マツの花の観察


マツの木を見てみよう。
春、若い枝が伸びている。
その根元には、たくさんの房のようなものがついている。
これが、雄花だ。
その先には、赤くまるい、雌花がついている。
若い枝のつけねには、青い松かさがついている。
これは、昨春の雌花だ。
そう、来春にはこの青い松かさは成熟して、
よく見かける松かさとなり、種子を飛ばすようになるのだ。

 

マツの雌花

たくさんの鱗片があつまっている

若い松かさ

昨年は左の写真のような
雌花だった。

雌花の一つの鱗片を顕微
鏡で観察した。根元の2つ
のふくらみが見えるだろう
か。これが胚珠である。受
粉すると種子になる。

 

マツの雄花(1) マツの雄花(2) マツの雄花(3)

 

マツの花粉を顕微鏡で見たもの。
左右に袋がついているのが見えるだろうか。
これは、空気袋である。
マツの花粉は、昆虫に運ばれない。
マツの花粉は、空気袋をもつことで、
風に乗って遠くまで運ばれるようにできている。
雌花の胚珠が受粉すると、種子ができる。