開催日:平成17年 6月10日
会議名:平成17年度第2回定例会(第5号 6月10日)

○11番(福代秀洋君) 登壇 11番、平成クラブの福代秀洋です。事前通告に従いまして3点お伺いします。基本的な質問や既に説明があっていることが含まれているかと思いますけれども、現出雲市になりまして最初の一般質問でございます。確認の意味も含め質問をさせていただきます。どうかご容赦をいただきますようよろしくお願いをいたします。
 まず初めに、環境政策についてであります。この重要性は今さら申しあげるまでもございません。世界規模で進みつつあると言われる温暖化など、地球環境の変化は、我々や子ども、孫、全人類の生活に影響を与え、ひいては生存を脅かすおそれさえあります。しかし、この対策についてはアメリカ合衆国の京都議定書離脱など、いまだ各国の足並みはそろっておらず、世界的な環境政策は自国の経済を守るための駆け引きの道具になってしまいつつあるようにさえ感じています。国家間ではこのような憂うべき状況もありますが、環境問題は全人類共通の課題であり、環境負荷の軽減は現在を生きる我々の責務であると私は考えています。市としてできる限り環境負荷の低減を図らなければなりません。
 西尾市長におかれましては、以前からこれに取り組んでこられ、今回の施政方針の中でも重点施策の1つに挙げておられます。この中で3Rの促進に強力に取り組んでいくとの決意を表明されました。3R、すなわちリデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)という言葉も少しずつ一般的になりつつあるように感じていますが、その内容について十分な理解、浸透はまだまだではないでしょうか。循環型社会形成推進基本法において、リサイクルに比べより環境負荷が少ないとして優先順位が上位に位置づけられているリデュース(発生抑制)、リユース(再使用)へ市としてどのように取り組まれるのか、具体的にお示しください。
 次に、リサイクルについてお伺いします。リサイクルと一言で言いましても、多種多様なリサイクルがあります。品目としてはペットボトルから自動車まで、また方法としては破砕、粉砕など物理的な方法や熱分解など、科学的な方法などがあります。そして、エネルギーセンターで行われているような廃熱を電気や熱エネルギーとして回収するサーマルリカバリー(熱回収)をリサイクルに含めることもあります。現在、出雲市のリサイクル率は約80%とのことです。大変すばらしい数字だと思いますが、先ほど申し上げましたように、多種多様のリサイクルがありますので、リサイクル率という値もその算出方法を示しておかなければ、正確な実情を伝えることができないと思います。80%の算出根拠をお示しください。
 質問の2番目、北山についてお伺いします。
 本市の北に位置する北山は、四季折々に美しい姿を見せてくれます。平野部から直接山が立ち上がる様は特徴的で、大変身近に感じられ、市民の皆さんに親しまれています。しかし、近年、林業の不振、松くい虫による松枯れ、シカによる被害などで山が荒れた状態になっています。景観面での影響と同時に、地元住民が心配しているのが災害の発生です。北山の山すそには多くの集落があり、斜面崩壊は直接住民の生命、財産を脅かします。また、保水力の低下は平野部の水害をもたらします。近年、降雨時の土砂流出量が増えた、水の出が早くなったという声を聞きます。現在までの取り組みを検証し、早急かつ総合的に今まで以上の、あるいは角度を変えた対策が必要であると考えます。以上の観点から質問をいたします。
 まず、ふるさとの森再生事業について、お伺いをいたします。
 平成13年(2001)旧出雲市におきまして、西尾市長の英断でふるさとの森再生事業がスタートしました。初年度は高浜地区の山林におきまして、宮脇先生のご指導のもと混植、混ぜて混ぜてというやつですね。混植、それから密植による植林が実施されました。この事業は直接的に森林再生を行うだけでなく、森林再生の必要性を意識喚起するためのモデルであり、再生手法を探るためのテストであったと理解しています。したがいまして、この事業を検証し、評価することが重要です。この観点からスタート後5年目を迎えたふるさとの森再生事業に関して、現在までの取り組みと現在の状況、成果をお伺いします。
 また、この事業を今後どのように森林再生につなげていかれるのか、お考えをお聞かせください。
 続いて、松くい虫対策についてお伺いします。
 松くい虫被害が発生したのが昭和40年代後半ですから、30年余りの長い時間がたっております。この間、多額の公費が投入され、関係各位の努力があったにもかかわらず、残念ながら解決には至っておりません。発生から現在までどのような取り組みが実施されてきたのか、お伺いします。
 また、現在の状況と取り組みの成果をお伺いします。
 そして、今後、中長期的にはどのような方針でこれに対処されるのか、お伺いいたします。
 次に、シカ被害について、お伺いします。
 島根県は、弥山山地に雄シカ捕獲禁止区域を設定し、シカの保護を行っています。このこと自体を否定するものではありませんが、シカの個体数の増加により、食害、角こすり等被害が発生するとともに、北山の生態系のバランスを崩す一因となっています。適正な管理ができているとは言いがたい状況です。シカによる被害の内容とこれまでの被害状況をお示しください。
 あわせて生息頭数の推移と適正数をお知らせください。
