ギャン

「機動戦士 ガンダム」より、ギャンです。さて、一年戦争ネタも残す所あと僅かですがようやくギャンの登場です。ギャンそのものは乗ってたマ大佐の所業の所為かどうもキワモノ的な扱いだったように思いますが(MSVで一個もバリエ−ションが無かったしね)「ギレンの野望」シリ−ズでゲルググと次期量産機の座を争ったという設定がようやく生かされ高機動型やK型等の見た目にもかっこいい機体が登場してその存在感が高まった様に思います。私もどちらかと言うとこれら派生型の方が欲しかったんですがまずは基本のギャンが出ない事には・・・という事でギャンの発売は個人的には切望していたんですが・・・発売前の模型誌情報では何か良い感じになってる様に見えてかなり期待していたんですが実際のキットはかなり期待外れな内容でした。プロポ−ションがやたら細身になってしまい、腹部はスカスカの割りに足首付近&肩ばかり大きく胸部&腰部周りも貧弱に見えます。下腕と手首が小さ過ぎるのも問題ですが(今時この手首はありえないでしょう!)一番いけないのは特徴的な頭部の形状が激しくかっこ悪いと言う事ですね。さらに立膝の為の足首の構造が可動範囲を制限してしまって立ち姿を悪くしてますし上腕が肩から抜けやすくてシ−ルドの重さに負けてしまうのも動かしていてストレスになります。可動範囲は広くて良いのですがそう言った良い部分より欠点が目立って・・・まるで2000年近辺の粗造乱造期の様なMGとなってしまっていました。そんな残念な出来のギャンなんで始めはいじるつもりは無かったんですが、カトキ氏の開発画稿とあまりに掛け離れたその姿にムカついたんで久々にやってやる!と思い立った訳ですな。
○脚部:足首は幅が狭い様に感じたんで2o程幅を広げています。足首関節の可動範囲が狭過ぎるので流用パ−ツで関節をもう一つ追加して対応します。スネ〜下半身はちょっと文章では説明が難しいと思うんでこちらにまとめてみました。
○胴体:コクピットハッチの形状が全く違っています。左右に2oずつ幅増しして形状修正。腹部、胸部も合わせて4o幅増しします。これで胴体の貧弱具合を解消します。その際胸部ダクト形状を台形から長方形に修正。バックパックは一回り小さい感じがしたんで当初は大きい物を作り起すつもりでしたが長さで2o、中央部分で2o幅増しして見た感じで大型化しました。
○頭部:それにしてもこの構造は酷過ぎです。いくら可動の為とは言えモノアイの位置が内部の中央って・・・それにモノアイシ−ルド(透明パ−ツ)がぶ厚過ぎてレンズの様になっていて只でさえ大きいモノアイがさらに大きく見えてしまってダメです。なので上下左右の隙間の幅を狭くして目つきをきつくしてかっこ良く見える様に形状修正。。モノアイは毎度お馴染みの発光式にしています。
○腕部:大き過ぎる肩は左右&前後分割ライン、上下で切断し一回り程小さくしています。上腕は長さを落とし下腕は長くしています。最もダメな手首はBクラブ製のサザビ−用を使用しています。
○武装:いかに本編でサ−ベルしか装備していなかったとは言えこの時期のMSに火器が無いとは思えません。サ−ベルホルダ−もある事ですし何かライフルを持たせてみようと考えました。最初リック・ドムのビ−ムバズ−カをと思いましたがどうも似合わない感じだったんで何か現用兵器を参考に作ろうと考えていた矢先ガンダムAで連載しているジ・オリジンで黒い三連星のザクが良いエモノを持ってるじゃないですか!いかにもMSが持ってる様なごついデザインが気に入りました。只、参考にしようにもコマによって形状とか大きさとかが全然違うんであくまで参考に、と言う事でプラ板主体でスクラッチしました。ルウム戦役からは時間が経ってるのでセンサ−を強化したと言う事でスコ−プの形状を変えています。シ−ルドは厚みが有り過ぎる感じなんで2o程厚みを落としています。
○塗装レシピ
本体色薄/白70%+キャラクタ−ブル−10%+肌色10%+紫10%
本体色青/カヤラクタ−ブル−100%
関節色/ニュ−トラルグレ−80%+ブラウン10%+白10%

そんな訳で完成しました。いやあ、久々に苦労しました。仕上げにはジオノ風にデカ−ルを貼っていますが、「M01」にはちゃんと基ネタがあります。ゲルググ等でも参考にされていた大河原氏のマ−キングが施された当時の画稿にM01とあるんですねぇ。しかし本命のK型や高機動型は多分Bクラブのレジンキットになるんでしょうけど高いんでしょうなぁ
2006/7/17完成
スケ−ル:1/100
メ−カ−:バンダイ
サイズ:高さ17.5cm
HOMEへ