1 測量方法
仲間と共同で、平成20年6月14日に発生した岩手宮城内陸地震の影響を調べるため、成果更新後の電子基準点を与点としたGPSによる街区基準点の測量と、3方向以上視通のある基準点でTSによる観測を行った。そのけっか、南西に11cmへ行こう移動していることが判明した。湯沢市の街区基準点の範囲においては、地殻の歪みは検出されなかった。
2 提言1
地震の発生により、地殻変動による筆界の移動が改めて認識し、登記にどのように反映させるべきか検討を要することを実感した。そこで、測量した年月日を入力することによって、当初の測量で求まった座標値がどのように変化したかわかるシステムを構築する必要がある。そのためには、法務省と国土地理院が共同で当たることが望ましい。
3 提言2
湯沢市の街区基準点成果は公開を停止しております、三角点の改測が終わるとその結果に基づいた座標変換が行われると聞いております。
湯沢市の街区基準点の範囲においては平行移動と見なすことが出来るので、測量図に変換される前の成果によったことを明記して登記申請をすることによって、後日必要に応じ座標変換を可能となる。
停止のまま1年以上も経過すると、街区基準点を与点とした筆界点の測量をし、筆界点が亡失する100年後・200年後に備えることが出来ない。もったいことである。
4 提言3
街区基準点は時間の経過とともに亡失する。基準点網の綻びが大きくなる前に再測し網の整合性を維持しなければならない。そのためには土地家屋調査士がどのような汗を流すか考える必要がある。
こんなこと試してみました。考えてみました。
地震後の湯沢市街区基準点の測量結果と提言