 また、県及び旧2市1町がどのような取り組みをしてきたのか、お知らせをください。
 そして、今年更新の年を迎える雄ジカ捕獲禁止区域の設定に対する市の考えをお聞かせください。
 次に、林道整備について、お伺いします。
 林道整備は、森林の管理、林業の振興にとりまして大変有効な手段です。しかしながら、地形が急しゅんな北山において林道建設は難しく整備が進んでいません。このような中、西林木町から鰐淵に至る林道西林木鰐淵線は、北山における貴重な林道になるはずでした。残念ながら建設半ばにして事業は休止を余儀なくされ、現在完了となっております。先般、この林道を上ってみましたが、せっかく整備された道路がほとんど使われておらず、もったいないと感じるとともに、防犯防災面においての問題も懸念されました。この林道を生かしていく方法はないのでしょうか。事業が再開されれば、それにこしたことはございませんが、不可能ということであれば、ルートを変えるとか、林道から作業道をつくるとか、そのほかにもいろいろアイデアはあると思います。これに関して西林木鰐淵線の現状と市としてこれを今後どのようにしていかれるお考えか、お教えください。
 次に、国土調査について、お伺いします。
 北山においても山林所有者の高齢化が進み、また山林への関心が薄れつつある中で、国土調査を早急に実施する必要があると考えます。北山の国土調査について今後の予定、実施のお考えについてお伺いをいたします。
 3つの目の質問は、新エネルギー推進事業についてであります。
 この事業は、まさに時代のトレンドに合致し、出雲市が世界の最先端都市となる可能性を秘めたものであると考えます。また、国、県の財政状況の悪化から、閉そく感が漂う中、夢と希望がある事業であると感じています。この事業が成功し、大きな成果をおさめ、さらに発展することを念願しております。私は基本的にこれを強力に推進していただきたいと考えておりますが、事業実施の上で不安に感じたことを質問いたします。
 まず、風力発電施設について伺います。
 十六島周辺の北山の尾根部に39基の風力発電施設が計画されているとのことです。国内でも最大規模の施設ということですが、景観に与える影響をどのように考えていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
 また、気象、生態系、住環境等環境面へ与える影響はどの程度なのか、お伺いをいたします。
 次に、水素社会プロジェクトについて、お伺いします。
 当然のことですが、水素は燃焼しても水ができるのみで、二酸化炭素も窒素酸化物も硫黄酸化物も発生しません。このため次世代を担うクリーンエネルギーと言われ、大変期待され、水素社会については全世界が注目し、この実現に向けてしのぎを削っています。しかし、技術的にはまだまだ実証段階で実用段階としては完成されていないものだと理解をしております。水素は爆発的な燃焼を行うことから危険なイメージがあります。製造、運搬、貯蔵など各場面において安全性は確保されているのか、お伺いをいたします。
 また、燃料電池車を導入されるとのことですが、どのように導入して、どのように活用されるのかをお伺いをいたします。
 以上で質問を終わります。答弁をよろしくお願いいたします。

○議 長(寺田昌弘君) 西尾市長。

○市 長(西尾理弘君) 登壇 ただいまの福代議員のご質問にお答えいたします。
 環境問題、3Rの重要性にかんがみまして、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)という切り口からまずご質問いただいたわけでございます。3Rは、もう既に大分定着してきておりますけど、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、さらに使う、最後に再生利用する、物をほかの物にかえて利用するリサイクル、この3つを称して3Rと言っておりますが、まずごみの発生抑制策といたしまして、ごみの種類ごとにごみ袋を指定し、完全有料化を実施するとともに、生ごみの排出を抑えるため、生ごみ処理機購入助成、出雲市は1セット3万円を限度に助成しておりますが、最大規模というか、ほかの市町に比べても多い助成額となっているものでございますが、この助成を行っているということでございます。事業系ごみの減量化対策としては、また本年4月1日より事業系直接搬入手数料を100キログラム当たり420円から1,050円に引き上げさせていただいたところでございます。
 さらに、再使用策、リユースといたしましては空き瓶のリユースとしてPTAや自治会などで取り組む何回も利用できる酒瓶やビール瓶などの回収に対しまして、団体回収助成制度を設けてご協力いただいているさなかでございます。また、空き店舗を活用した環境アンテナショップで家庭から持ち寄られた不用品を提供、再使用することにより、物を大切に使うことの啓発を行っております。このような努力のほかに、今後は試験的に湖陵地域で家庭から出される衣類ですね、衣類の分別収集を行い、古着としてのリユース等も実施する考えでございます。さらにまたごみの減量化を進めるには、市民の意識の高揚が重要であるという観点から引き続きごみ座談会の開催や、家庭版ISOの取り組みを強化していく考えでございます。
