プロフィール

 1956年、東京芸術大学声楽科の卒業生により創設された日本唯一のプロ合唱団。
 コンサートの開催を演奏活動の中心に置き、広範な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。
 東京、大阪での定期演奏会、各地方での特別演奏会、内外のオーケストラとの共演やオペラへの出演、文化庁主催「本物の舞台芸術体験事業」をはじめとする青少年を対象とした鑑賞音楽教室、海外公演を含む年間200回の公演のほか、レコーディングやテレビ、ラジオへの出演がある。
 レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた189曲を数える作品群をはじめ、グレゴリオ聖歌からルネサンス、古典派、ロマン派、シェーンベルク、クセナキス、リゲティの現代作品、そしてわが国の作曲界からは故武満徹、故柴田南雄、間宮芳生、湯浅譲二、林光、三善晃、新実徳英、野平一郎、西村朗などの重鎮から若手作曲家までと全合唱分野を網羅している。
 文化庁芸術祭大賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、創立20周年企画「合唱音楽の領域」によるレコード・アカデミー賞などを受賞している。
 海外では1979年のアセアン5ヶ国公演を皮切りに、1987年、創立30周年記念としてニューヨークほか7都市でのアメリカ公演を行った。(いずれも文化庁派遣の文化使節)。1997年、世界合唱連合(ユネスコ国際音楽協議会合唱部門)の招きで渡欧し、スウェーデン、ベルギーで6公演を、2000年夏にはエストニア、フィンランド(国際音楽祭)で4公演を、2002年6月にはカナダの国際合唱祭で4公演を行い、いずれも絶賛を博した。
 各地のアマチュア合唱団や児童生徒との合同演奏、指導者派遣、ワークショップ・解説付きコンサートも精力的に開催し、合唱音楽の向上、浸透、地域文化振興に大きな寄与をもたらしている。
 田中信昭(音楽監督・桂冠指揮者)、ヴォルフディーター・マウラー(首席客演指揮者)、松原千振(常任指揮者)、大谷研二(指揮者)、コンダクター・イン・レジデンスに宮松重紀、森口真司、山田和樹など、多彩な指揮者陣を擁している。
 1996年より日本を代表する芸術団体として「文化庁特別重点支援」の指名を受けている。
 2006年、創立50周年を迎え、5月にアニヴァサリーコンサートと2006年4月〜2007年3月、全国各地で10回の定期演奏会、10回の特別演奏会と6回のヨーロッパ(ラトヴィア、エストニア)公演を開催した。
 2007年、第38回(2006年度)サントリー音楽賞、第25回(2006年度)中島健蔵音楽賞を受賞。
東京混声合唱団指揮者陣
東京混声合唱団団員

■200回を超える定期演奏会
 1956年3月以来、東京での定期演奏会は215回(2008年3月現在)開催。これまでの指揮者には、田中信昭、松原千振、大谷研二、ヴォルフディーター・マウラー、宮松重紀、山田和樹をはじめ、渡辺暁雄、石丸寛、前田幸市郎、岩城宏之、森正、山本直純、小澤征爾、デヴィッド・ラーソン、武田善美、ロベルト・ヴリーゲン、小林道夫、ニコラ・ルッチ、宮本昭嘉、八尋和美、星出豊、ポール・ヒリアー、沼尻竜典、飯守泰次郎、樋本英一、本多優之、ジョーン・オルディス、ジェイムス・ウッド、ゲオルグ・クリストフ・ビラー、岩村力、ドゥニ・デュペイを迎え、委嘱初演、日本初演を中心に多彩なプログラムで開催している。
 80年から、作曲家の林光を指揮に迎え、氏の作品「原爆小景」を歌い継ぐコンサート「林光・東混 八月のまつり」も続けている。
 96年から随時、大阪いずみホール、岐阜サラマンカホール、名古屋しらかわホールでの定期演奏会もスタートさせている。
東京混声合唱団2008年-2009年今後の定期演奏会
東京混声合唱団2008年-2009年今後の演奏会リスト
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■創作界を牽引する180曲を越える委嘱作品群
東京混声合唱団委嘱作品リスト
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■合唱による海外公演・国際交流
2002年アジアコーラルデイズ 2002年カナダ公演
●国際児童年記念「こども芸術劇場」ASEAN5公演(1979年 宮本昭嘉指揮)
●創立30周年記念「アメリカ8都市公演」(1987年 田中信昭指揮)
●創立40周年記念「スウェーデン、ベルギー6回公演」(1997年 松原千振指揮)
●「フィンランド・エストニア4回公演(国際音楽祭)」(2000年 松原千振指揮)
●「カナダ4回公演(トロント国際合唱フェスティヴァル)」(2002年 松原千振指揮)
●2006年、創立50周年記念のラトヴィア・エストニア6公演(バルト国際合唱祭)を、松原千振指揮で開催。

 文化庁舞台芸術国際フェスティバルの一環として、2002年に韓国から「ソウル・モテット合唱団」、シンガポールから「シンガポール・フィルハーモニック室内合唱団」を招聘し「アジア・コーラルデイズ」を開催、2004年にカナダから「ヴァンクーバー室内合唱団」、オーストラリアから「アデレイト・チェンバーシンガーズ」を招聘し「パシフィック・コーラルデイズ」を開催、東京混声合唱団を加えた3団体による合同演奏は大きな感動を呼んだ。

■話題のオーケストラ・オペラ公演への出演
ゲルギエフのストラヴィンスキー バレエ音楽:《結婚》
指揮:ワレリー・ゲルギエフ 
東京都交響楽団/東京混声合唱団
撮影:竹原伸治
 岩城宏之=N響、小澤征爾=ボストン響、カラヤン=ベルリンフィル、アッバード=ウィーンフィルなどとの共演をはじめ、NHK イタリアオペラ、新国立劇場オープニングオペラ「建・TAKERU」の出演ほか、在京のオーケストラ全団体と共演しています。

