揮。

 また、アマチュア合唱界の海外交流を含む指揮や指導にも、深い知見による貢献が知られている。

 2003年、月刊神戸っ子 第32回ブルーメール賞<音楽部門>受賞。
 2003年、神戸市文化奨励賞受賞。




指揮者
Conductor
大谷 研二
Kenji Otani

 1980年武蔵野音楽大学卒業後、東京混声合唱団に入団。83年ヨーロッパに留学。主にスウェーデン、ドイツ、イギリスでE.エリクソン、H.リリング、W.シェーファに師事。

 フランクフルト音楽大学合唱指揮科を卒業、デュプロマを収得し、89年に帰国。同年の武満 徹監修「Music Today」、90年サントリー音楽財団「サマーフェスティバル」などの公演で合唱、室内楽を指揮し注目を浴びる。90年度村松賞受賞。

 90年東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに迎えられ、91年東京混声合唱団第127回定期演奏会に初登場。

 92年には創立されたばかりの岩城宏之率いるオーケストラ・アンサンブル金沢付属の合唱団指揮者を2001年まで務めた。

 いずみホール「音楽の未来への旅シリーズ」、
サントリー音楽財団「サマーフェスティバル」などの主要な音楽祭でたびたび合唱、室内楽を指揮

 2001年には韓国国立合唱団定期公演に客演し日本の現代作品を含んだプログラムを指揮。

 また、オーケストラ付きの合唱作品もしばしば指揮し、98年、ライプツィヒでの古楽オーケストラとの共演は地元新聞紙上で絶賛された。99年には、バッハのロ短調ミサ、マタイ・ヨハネ両受難曲を指揮し、バッハ没後250年の2000年はクリスマス・オラトリオ全曲演奏に取り組む。

 現在、NHK東京児童合唱団指揮者・音楽アドヴァイザー、東
京混声合唱団指揮者、活水女子大学音楽学部学術研究所教授。

 中世から現代に至る色彩ゆたかな作品の紹介と流麗な指揮によって高い評価を受けている日本を代表する合唱指揮者の一人である。

 最近では、坂本龍一オペラ「LIFE」、三善晃オペラ支倉常長「遠い帆」、ジョン・アダムス「エル・ニーニョ」、ストラヴィンスキー「結婚」「詩編交響曲」など大編成合唱団のコーラスマスターとしての顕著な実績も評価されている。




首席客演指揮者
Principal Guest Conductor
W.マウラー

Wolfdieter Maurer

 1941年 ウイーンに生まれる。ウィーン大学にて音楽学、英文学、心理学を学ぶ。ウィーン音楽アカデミーにて指揮法、合唱指揮法を学ぶ。

 1964年 ウィーン少年合唱団指揮者に就任、66年まで務める。グロスマン教授に声楽指導法を師事。

 1966年 クラーゲンフルト、バーゼル国立歌劇場、ミュンヘン、ブラウンシュヴァイクオルデンブルク国立劇場指揮者。

 1979年 ヴェルツブルグ市モーツァルト音楽祭、総監督及び指揮者。 同市音楽大学にて現代音楽のアンサンブルとブラスアンサンブルを教える。

 1991年より主にヨーロッパ、日本で幅広く指揮活動を展開。

 1992年 東京芸術大学音楽学部客員教授として来日。 日本滞在中、東京混声合唱団定期演奏会をたびたび指揮。その功績にたいして東京混声合唱団から首席客員指揮者の称号を贈られた。

 1999年 スロヴァキア国立歌劇場主席客演指揮者(〜2001年)。

 ベルリン交響楽団、ベルリン国立歌劇場、ザルツブルグモーツァルテウムオーケストラ、ウィーン放送交響楽団などを客演している他、オペラのレパートリーはモーツァルト、プッチーニ、ヴェルディ、ワーグナーからベルグ、ヒンデミット、シェーンベルク、R.シュトラウス、ヤナーチェックに至るまで60曲を越える。