 いずれにいたしましても、このような努力、考え方をもっと効果を上げていかなければならないということがあります。そのための助成の強化が必要であれば、もっと強化していくということと、リデュース、発生抑制については、やはり市民の皆様方、それぞれの立場でのご協力、企業の皆様方のご協力、これが一番基本でございますが、市といたしましては、今後このような啓発努力をしながら、リユースの方にもう少し力を入れていったらどうかという考えを持っております。現在ペットボトルについては、リサイクルからリユースということで特別に集めていただきまして、それをリサイクルの方に回しておりますが、そのほか今申し上げましたような古着のリユース等をはじめいろんなアンテナショップだけではなくて、いろいろイベント等でのリユースとして活用できるものの販売等の努力もなさっていただいていますが、こういう活動については、さらに助成あるいは奨励を強化していくというような努力も必要ではなかろうかと思っているところでございます。
 もう1つは、リサイクルの方で努力しなきゃならないところがございまして、これはリサイクル率80%の根拠はいかにというところで、今から申し述べたいと思います。本市における平成16年度(2004)の一般廃棄物の総排出量は約5万8,000トンであったわけでございますが、このうち資源としてリサイクルされた量は約1万2,000トンで、その内訳は古紙、アルミやスチール、木くず、空き瓶、ペットボトルなどであります。これらの全体に占める割合は20%相当でございます。またエネルギーセンターでサーマルリサイクルとしていわゆる電気エネルギーにリサイクルされた、ごみが電気エネルギーに換えて利用された、この量が約3万5,000トンでございまして、これが全体に占める割合が60%であると。そして、これで1,900万キロワットの発電を行ったということでございます。
 以上、物としてリサイクルされ、あるいは電気としてリサイクルされたもの以外、残った20%、すなわち80%分はリサイクル利用され、残った20%、これはどういうことかといいますと、埋め立てごみとして収集されたもの、あるいは焼却後の残さなどがあるわけでございます。どうしても処理仕切れない陶器であるとか、要するに泥のようなごみがあるわけでございまして、どうしても20%が残っているということがございます。そこで、リサイクルを考えたときに、先般報道もされておりますけれど、私自身、先日、市長会議の合間を縫って環境省にも協議に出かけたところでございます。その結果、環境省当局の見解としては、出雲の電気にかえるリサイクルもリサイクルだということでございます。ただ、リサイクルを普通言うときには固形燃料、これは商品としてごみを固形燃料にかえたと、そういう意味で物にかえたということでリサイクルにカウントしていると。ごみを直接燃やして電気エネルギーに換えたものまで今までカウントしてなかったけれど、しかし、それもまたリサイクルだということで、出雲市のような方式はこれからそういうことを念頭に置いてリサイクル率に換算していただいて結構という見解でございます。でございますので、固形燃料で電気を出す、あるいはごみをそのまま電気に出す、両方ともリサイクルに入るという了解のもとに、今後ともアピールしていきたいと、こういう了解に達したところでございます。
 そういう意味ではございますが、なお物としてリサイクルする方が科学技術的にもべターであると。すなわち地球環境の保全、CO2発生量等から考えても他の物にかえてリサイクルする、マティリアルリサイクルと言いますけど、それが経済合理的、あるいは技術的にベターになってきた段階ではどんどんそういうものにリサイクルすることも可能だと思っております。例えばプラスチック類でございますけれど、これまではプラスチックは燃やせば助燃材として利用できる、そういう意味で神西清掃工場のときは使っていたわけでございます。利用しておったわけでございます。消化しておったわけですね。エネルギーセンターでは燃やすことによって電気にかえる、だからプラスチックも燃やしているということで、他方、これをマティリアルリサイクルとして会社に持って行ってほかの繊維製品等に転換するというときに、エネルギーを出す、CO2を発生するというようなことで、環境負荷ということを考えると、出雲のエネルギーセンターの方式でプラスチックを電気エネルギーにかえた方がベターであるという考え方というのは厚生省も認めておったわけでございますが、ただ、最近どんどんプラスチックの再生リサイクル技術も高度化されておりまして、どんどん製品化の道が開かれつつあるということでございますので、そうした技術革新の動向を見ながら、今後プラスチック類についてもリサイクル、物にリサイクルするという方向にかえていくということもこれからの課題ではなかろうかと思っているところでございます。この機会にそういった基本的な考え方があるということをご報告し、ご理解いただきたいと思っているところでございます。
