逆物質燃料円盤機関

反物質について
 地球上では宇宙線の中に1/10000の確率で一般に言う反物質が観測される。 反物質は電荷等が逆で質量は正のものである。宇宙に最初からあったものではなく、 宇宙線などから作られたものである。 知っての通り反物質と正物質は対消滅してエネルギーに変換されるという性質を持つ。 では、反物質の重力は正か?という結論はどうも正らしいということである。 では、反重力を発生し、質量が負の物質はあるのか?という問いが生まれる。 負の世界があって、そこが第2超平面だとすると、我々が言う反物質は逆物質という ことになる。本来、第2超平面にあるものを第0超平面に持ってきた物が逆物質だ。 真の反物質は第2超平面にしか存在できない。 ここでは以下、一般に言う反物質を逆物質と呼称する。
 円盤機関の動力源として逆物質は最適である。 まず第一は,エネルギー源として,放射性廃棄物が出ない原子炉が成立する事。 核融合の様に,大型装置にならない事が,大きなメリットである。 第二に,対消滅γ(ガンマ)線から対生成によって高速電子が得られるので, 電力からγ線を作るよりも楽なこと。しかし,事故を起こした場合は,反(逆)陽子爆弾 と同じことになるので,それを考慮した設計が必要である。 逆物質は,固体のものが扱いやすく,真空の磁気瓶に封入しておくのが安全と 考えられる。逆物質は,鉄・ニッケルなどが良い。 その逆物質に重水素のビームを当てて対消滅させれば陽子+反陽子→1877MeV ものγ線となり,これを球形コンデンサーに送り,対生成させると,電子と陽電子に なる。誘電率の異なるチタン酸バリウムディスク2枚を貼り合わせコンデンサーコイルで 磁界をかけておくと,ある磁束密度で誘電率の低いディスク上の球形コンデンサー間を 周回するようになる。光速度以下なので磁界で拘束できる。 コンデンサーコイルの内側を電子が周回し,外側を陽電子が周回するということが成立する。 しかも,同一角速度で存在できるというのがキーポイントである。 これは物質のエネルギーを電力に直接変換する究極の発電装置でもある。 対生成は,10MeV位のエネルギーで発生するから、これを運動エネルギーに変換する。 電子と陽電子の静止エネルギーが それぞれ4.9MeVとなるように対生成制御し0.1MeVを運動エネルギーにする。 この時の速度は,
0.1MeV=1/2mVの2乗=1/2×9.1×10の-31乗×Vの2乗(1eV=1.6×10の-19乗)
V=0.19×10の9乗m/s(m=9.1×10の-31乗Kg)
となり,光速度の約2/3になる。この速度は誘電率の低いディスク中では亜光速だが、 誘電率の大きいディスク中では充分に超光速となる。 この電子を周回させるのに必要な磁界は、 直径5mの大きさの円盤なら中心から球形コンデンサーまでの距離は1.4mとして、
F=eVB=mVの2乗/R
B=mV/Re=0.77×10の-3乗テスラ:7.7ガウスとなる。 スタートは,球形コンデンサーに電気的に電荷を与えて,回転方向と回転電子束が 1本になるよう規制し、D2ビームに変調を掛けて(ブラウン管と同じ)電荷の発生に 同期をとる。飛行は,球形コンデンサーを可動とし,チタン酸バリウムディスクに近づけたり, 遠ざけたりする方法をとる。遠ざければ,チタン酸バリウムディスク中のe-とe+がへるので, 機関として停止方向になる。急速浮上は,球形コンデンサーを引き上げてディスク に密着し,D2ビームを増強し,γ線滅衰器の減衰量を小さくし,コンデンサーコイル の電流をふやして,磁束密度を上げる動作を行う。 どれか一つの球形コンデンサーを離すことにより電界面が傾き,姿勢制御できる。