 現在、ヨーロッパの各都市のオペラ劇場において指揮活動を展開中である。




Conductor in residence
宮松 重紀
Shigeki Miyamatsu
 横浜国立大学卒業後、東京芸術大学指揮科に入学し、1991年首席で卒業。同年芸大卒業生紹介音楽会に出演。1989年にはイタリア、シエナ音楽院に学ぶ。指揮を山田一雄、遠藤雅古、ロジェストヴェンスキーに師事。

 これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティフィルハー
モニック管弦楽団、新星日本交響楽団、群馬交響楽団、広島交響楽団等、日本の主要オーケストラの他、北ハンガリー交響楽団、リール交響楽団、ルッセ・シンフォニカー等を指揮する。

 オペラでは、二期会や日生劇場等のオペラ公演の副指揮者としてスタートし、小澤征爾、
若杉弘、外山雄三、大野和士各氏のもとで研鑽を積んだ。1993年、東京オペラプロデュース公演「ドン・ジョバンニ」でオペラ指揮者としてデビュー。以来、横浜シティオペラ、関西二期会、名古屋二期会、広島市民オペラをはじめ全国各地で60を超える公演を指揮している。新国立劇場には、1999年、東京オペラグループの「奥様女中」で初登場し、2000年、京王オペレッタ「サーカスの女王」(日本初演)、2001年、新国立劇場主催公演「花言葉」を指揮、いずれも好評を博した。

 他にも、副指揮者として、ウィーンフィル日本公演やサイトウキネンフェスティバル、東フィル
オペラコンチェルタンテなどにおいて、チョン・ミュンフン、小澤征爾両氏のサポートを続けており、両氏からの信頼は厚い。

 2002年には、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任。全国各地において
同合唱団の公演を数多く指揮、2004年4月には、第195回定期演奏会を指揮し好評を博している。

 また、2003年には、京王オペレッタフェスタ(サントリーホール)や、りゅーとぴあ「コシ・ファ
ン・トゥッテ」(新潟りゅーとぴあ、二期会共催)等の指揮のシリーズ化が決定している。

 さらには、NHK・FMでの新曲指揮、ビクターとエイベックスよりライヴCDをリリースするな
ど、ますます幅広く、今後の活躍が期待される。

 現在、東京音楽大指揮科専任講師。横浜国立大学非常勤講師。



Conductor in residence
森口 真司
Shinji Moriguchi
 大阪府出身。

 京都大学文学部在籍中より指揮を田中良和氏に師事。1989年東京藝術大学音楽学部指揮科に入学、さらに研鑽を積むため大学院音楽研究科に進学、1995年修士課程修了。在学中に指揮法を遠藤雅古、フランシス・トラヴィス、若杉弘、岩城宏之の各氏に師事する。

 1995年プラハの春国際音楽コンクール指揮部門に於いて第3位受賞(1位なし)。同時にプラハの春国際音楽祭に出演しプラハ放送交響楽団を指揮、その模様は東京FMで放送された。

 以降、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、札幌交響楽団、 仙台フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、広島交響楽団等、 全国各地のオーケストラに客演する。

 東京佼成ウィンドオーケストラとの関係も深く、1997年サントリーホールにおける演奏はCD「吹楽V」として発売されている。1998、2001年には全日本吹奏楽コンクールの全国大会の審査員も勤めた。

 また、2000、2003年のアジア音楽祭に出演するなど現代音楽にも意欲を見せる。

 近年は合唱音楽にも活動の場を広げ、東京混声合唱団にたびたび客演、2002年コンダクター・イン・レジデンスに指名される。2003年10月にはNHK交響楽団定期演奏会(準・メルクル指揮マーラー「復活」、二期会合唱団)の合唱指揮者として公演を成功に導いた。

 これまでにモーツァルト「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」「コジ・ファン・トゥッテ」チマローザ「秘密の結婚」ヴェルディ「椿姫」プッチーニ「蝶々夫人」「トスカ」「ラ・ボエーム」「外套」チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」「アルルの女」ビゼー「カルメン」レハール「メリー・ウィドウ」を自ら指揮したほか、二期会、新国立劇場等の音楽スタッフとして、チョン・ミュンフン、クラウス・ペーター・フロール、アッシャー・フィッシュ、若杉弘、秋山和慶、井上道義、佐藤功太郎ら名指揮者のアシスタントをつとめるなど、オペラ指揮者としての手腕も極めて高く評価されている。