 次に、森の再生事業、ふるさとの森事業でございます。これは私自身非常に重要なことと思って、平成13年(2001)の秋から議員ご指摘のとおり立ち上げさせていただいたところでございます。この森の持つ公共財としての役割、渇水対策、洪水の緩和、国土保全、地球温暖化抑制等、大変大きな公益的機能を有しているわけでございます。出雲市では平成13年度(2001)から横浜国立大学の名誉教授の宮脇 昭先生のご指導のもとで、毎年出雲ふるさとの森再生事業でシイとか、タブとか、カシなどの広葉樹林の創造ということで、それの植栽を地域の児童生徒の皆さん方、市民の皆様方、1,000名近い単位でボランティアとしてご協力いただいて、会を重ねること過去4カ年に及んでいるわけでございます。これによって延べ2ヘクタールにわたって樹林がよみがえったということでございます。第1回目に行った高浜地区では、樹高、木の高さが2メートル以上にもなりまして、他地区でも順調に生育している状況でございます。地元の皆様方の熱心な管理のおかげと、また植栽へのご協力のおかげとここに深く感謝し、敬意を表する次第でございます。今後ともこの森の持つ機能を回復させ保全していくためには、こういった地道な活動での積み上げによってふるさとの森を再生していくことが必要だと思っています。今年度は平田支所所管の山地におきまして、この森の再生事業を試みてみたいと計画しているところでございます。
 しかしながら、私が考えますに、北山全山あるいは南山を含めて木が荒廃したところを新しくこういう広葉樹林帯でよみがらせるという努力、事業は大変大きなものでございまして、ボランティアの皆さん方の植樹祭等で毎年積み上げてやっても100年はかかるというふうなことになります。でございますので、そろそろ県も財政難でまことに言い出しにくいところでございますが、やはりもう5年、6年の経過の中で遅くとも10年内には公共事業としてこれを大転換すると、一気にやるという、100億単位に限りやるというような勢いをもって造成しなきゃならないときも来るんじゃなかろうかと思っております。今はこういう形で実績を上げていく。実績が上がるところに必ず納税者の県民、市民の皆様のご賛同が得られると思っておりますので、まず手本を示していくという努力を積み上げていくことが重要という認識で今年度も取りかかっていきたいと、こういう構想でございます。
 松くい虫の問題、担当部長からまた答えさせますが、営々としてやってきたけどどうだという評価の問題がございますけど、これはっきりいいまして、予算を注ぎ込んできちっとやっているところはずっと残っているんです。ちょっと予算が厳しくなって、ちょっと今年休む、ちょっと手抜きをする、そこにがっと来るんですね。一たん黄ばんできますと、だあっと崩壊する、出雲市の北山、浜山見てごらんなさい、空中散布をきちっとやったとこはすばらしい緑が保全されております。でも、あそこでもちょっと手を抜いたところ、ちょっと散布面積を少なめたところは必ずやられてきておるというような、これは因果関係は明確でございます。でございますので、我々は手を抜くことなく、今までやったものはずっとやってくる。そうでなければ、今までの投資が無駄になるわけでございますので、これはやっていかなきゃならない。ただ、薬剤の開発、あるいは新しい環境に優しい緑の保全方法の開発については引き続き林野庁、基本的には文部科学省等の研究協力を仰ぐということで、頑張っていかなきゃならない課題だと思っているところでございます。
 シカの被害の問題も担当部長からまた答弁させますけれど、やはり私はもうそろそろ県も市も決断すべきときが来ておるんじゃなかろうかと。毎回言って行っておりますけれど、やはりこの北山山系の中でシカを生かす領域、人間が活動する領域、それぞれ棲み分けをしなきゃいけないと。今はどこでも混在だと言ってるから、ごたごたごたごたでいつもいわばお互いに攻めたり守ったり、大変でございます。シカもだんだん学習しておりますから、そう簡単には領域は侵されないというような状態でございますので、シカが安心して安住できる、食物のおいしく成り茂げるような森をつくってくると。そこの中にはお子さん方が入ってシカの見学もできると、奈良公園の山岳、いわばシカサファリーパークをつくっていくというところで私は解決の糸口を見つけなきゃならないと思います。これはもう多少の財源の決断をしてやろうと思ったらできるんですよ。相当の山の領域を県有地、市有地として指定して一気にいくんですよ。そういう決断と実行でございます。このことを強く訴えてあとは部長答弁でお願い申しあげたいと思うわけでございます。
 私は、次に、新エネルギーの推進事業について答弁させていただきたいと思います。
 北山での風力発電の問題でございます。ご承知のとおり北山地域は、風の状況もよく、かつ国立公園や自然公園に指定されていないことから、民間事業者が風力発電の開発を進めようとされているものでございます。民間会社といいましても、今回取りかかられる企業はユーラスエナジー及びきんでんという会社で関東地域を拠点とされております会社でございまして、東北地区、北海道地区を中心に今までやってこられましたけれど、ずっと日本海の方を季節風も強いということで調査されましたところ、国立公園等の条件下にない、そして風も相当量がコンスタントに定常値に確保できる等々から、ここに見定められまして、西日本で初めてこちらでやってみようという国内最大規模の風力発電の会社でございます。ご指摘いただいておりますように、39基、40基近くにのぼる大風車群、これが構想されておるところでございます。
