回転する超光速トンネル電流の密度が高くなるとある 密度より見えなくなるだろう。物が見えるということは物体の表面にある電子から反射した 光を見ることである。金属なら共有結合でありその表面は金属特有の光沢を持ち自由電子の 状態が見えるわけだ。 これらの表面にある電子が超光速で運動すれば一部が反射して回転しているように見えるだろう。 全部の電子が移動すれば光の反射はない。当然、レーダーにも写らない。 円盤機関の本体は第0超平面には投影されず見えなくなる。電流密度を上げ下げすれば 消えたり現れたりするわけだ。 見えなくなった円盤機関に核攻撃は無力だ。 それでも強大な核分裂や核融合による核爆発はその爆心では一部、 超光速の光と熱、電磁波ノイズが拡散するだろう。 しかし、第1超平面での範囲は数十m程度と考えられる。 その範囲から外れてしまえば第1超平面にいる限り被爆はしないし影響はない。したがって、 円盤機関に核ミサイルで攻撃しても第1超平面に逃げ込まれて、簡単には破壊できないと思われる。 逆に放射能汚染が第0超平面に広がってしまい取り返しがつかなくなる。 見えなくなった円盤機関を検出するには重力測定だが、 空に検出器を常時設置するわけにもいかない。 不可視の遠方にある円盤機関を検出する方法は縦波の電磁波を検出することになるが、 超光速で飛んできた場合は検出したとたんに出現ということになるので、 対処のしようがない。化学ロケットでは数十分の余裕があるが、 円盤機関では数秒になるため、人間の判断が入ると間に合わない。 攻撃されても回避はできないし、敵味方の識別もつかない。 避難するにも時間がない。 これを実現するには人間が介在しない自動化戦争になる。 この円盤機関を使った自動戦争が始まれば5秒で全世界の決着が付くだろう。 問題は故障や誤動作をまったく無くすことはできないことだ。 故障や誤動作したからといってやたら核爆発させるわけにはいかない。 100万分の1でも確率があれば最初の1回目に当たれば地獄を見る。 ここまで来ると戦うこと自体完全な破壊の応酬になってしまい、 お互い滅亡しかないのだ。それも人間の知らない間に実行される。 いつ発生するかも知れない数秒後の核爆発にビクビクして生活しなければならない。 結局、自動化戦争は自殺行為と変わらず、相手に脅威 を与えるどころか故障や誤動作で自滅を招く公算の方が大きい。 相手を信用して平和に生活していくしか方法がない。 組織的に戦いをしている文明は資源を無駄遣いして、いつしか滅亡するのだろう。 数万年続く先進文明は戦いをしないと思われる。
もし、戦いとなれば最強の武器は隕石弾だろう。 直径30kmの隕石を通常の速度(秒速30km)で落下させれば壊滅的な被害が発生する。
その運動エネルギーは
1
E=─ mvの2乗
2
比重3として
球体の体積としてm=4π×15000×15000×15000÷3×3
m=4.24×10の13乗kg
E=1/2×4.24×10の13乗kg×30000×30000J
E=1.91×10の22乗J
さて、ウラン235の核分裂で発生するエネルギーは1モル当たり18 TJである。
235gで1.8×10の10乗Jになる。
隕石の運動エネルギーをウラン235のエネルギーで割れば 1.06×10の12乗
つまり235×1.06の×10の12乗g=249000000トン=2.49億トンのウラン235を一気に分裂させた破壊力がある。 地球は一瞬で環境が激変し、二度とは復興しないだろう。 中生代の恐竜絶滅のように。 小惑星帯の軌道の隕石をちょっと減速させるだけだ。 あるいは軌道を小惑星帯から来たように偽装すればわからない。
地球近傍小惑星イトカワであればその質量は3.51×10の10乗kg
地球との平均軌道速度の差分4.41km/s
運動エネルギーはE=1/2×3.51×10の10乗kg×4410×4410J
E=3.41×10の17乗J
イトカワの運動エネルギーをウラン235のエネルギーで割れば 1.89×10の7乗
235×1.89×10の7乗g=4.46×10の9乗g=4460トンのウラン235を一気に分裂させた破壊力がある。
落下の途中で割れたり燃えるので、その約半分としてもウラン2000トンの破壊力だ。