 現在、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンス。



Conductor in residence
山田 和樹
Kazuki Yamada
 1979年、神奈川県秦野市生まれ。

 幼少の頃より、木下式音感教育を受け、ソルフェージュ・ピアノ・合唱を学ぶ。中学生の頃より児童合唱を、高校生の頃より吹奏楽を指揮する。高校2年生の終わりにオーケストラを指揮したのを機に、指揮者を志す。

 2001年4月、東京芸術大学音楽学部指揮科卒業。安宅賞受賞。指揮法を小林研一郎、松尾葉子の両氏に師事。

 2002年7月には、ザルツブルグ・モーツァルテウム・サマーアカデミーに参加、ゲルハルト・マルクソン氏に指導を受ける。

 これまでに、オーケストラでは、ブルガリアVARNAフィル、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、瀬戸フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団メンバーによる室内合奏団をはじめ、横浜市立大学管弦楽団(ミュージックアドヴァイザー)、千葉県少年少女オーケストラなど全国約50団体以上のアマチュアオーケストラの指揮指導にも力を注いでいる。

 大学在学中に芸大生有志オーケストラ「TOMATOフィルハーモニー管弦楽団」(2006年より横浜シンフォニエッタ」に改称)を結成し、音楽監督に就任。卒業後も年2回の神奈川県立音楽堂での定例演奏会を中心に活動を続けている。

 弱冠22歳にしてベートーヴェン交響曲全曲演奏を達成した他、シューマン、ブラームス、ボロディン、ビゼー、フランクの交響曲全曲演奏も達成しており、幅広いレパートリーを持つ。

 また、若手作曲家とのコラボレーション、リハーサル付きの演奏会や若手音楽家コンチェルトデビューコンサートなど自らプロデュースするコンサートも数多く、精力的に活動している。

 合唱の分野では、2005年4月、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任、2006年2月には委嘱作品初演を含む同団第203回定期演奏会への登壇を果たし、「音楽の友」「音楽現代」両誌などで絶賛された。武蔵野合唱団指揮者をはじめ、これまでに早稲田大学グリークラブ、稲門グリークラブ、東京六大学混声合唱連盟などの指揮指導にも当たっている。

 「ロマン派作品が得意なようで、スケールの大きな、今時珍しいほどのロマンテックな音楽をつくる。明晰で表現意欲も旺盛(音楽現代誌)」と評された。

 2006年は、4月に岩城宏之氏の代役としてオーケストラ・アンサンブル金沢(第5回北陸新人登竜門コンサート〈弦楽器部門〉)を指揮、タマーシュ・ヴァルガ氏(ウィーンフィルチェロ奏者)との共演、5月に、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、7月に瀬戸フィルハーモニー交響楽団定期演奏会、セントラル愛知交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、10月にセントラル愛知交響楽団を指揮した。

 2006年4月より1年間、くらしき作陽大学非常勤講師を務めた。
 2006年6月より、瀬戸フィルハーモニー交響楽団ミュージック・アドヴァイザーに就任。
 2006年10月、(株)フォンテックよりCD「懐かしいアメリカの歌/東京混声合唱団愛唱曲集」、2007年7月、(株)フォンテックよりCD「唱歌の四季/三善晃の2台ピアノ伴奏による合唱作品集」、2007年9月、(株)フォンテックよりCD「夢の意味」をリリース。


 2007年1月にセントラル愛知交響楽団、2月に神奈川フィルハーモニー管弦楽団、委嘱作品初演を含む東京混声合唱団第209回定期演奏会、5月、6月に、オーケストラ・アンサンブル金沢を指揮した。

 今後、2007年8月、12月に神奈川フィルハーモニー管弦楽団、12月に東京交響楽団、12月にオーケストラ・アンサンブル金沢、2008年2月に委嘱作品初演を含む東京混声合唱団定期演奏会での指揮が予定されている。