 景観については全国最大規模の風力発電所が建設されることによって、ご心配の向きもあろうかと思いますが、この風力発電群と自然が調和するように、また自然の中にこれが同化するように雲の色、あるいは自然の色にマッチした形でこの発電機の色合いも考えるとか、電線はすべて地下に埋設するとか、周辺環境との違和感の低減を十分図っていくという構想でございます。また、風車が回るときの風切音、風を切る音ですね、これが騒音にならないように住居から300メートル以上離れて建設するという構想であるほか、電波障害等にも配慮をしているということでございます。風力発電による局地的な気候変動や振動は発生しません。また、野鳥などの動植物についても綿密なる現地調査を行いまして、環境影響の回避を最大限図って対応していくという構想でございます。風力発電工事完成後の作業用道路については、地元住民の要望もありまして、市では生活道や北山の管理道として活用していきたいと考えております。この道路の車両通行による環境への負荷については、影響が出るほどの通行量はないものと考えております。
 いずれにいたしましても、この風力発電、私も実際にはアメリカ合衆国、南カリフォルニア、パームスプリングというところに出かけました。これはサンタクララという姉妹友好都市から近いところでございますけれど、映画にございましたね、パームスプリングのバケーションですね、しかしリゾート地かと思ったら何とこれが風力発電のまちでございまして、今構想されているような規模の風力発電機が8,000基あるんです。2,000基ずつ4つの方向に設置していまして、東西南北どの方向から風が吹いても全部受けとめると、どちらが受けとめると、8,000基が一斉に稼働するんです。というようなことで、この出雲圏域の必要な電気は全部この風力発電で賄える、それ以上の発電量を誇っているというような大規模なものでございまして、その風力発電機は日本製品なんですね。日本のメーカーが納めたもの、それぐらいにアメリカではこれが1つの産業として成り立っているというような状態でございます。
 いずれにいたしましても、国土の狭い日本国、特にこの島根県地域における利用でございます。山間部における比較的目立たないところでうまくこれを導入していくということが新しい自然環境に優しいエネルギー社会の道が開ける根本ではなかろうかと思っているところでございます。
 次に、水素社会プロジェクトについてもちょっと答弁させていただきたいと思います。
 水素の活用については、ご存じのとおり燃えても水しかないという公害フリーの元素でございまして、二酸化炭素排出量の削減や石油などの化石燃料の使用を減らしながらエネルギー需要を満たす切り札であると言われております。国や産業界では水素利用の効率化や実用化に向けた取り組みが進められております。水素と大気中から取り入れた酸素を反応させて電気と熱を出す、いわゆる燃料電池は首相官邸にも導入されるなど安全性は十分検討されておりますが、また、小学生向けに水から水素を電気分解で取り出し、その水素を燃料に走らせるミニカーのおもちゃも発売されているような状況でございます。
 水素自動車、燃料電気車については、クリーンエネルギーの活用や水素利用の安全性などの啓発を目的に、公用車として1台導入する計画を我々持っておりますが、水素供給の方法や導入時期などについては検討を進めなきゃならないと思います。水素ガスは切れてもどこから買うんだといっても、この辺にそのステーションがなければどうにもなりません。どういう形でこれを補給していくかというようなことも見極めながら導入に向かって進まなきゃならないと思っているところでございます。
 いずれにいたしましても、水素社会の建設は21世紀科学技術文明の恩恵を受ける私は重要なブレイクスルー、あるいは転換点だと思っているところでございまして、国等の助成措置の導入やモデル地域指定に向けた取り組みを積極的に実施して、新エネルギー社会のリーダー都市としての発展を期してまいりたいと、こういうことでございます。
 以上、私の立場からの答弁とさせていただきたいと思います。

○議 長(寺田昌弘君) 中尾産業振興部長。

○産業振興部長(中尾一彦君) 登壇 福代議員からご質問いただきましたうち、松くい虫対策について、まずお答え申し上げます。先ほど市長が基本的な考え方を申し述べましたので、私の方からは具体について答弁をさせていただきます。
 北山地域の現状につきましては、民有林面積6,192ヘクタールのうち43%に当たります2,653ヘクタールが松林でありまして、山地災害防止や風致景観等の公益的機能を有しているところでございます。
 北山地域における松くい虫被害対策は、予防事業としての薬剤空中散布を昭和58年(1983)から旧出雲市で、昭和52年(1977)から旧大社町、昭和57年(1982)から旧平田市で行ってまいりました。また、近年は日御碕地区では薬剤樹幹注入を行っているところでございます。駆除事業では伐倒駆除や特別伐倒駆除などを継続的に実施してまいりました。
 北山地域の近年の松くい虫被害量は、平成12年度(2000)の高温小雨の気象条件等により大きく拡大しましたが、その後は各種の防除対策の効果により漸減傾向にございます。しかし、依然として空中散布区域外の地域におきましては被害が続いているという状況でございます。
 本年度、県が松くい虫被害対策について補助金を削減したことで、空中散布についても補助事業での散布面積を縮小される事態となりました。しかし、出雲市においては森林保全の観点から旧来の市町で行っておりました散布面積の維持を図るべく単費の投入を行った上で5月30日から6月2日までの4日間、新市発足後最初の薬剤空中散布を無事に終えたところでございます。