●近年の主な出演歴

00年5月 シャルル・デュトワ=NHK交響楽団 ドビュッシー「夜想曲」/00年9月 高関健=札幌交響楽団:ベリオ「シンフォニア」/00年10月 沼尻竜典=東京都交響楽団:武満徹「クロッシング」-舞台初演-/00年11月 間宮芳生=静岡音楽館:バッハ「ロ短調ミサ」/01年7月 岩城宏之=大阪フィルハーモニー交響楽団:ベリオ「シンフォニア」/02年3月 高関健=群馬交響楽団:ベリオ「シンフォニア」/02年5月 飯森範親=東京交響楽団:湯浅譲二「コズミックソリテュード」-日本初演-「レスポンソリウム」/03年2月 岩城宏之=東京フィルハーモニー交響楽団:黛敏郎「涅槃交響曲」/03年3月 秋山和慶=東京交響楽団:ジョン・アダムス「エル・ニーニョ」-日本初演-/04年5月 本名徹次=日本フィルハーモニー交響楽団:伊福部昭「交響頌偈<釈迦>」/04年7月 ゲルギエフ=東京都交響楽団:ストラヴィンスキー「結婚」「詩編交響曲」/04年8月 秋山和慶=東京交響楽団:ベリオ「スタンゼ」-日本初演-/04年10月 沼尻竜典=東京フィルハーモニー交響楽団:三善晃「レクイエム」(文化庁芸術祭優秀賞)/05年3月 茂木大輔=オーケストラ・アンサンブル「風」:バッハ「ロ短調ミサ」/05年6月 岩城宏之=東京フィルハーモニー交響楽団:ラヴェル「ダフニスとクロエ」/05年8月 高関健=東京都交響楽団:ウェーベルン「カンタータ第2番」「眼の光」、リスト(ウェーベルン編)「労働者の合唱」/05年12月 茂木大輔=オーケストラ・アンサンブル「風」:ベートーヴェン「第九」「荘厳ミサ」より/06年4月 大町陽一郎=東京フィルハーモニー交響楽団「美しく青きドナウ」「ふるさとの四季」/06年10月 山田和樹=横浜シンフォニエッタ:モーツァルト「レクイエム」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」/07年1月 飯森範親=東京フィルハーモニー交響楽団:NHKニューイヤー・オペラコンサート/07年1月 シャルル・デュトワ=NHK交響楽団:プロコフィエフ「アレクサンドル・ネフスキー」/07年1月 茂木大輔=オーケストラ・アンサンブル「風」:バッハ「カンタータ140、147」/07年7月 飯森範親=東京交響楽団:ヘンツェ:オペラ「ルプパ ― ヤツガシラと息子の愛の勝利」−日本初演−/07年12月 新実徳英=九州交響楽団:新実徳英「空、海、大地と木のうた」/08年3月 茂木大輔=オーケストラ・アンサンブル「風」:バッハ「ヨハネ受難曲」ほか多数。1981年から続く熊谷弘指揮による「第九と皇帝」では、毎年ベートーヴェン「第九」を演奏しております。

■各地のアマチュア合唱団との共演などを含む依頼演奏会
東京混声合唱団依頼公演

■年間百回を超える小学校・中学校・高等学校での鑑賞公演
東京混声合唱団学校公演

■数え切れないレコーディング、テレビ、ラジオ出演
●主なレコーディング
創立20周年記念「合唱音楽の領域」(ビクター)
日本の合唱名曲選/日本合唱曲全集(ビクター)
合唱名曲体系/新・合唱講座(全日本合唱普及会)
21世紀の合唱名曲選(音楽之友社・全日本合唱普及会)
現代日本の合唱曲(フォンテック)
林光合唱作品集(フォンテック) 
創立50周年記念 懐かしいアメリカの歌/東京混声合唱団愛唱曲集(フォンテック)
創立50周年記念 唱歌の四季/三善晃の2台ピアノ伴奏による合唱作品集(フォンテック)
創立50周年記念 夢の意味(フォンテック)
創立50周年記念 遠い島の友へ・・・(フォンテック)
東京混声合唱団CDのご案内
 その他、各自治体の歌、校歌、応援歌、社歌、教科書教材、映画音楽(最近では「ローレライ」「スパイゾルゲ」「どろろ」など)、愛知万博の音楽、NHK「名曲アルバム」「みんなの童謡」、大河ドラマ「新撰組!」ほか歴代のテーマ曲、TBSドラマ「華麗なる一族」、フジテレビ「トリビアの泉」ほかテレビ主題歌、讃美歌、演歌・歌謡曲のバックコーラス、CM音楽、「ディズニー」「ファイナルファンタジー」「少女革命ウテナ」などのアニメ音楽、ゲーム音楽、ほか多数。

●主なテレビ出演
 「題名のない音楽会」をはじめ、2004年には第55回NHK紅白歌合戦に、ジョン健ヌッツォの大河ドラマ「新撰組!」メインテーマのバックコーラスとして出演。2006年にはNHK「芸術劇場」で東京混声合唱団創立50周年特集が組まれ放送、「放送大学学歌(柴田南雄作曲)」を録画、毎週放送。2007年にはNHKニューイヤー・オペラコンサートに初出演、NHK-BS「しぶやライブ館」にメインゲストで出演、「唱歌の四季」などを演奏、放送、第49回 輝く!日本レコード大賞に、秋川雅史「千の風になって」のバックコーラスとして出演。

●主なラジオ出演

 
NHK-FM「現代の音楽」での定期演奏会の実況中継をはじめ数多くの番組に出演。

■財団法人 合唱音楽振興会
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