 実施に当たりましては、住民への影響を最小限とするため、全市的に散布日の調整を図り、また、使用薬剤についてはスミパインマイクロカプセル剤に統一することで、散布回数を従来の年2回から年1回といたしておるところでございます。今後も被害の発生状況を検証しつつ、松くい虫被害撲滅に向けて予防措置と駆除措置を行うとともに、出雲ふるさとの森再生事業などによる広葉樹への樹種転換など等の施策と組み合わせた総合的な森林保全対策を推進することといたしております。
 次に、シカ被害についてでございます。これにつきましても先ほど市長が基本的な考え方を申し述べました。私からはできるだけトーンが下がらないようにお答え申し上げたいと思いますが、シカの被害内容は作物別では、大部分がスギ、ヒノキへの角こすり被害であり、一度皮をはがされるとその木は木材としての価値がなくなってしまいます。その他野菜、タケノコなどの食害、シカとの交通事故、土砂崩落など地元の住民の皆様にとっては切実な問題であります。過去5年間での被害金額は造林木が約8,600万円、農作物が約2,100万円、全体では約1億700万円にものぼっています。
 生育頭数は平成13年(2001)の804頭をピークに14年(2002)503頭、15年(2003)571頭、そして平成16年(2004)の調査では479頭と推定されるまでに減少してきております。これは県の定める特定鳥獣保護管理計画の中で掲げられております180頭を目標に個体数調整捕獲を行った結果で、本年度は350頭の捕獲計画が予定をされております。
 市では県から委託を受けまして、捕獲、シカが住めるような環境づくりとしての間伐、また被害対策として金網等の防護柵の設置、造林木への角こすり防止のために、木の幹にポリプロピレンや枝を巻きつける対策、これらを行っております。また、生息地域が弥山山地にとどまらず、近年は湖北山地へも拡大する状況にあります。弥山山地については県によって雄ジカ捕獲禁止区域に設定されていることから、弥山山地のシカ対策は県が行っておりますが、湖北山地でのシカ捕獲については旧平田市が実施してきておりました。したがいまして、新市においてもこれは継続して実施することといたしております。
 さて、雄ジカ捕獲禁止区域設定期間が本年の10月までで一応終了することとなっております。11月1日以降の設定につきましては、県が行います住民説明や公聴会の後、県自然環境保全審議会の答申を受け、知事が決定することとなっております。市といたしましては、11月1日以降引き続き捕獲禁止区域を設定するかどうかについて、シカ保護の必要性を認識しつつも被害地の現状や県の対策などを十分見きわめた上で判断してまいりたいと考えております。
 続きまして、林道西林木鰐淵線のお尋ねについてお答え申し上げます。
 林道西林木鰐淵線は、ご指摘のとおり昭和62年(1987)に旧出雲市と旧平田市を結ぶ延長13.6キロメートル、幅員4メートルの県営林道として県が整備に着手いたしました。しかし、その後旧平田市の一部地権者の同意が得られなかったことから、平成6年度(1994)から平成14年度(2002)までの9年間、工事が休止されたところでございます。その間、県はもとより旧平田市、旧出雲市において事態の打開に鋭意努力を重ねてまいりましたが、どうしても同意が得られず、平成15年(2003)県において中止が決断されたところでございます。現在は、起点の西林木から3.345キロメートルを林道西林木線とし、終点として予定しておりました別所町から同じく整備完成しております3.588キロメートルについては林道鰐淵線として供用しているところでございます。この林道を連絡させるには、結果として至りませんでしたが、林道西林木線沿いにはマツ、スギ、ヒノキなどの造林地が多くあります。この林道から伸びる林道西林木支線についても森林の施業管理において大いに活用されているところであります。
 市としても林業の活性化、水源かん養などの森林が有する公益的機能の保全のため、今後もこの林道を有効に活用していく考えであります。また、今後さらなる林道、作業道の整備については、新たな植林地の開設、森林施業の状況等を総合的に検討し、判断したいと考えておるところでございます。
 さらに林道の維持管理についてでありますが、良好な管理に努めているところでありまして、通行車両の安全確保、不法投棄の防止等に今後一層努力をしてまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。

○議 長(寺田昌弘君) 吉井建設事業部長。

○建設事業部長(吉井貴史君) 登壇 北山の国土調査についてお答えをいたします。
 本市の地籍調査の現状は、調査対象面積約507平方キロメートルのうち約204平方キロメートルを終了しており、進捗率は約40%でございます。また、各地域の進捗率は多伎地域、湖陵地域が100%、大社地域が約62%、佐田地域が約37%、出雲地域が約34%、平田地域が約7%となっております。今年度からは地籍調査課を設置し、また、調査が完了していない地域につきましては、各支所に地籍調査係を配置し、積極的に調査を実施していく考えでございます。
 出雲地域においては、平坦部と山林部に区分し、平坦部約0.5平方キロメートル、山林部約2平方キロメートルを並行して調査を行っております。北山地区の国土調査につきましては、平成16年(2004)12月に地元高浜地区から実施の要望があったところでございます。実施時期につきましては、現在実施している上津地区、既に要望を受けております乙立地区に引き続きできるだけ早期に高浜地区の調査を実施したいと考えております。なお、北山につきましては、高浜地区だけでなく、鳶巣地区と一体で調査を実施することにより、その効果が一層高まると思われますので、鳶巣地区への呼びかけもお願いをしているところでございます。
 以上、答弁といたします。

○議 長(寺田昌弘君) 福代議員。

○11番(福代秀洋君) それぞれご答弁いただきましてありがとうございました。
 時間が少し残り少なくなってきたんですが、とりあえず2点だけ聞きたいと思うんですが、松くい虫については、今まで大体幾らぐらいお金を注ぎ込んできたのかということが、もしわかればお伺いをしたいと思います。
 それから、あと風力発電についてですが、新聞等によりますと、日本の野鳥の会島根県支部さんから要望が出ておるということですが、これに対して現状認識、あるいは今後への影響がもしわかれば、まだ検討中でわからないということであれば、それでもよろしいですが、わかる範囲内で教えていただければと思います。
 それから、もう1点、あと水素自動車について、もし大体の価格がわかれば教えていただけますでしょうか。以上、お願いします。

○議 長(寺田昌弘君) 中尾産業振興部長。

○産業振興部長(中尾一彦君) 松くい虫の関係の防除事業の経費については、まことに申しわけありませんが、今ちょっと手持ちの資料として持っておりません。後ほどまた提供させていただきたいと思います。
 それから、風力発電に関しての野鳥の会島根県支部からの申し出があったことについては、既にご案内のとおりでございます。現在、事業者においてこの野鳥をはじめとする自然環境の調査等が行われております。この調査結果に基づいて当然のことながら野鳥保護等の観点から、そうした影響への回避を図るべく対応されるというふうに伺っておるところでございます。
 それから、水素自動車でございますが、これはいろいろな車種というか、そういったものがあるということでございますが、私どもが1つ考えておりますのは、800万円程度のものではないかということで考えております。ただ、購入方法はいろいろな、例えばリースとかいろいろな方法がございますので、その辺も含めて考えたいと思っているところでございます。
 以上です。

○議 長(寺田昌弘君) 福代議員。

○11番(福代秀洋君) ご回答いただきましてありがとうございました。少し私の考えを申しあげまして、質問を終わりたいと思いますが、まず、環境政策についてですが、リデュース、リユースの方に力をいかれる、あるいはリユースの方に特に力を入れていきたいという話もあったわけでございますが、先ほど申し上げましたように循環型社会形成推進法によりまして、3Rの優先順位が明文化されておりまして、リデュースできないものをリユースし、リユースできないものをマティリアル、そしてそれができなければサーマルというふうな格好に明文化されております。こういったこともございます。非常にリデュース、リユースというようなことを行政としてやりにくい面もありますし、非常に地道な努力、あるいは浸透を図っていかなければいけないというようなこともございますが、今後これに強力に推進をしていただきたいというふうに思います。十分これは市長はご存じなことと思いますけれども、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 次に、リサイクル率について、環境省の方はこれでいいという話をされたということでございます。しかしながら、私、本当にいいなのかなというふうに正直言って思っておるところでございます。環境省が間違っているというと、また叱られるかもしれませんが、私の認識ではエネルギーセンターのような施設ですね、これは私、本当に必要なことで評価をしておるところですけれども、しかしながら、エネルギーセンターのようなごみ焼却をして発電をするというような施設ですね、これはリサイクル、いわゆる循環するものがないわけです。物として循環するものもないですし、エネルギーはでき上がったものも循環するというものではない、これは使ってしまうものという格好になってしまうわけでございまして、これはリサイクルとは言いがたいということでございます。世界的にはこれをサーマルリカバリー、熱回収というのが最近の風潮であるようでございます。いろいろな環境省の見解等もあってリサイクルに含めてもいいということでございますが、私はこれはリサイクルに含めるというのは非常に問題があらへんかなと思っていることでございます。
 あともう1点問題があるなと思うのは、ごみ焼却によるエネルギーを回収するわけでございますが、この回収率、熱効率、エネルギー効率というようなものを考えてみた場合に、多分エネルギーセンターの場合10%程度じゃないかなと思います。数値示してもらったわけじゃないですから、一般的な数値として大体こういった施設は10%程度じゃないかと言われておりますが、効率が悪いわけでございます。これをその焼却による減量分をすべてリサイクル分としてカウントするということ自体問題があらへんかなというふうに認識をしております。
 そして、このような状況を十分市民が理解していないままリサイクル率80%を強調し過ぎるということになりますと、市民に以前も申しあげたことあるんですが、誤ったメッセージを送ることになるんじゃないかというふうにも心配をいたしますし、あと対外的にも環境省がいいと言われれば、対外的にはいいのかもしれませんけども、私は誇大広告ととられかねないというふうに思っておるところでございます。
 平成15年(2003)の質問のときにもお願いをさせていただきましたが、こういった数値を示されるときには、サーマルの部分について、これはサーマルの部分で例えば6割なら6割みてますよということもあわせてお示しをいただいたらというふうに思っておりますので、この点よろしくお願いをいたします。
 それから、北山についてですが、ふるさとの森再生事業は本当にお世話になっておるところでございまして、私も先般登ってみましたが、先ほどお話ありましたように、私の背丈以上ぐらいの2メートル以上に育っておりました。本当にこれを全山こういった格好で立派な格好で直していったらというふうに思っておるところでございますが、検証といった面においてはもう少し頑張っていただきたいなというふうに思っております。例えば木を何本植えて、何本育った、どういったところのが育ったと、あるいはどういった種類のものが育った、どういったものが枯れたと、どういった手当てをしてきたというものをやはり残しておかなければ検証というような格好にはなかなかならないんじゃないかなと思います。こういったことを大学などとタイアップしてでもいいですので、今後検討していただきたいというふうに思います。
 それから、松くい虫対策については20年余りその対策が行われている格好になっているようでございます。金額の方は今すぐわからないということでございましたが、莫大な金額が投資されておるということは間違いないわけでございます。これは多分今後もずっと続けていかなければいけないことではないかというふうに思います。北山の場合は特に急にやめたら松が枯れる、松が枯れれば斜面が崩壊するという状況が起こります。しかしながら、これをいつまでも続けていくというのは、余りにも無作為ではないかというふうに私は思っております。例えばその対策費の一部を松が枯れる前に、今松を切って、それを搬出する、そういった所有者に対して補助金を出していく、補助をしていくといったようなことをしながら、そこにあとまた松以外のものを植えていくという格好で、少しずつでも転換を図っていくということでもやってみられたらどうかなというふうに思っております。そうしないと、本当にずっとこれから20年、30年、また続けていくのかというようなことになりますと、本当になくなればいいんですけれども、なくならなかった場合はそういう格好になりますんで、本当に暗くなるわけですし、ふもとに住む者としては、その対策をしていただくことは本当にありがたいことなんですが、毎年毎年その薬を上からまかれるということも本当に、いやうれしいな、気持ちいいなということではないことは間違いございませんので、その辺のところもやっぱり加味しながら、将来的に中長期的な展望を立てていったらというふうに思っておるところでございます。
 それから、林道についてはまた地元の議員として力不足を感じておるところでございますが、今後、活用策についてまた地元としても検討して、あるいは市の方にお願いをしていったらというふうに思っておりますので、またよろしくお願いをいたします。
 国土調査についても非常に大切なことですので、今後さらに力を入れてやっていただきたいと思います。
 それから、新エネルギーについては、先ほど今の野鳥の会さんの申し入れに関しては回避をするというふうな格好で配慮しながらやっていくというお話でございました。また、景観に関しましても、市長の方は色等を考えるという話でございました。いずれにいたしましても、大きな大きな施設が北山の一番目立つ尾根のところにずらっと並ぶということでございます。景観が変わる、風景が変わるということは間違いないわけでございますので、今後メリット、デメリットを明らかにしながら広く意見を求めていかれたらというふうに思っておるところでございますので、よろしくお願いをいたします。
 それから、水素社会プロジェクトについてでございますが、先ほど車に対してまず水素の供給方法についてはまだ未定であるというようなお話がございましたが、私はぜひせっかく思いつかれたんで、水素スタンドでもつくって、本当に一般の人でも、あるいは一般の企業でも水素自動車を所有できるような格好に、近い将来、この地域が先進的な取り組みとしてやっていくことが必要ではないかというふうに思っております。先ほどの話で800万円程度というお話でございました。多分これはガソリンと水素の、水素も内燃機関で燃やすというようなハイブリッドの車じゃないかと思うんですが、そういったものであれば、いざとなればガソリンも積めるという格好でございますので、そういった格好で早く一般の人にもそういった水素社会を体験してもらう、あるいはそういった関心がある人については、そういった投資もしていただき、一緒に参加していただくという環境づくりも必要じゃないかと思いますし、そしてこれが成功するためには何よりも国県の強力なバックアップが私は必要じゃないかというふうに思っておるところでございます。環境省それから経済産業省への強力な働きかけをもちろんしておられると思いますが、今後また一生懸命頑張っていただいて、これをぜひ成功させていただきますようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。